生ゴミを堆肥・肥料に出来るか?

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生ゴミを堆肥・肥料に出来るか?

環境にもやさしいし、家計にもやさしい
意外と金が掛かる「肥料」という問題を、家庭から出る生ゴミでまかなうので家計にやさしくて、しかも環境にもいい。そんな感じで、生ゴミを堆肥肥料化しようと考えたこと、ありませんか?

ネットで調べれば方法は幾らでも
ネットで調べると、その細かな方法が詳細に語られています。生ゴミと袋と分解する微生物(がついた落ち葉)という完全自前パターンと、ほとんどを機械にやらせるパターン。しかしちょっと待て。問題は地球にやさしいか否かではありません。出来るかどうか? です。
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目的とか

生ゴミを完全に分解する
生ゴミを肥料にする、というのは、簡単に言うと、微生物に分解させて植物が吸収しやすい形にするという作業のことです。実は生ゴミって、そのままじゃ肥料にならないんです。

生ゴミの肥料化というのは生ゴミを「完全に腐らせる」ことが、目的です。よく「堆肥は完熟のものを」とか「腐葉土は完熟」のものを、とあるのは「完全に腐っていないと、むしろ植物には悪影響しかない」からです。

糞尿もそのままでは毒
これは「糞」でも同じで、肥溜めに溜めているのは、何も貯蔵しているのではなくて、「完全に腐らせている」わけです。ウンコをそのまま撒いても肥料にはならないどころか、枯れてしまいます。

臭いと虫と

うまいこと微生物に分解してもらうのが筋ですが、これがそう上手くいかない。まず微生物が分解する過程でニオイがします。台所で生ゴミが腐っているときのような「オエ!」というものではないですが、無臭とは程遠い。人によっては「嫌じゃない」と言う人もいますが、それはやせ我慢です。目的のために少々のことは目を瞑るだけで、肥料なんてどうでもいい同居人はただ臭いだけ。苦情が出るのは当然です。

虫も
それに虫が寄ってくる。ただ生ゴミを落ち葉などと一緒に詰めているだけなら、確実にそうなります。発酵・乾燥が速ければ、発酵の熱で虫は死んでしまいますが、一般家庭でヤル量では、まずそんなことは無いです。また乾燥が追いつかないために、臭い水が染み出してこれまた不快。

これらの問題を解決するのは機械
生ゴミを堆肥にする機械があります。わたしも購入して利用したことがあります。生ゴミを入れて、微生物の元を入れていると、しばらくすると土のようになったものが得られます。
仕組みとしては、絶えずかき回し、熱で乾燥させていました。だから虫や臭い水が出る心配はありませんでしたが、やはりニオイが。室内に設置した我が家の浅はかさなのでしょうが、説明書きには「ほとんど臭わない」みたいなことが書いてあったんですよね。あう!

といっても、肥料を作る器械はかなり便利だなぁ、というのが正直な感想です。ベランダなどに設置すれば問題は無いですからね。ちゃんとした機械のデメリットは「価格」くらいのものでしょう。

ですが上記にあげた問題とは別の問題も感じました。

労力の割に得るものが少ない

生ゴミを堆肥にする方法は、プランターで土と一緒にしておいて、勝手に分解されるのを待つといった、時間はかかっても確実なものもありますし、機械でかき混ぜながら乾燥させるものもあります。しかしどれも、「生ゴミの量に追いつかない」です。家族4人いると相当量の生ゴミが出ます。これを処分するだけの処理機(簡易的なものを含めて)となるとベランダで気楽になんてことは無理。それは生ゴミの全てを処理するのではなくて、捨てるものと処理するものを調節すれば済むことですが、そうはいっても、全部しないと「地球にやさしい」という目的が果たせないような。

スゴイ量が出来る
本気で処理すると、かなりの量の堆肥が出来ます。毎日台所で出ている生ゴミはパっと見は少量でも毎日となると結構な量。処理の過程で体積は減るのですが、それでも年間で店頭で購入する商品としての肥料の量を想像すれば、生ゴミ処理が――もしくは処理機が――あなたの家庭に必要かどうかはハッキリします。大抵の人には不要な作業ではないでしょうか。
境界線
問題はその堆肥を消費できるか?です。消費できないとなると、捨てることになります。それじゃ本末転倒です。ですが、広い庭があり、そこに使用する堆肥の金額が家計を圧迫するのであれば、一計の価値はありありです。その金額は年間で一万円くらいではないかと思います。2万円を越えるのであれば、手をつけるべき作業でしょうね。
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