クロユリの育て方

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クロユリ(黒百合)

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科名ユリ科
属名バイモユリ属
学名Fritillaria camtschatcensis
別名黒百合
みずやり水を好む
場所外の日なた
難易度上級者向け
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花
植え
肥料
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栽培の特徴

北海道・カムチャッカなどに成育するものと、北海道~東北山岳部に生育するクロユリは見た目はほとんど同じですが、染色体が違い、若干性質が違う。どちらも高山・寒冷地を好みます。北海道では6月から7月に、本州では5月前後に開花します。これは染色体の違いではなく単に気候の違い。
一ヶ月風呂に入っていないくらいの臭い
悪臭でハエを呼びます。コレが強烈で、花言葉が「恋」というのはどういう具合なのかと思うほど。徐々に群生し、ニオイが強くなります。銀バエも寄ってくるのでよほど思い入れが無い限りは育てないが吉。
地上部がある時期が少ない
春に芽を出して、花が咲き、夏には地上部が枯れてしまいます。冬は球根が活動していますが、傍目には変化がありません。よって地上部があるのは三月から6月前後の限られた期間だけです。

水やりと肥料

水やりに注意
春以降地上部がある間は、土が乾いて居たら水をやるようにします。一般的な植物と同じです。
問題は地上部がなくなる夏以降です。夏は休眠状態で水をやりすぎると枯れてしまうのですが、かといって夏は乾燥しやすく、あまりに水を控えるとカラカラになって枯れてしまいます。夏はカラカラになる前に水をやる――という程度にします。秋以降10月あたりからまた、球根が動き始めます。といっても地上部には変化がありません。今度は土が乾いて居たら水をやるという程度に頻度をあげます。ここは難しいところです。かなりの経験者でも枯らしてしまいます。地植えにして「後は野となれ山となれ」と放置して、枯れたら諦めるくらいがいいです。
芽が出る3月から液肥を
芽が出たら液肥を一週間に一回程度あげ、花が咲いたら肥料は止めます。花がなくなり、地上部が亡くなるまで続けます。次は10月から11月に球根が活動し始める時期に同じく一週間に一回程度液肥をあげます。
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植え付け・植えかえ・種蒔き

鹿沼土の単用か鹿沼土8腐葉土2を混ぜたものを使います。水ハケがよいのが条件です。植え替え・植え付けは地上部がなくなる夏の間に行います。深さは2センチほど。何個かまとめて植えた方がキレイです。

クロユリは鱗茎で、放置しているとポロポロとはがれて増えていきます。群生させるとキレイなのでそのままでも構いません。

管理場所・日当たり

本来は寒冷地――北海道などの植物です。平地で育てる場合は夏の暑さで枯れてしまわないように、鉢植えにして夏に移動させるのが無難です。
春は日当たりで管理し、地上部の無い秋と冬はどこでも構いません。夏は風通しのよい日陰で管理します。

その他

種子は発芽しない
花の後に種子は出来るのですが、種子はほとんど発芽せず、増えるのは球根からの栄養繁殖です。増やすのであれば、夏に掘り起こして、へばりついている鱗茎をはがして別途植えます。増やすのは難しくありません。

特徴・由来・伝承

バイモユリの仲間。真っ黒で三センチほどの小さなユリの花を咲かせます。真っ黒というよりはチョコレート色。花言葉が「恋」と「呪い」。


クロユリは日本では北海道と石川県の白山から青森に掛けての山地に生息しています。北海道先住のアイヌにはクロユリを想い人の傍においていて、誰が置いたか知らずに手に取ると結ばれるという言い伝えがあります。

呪い
佐々成政は徳川家康に会うために道も無い真冬のアルプス越え――通称ザラザラ越えをしますが、途中で従者の竹沢熊四郎が越中に帰りました。佐々成政が家康に会った後に越中に帰るとある噂が立っていました。佐々成政の愛人、早百合と竹沢熊四郎が姦通しているというのです。これは早百合以外の愛人の嫉妬からの策略とされますが、結局早百合は佐々成政に殺されてしまいます。そのとき早百合は怒りから奥歯を噛み砕き、血を吐き、髪を振り乱して、のろいを掛けました。その後佐々家は滅亡しました。それからクロユリは呪いの花とも言われますが、この話は佐々家の後に越中を納めた前田家が国を治めやすくするための嘘と言われています。
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