スプレーマムの育て方

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スプレーマム(スプレー菊)

スプレーマム
科名キク科
学名Chrysanthemum
別名スプレー菊
みずやり水を好む
場所季節による
難易度上級者向け
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開花
植え
肥料
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栽培の特徴


分枝しやすいキクのこと
キクというと大きなキクを思い浮かべますが、よくスーパーで束になって売られているこの「スプレーギク(=スプレーマム)」はスプレー状――枝咲きになっています。これはそもそも分枝しやすい性質もありますし、最初のツボミ・成長点を切る事で分枝させている(摘芯のこと)のもあります。
参考:小菊とスプレー菊の違い

一般的な開花は10月以降
キク科で開花するには日照時間が短くならないといけません(短日植物)。年中、お店にスプレーマムが出回っているのは、日照時間を調節して咲かせているからです。ですが春咲き・夏咲きのスプレーマムというのもあります。詳細は各スプレーマムのラベルなどを参考にしてください。
生育サイクル
開花している秋に購入。花が枯れて戸外で越冬。春に新芽が出てきて肥料をやりながら育てる。五月あたりに切り戻しをして分枝を促す。夏は水切れしないようにし、半日陰で育てる。秋に開花という流れ。六月に株分けをする人もいますが、面倒なので普通はしない。
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水やりと肥料

一般的な水やりをします。土が乾いたら水をやります。冬でも夏でも水をやるときは鉢底から染み出すくらいにしっかりとやってください。土が濡れているうちは水をやりません。頻繁に水をやって、長期間土が濡れていると腐って枯れてしまいます。庭植えならば日照りが無ければ水やりは不要です。
夏の乾燥に注意!
夏は気温があがり蒸発が激しく、水が切れやすくなります。夏は朝と夕方の二回しっかりと水をやってください。真昼は水が沸騰するので避けます。
肥料食い
菊はバラとならんで肥料食いと言われます。本格的にキクにハマっている人は肥料の配分にこだわりますが、市販の緩効性肥料を生育期間にやる程度で十分です。
油かすに注意
キクというと油かすをあげることが多いのですが、油粕には窒素分しか含まれておらず、窒素分は葉っぱを育てるのに必要な成分で、花が咲かない時期はこれで茂らせるのですが、花が咲くにはリンが必要で、油粕をやっていると花が咲きません。よく分からない場合は、「液肥」か緩効性固形肥料をやります。成分表にリンが入っているのを確かめて下さい。
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植え付け・植えかえ・種蒔き

水ハケの良い肥沃な土を好む
水ハケの良い土を好みます。鉢植えならば市販している培養土でかまいません。最近ではキク専用土がありますので、これを利用すると良いです。
庭に植える場合は土に堆肥を混ぜます。
挿し木について
増やすのは挿し木が適しています。春に冬を越した株を葉っぱ二枚づつになるように切って、土に挿していると芽が出ます。土は赤玉土単用が適していますが、普通の培養土でも確率は下がりますが発根します。発根剤をつけると尚うまくいきます。
切花のスプレーマムから挿し木は……
なぜか分かりませんが切花のスプレーマムを挿し木にしても、成功率が低いです。スーパーなどに流通しているスプレーマムのほとんどが外国産で、持ちをよくするために相当、薬を使っているはずなので、それが原因じゃないかと思います。
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管理場所・日当たり


日光を好みますので、真夏以外は日当たりで管理します。寒さに強いので戸外での冬越し可能です。逆に真夏の暑さに弱いので、真夏は半日陰で管理します。
切り戻しを
四月・五月・六月と三分の一ほどきり戻しをすると、草丈を抑えて、脇芽が増えて花が増えます。草丈が高くなると支柱をしないと折れてしまいますので、切り戻しをしたほうが良いです。クッションマムなど、もともと草丈が低いものはしません。

その他

アブラムシ・ヨトウムシ・ウドンコ病・ハダニ・黒斑病・灰色カビ病とあらかたの病気に掛かります。大抵は風通しをよくしつつ、極端な乾燥を避けることで防げますが、それでも完全に避けることは出来ません。発生したらすぐに薬剤で駆除・病気部分を切除します。
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特徴・由来・伝承

スプレーマムは育てやすいか?
育てるのは簡単ですが、キレイに育つかどうかはちょっと微妙――難しい部類に入ります。菊は意外と虫に食われますし、肥料も食います。また草丈が高くなる(1m以上)ので支柱を添えないと倒れます。草丈を低くする矮化剤(ワイカザイ)をやれば小さくなりますが一般的ではありません。夏から秋に掛けて店頭に出ますが、その年限りと割り切った方がイイです。クッションマムという草丈が低くなる品種がありますので、こちらがオススメです。
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