虫が減る意外な方法

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虫が来なくなる意外な方法

誰でも虫は見たくない。
虫が怖いって人はいますし、だからガーデニングはしたくないって思う人は沢山います。では、ガーデニングをする人で「虫が好きだ」って人はいるでしょうか? そういう人はいても少数派でしょう。せいぜい怖くない、平気だ、程度のことです。虫は出来るだけ減らしたいってのが一般的な人情ってもの。
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あきらめるという必殺技

ここにアブラナ科の植物を植えます。アブラナ科の植物にはモンシロチョウなどの蝶々がやってきて卵を産みつけ、あっというまに穴だらけにしてしまいます。それを避けるために農薬を撒くなどするのですね。でもちょっと待ってください。それだと毎年農薬を撒かないといけなくなっちゃうんです。

自然の力とはバランスを取る力
芋虫が発生して、穴だらけになると悲しいですよね。農薬を撒けばその植物は助かります。でも、そのまま放置しているとどうなるでしょうか? 葉っぱは穴だらけになり、見るも無残なことになります。まぁ当然です。ところが、そこに同じ植物を毎年植えたり、その植物が宿根層で毎年、芽を出すならば、毎年蝶々が卵を産み付けにきて、毎年穴だらけになるか?? というと、そんなことは無いのです。
それはなぜか??

芋虫を当てにして天敵が集まる
芋虫を食べにカマキリやアリや、アシナガバチがやってきますし、小鳥もやってくるようになります。アシナガバチやスズメバチが来るのは困りますが、小鳥が来ると助かります。シジュウカラは一年間に一羽で10万匹以上の虫を食べてくれますから、庭に巣箱を設置して気長に待てば、農薬どころか手間のかからない庭が出来ます。

徐々に害虫は減っていく

芋虫を食べる天敵が集まってくると、穴だらけににはなりにくくなります。つまり、毎年同じ植物を植える――もしくは毎年芽を出す植物を植える――ことで自然のシステムがバランスを取ってくれるわけです。

農薬をまくと、害虫も駆除できますが、天敵や益虫まで死んでしまうことが多いです。するとバランスが取れない。すると勢いのある害虫だけが爆増して、その駆除にまた農薬をまくことになり、悪循環に陥ります。

とはいっても、チャドクガは安全性から予防した方がいいですし、柑橘系の葉っぱを食べるアゲハチョウの類はそのままにしていると丸裸になるので、捕殺します。

それに、近所に庭や畑があるなら、農薬を適度に利用した方がいいです。というのも害虫だけが「問題」ではなく、アブラムシハダニコナジラミスリップスなどが、ウィルス病を感染させたり、その他の病気・害虫被害を広めることがあるからです。近所トラブルになりますよ。
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