レイズドベッド

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レイズドベッドとは?

レイズドベッド:レイズドベッドとは?
日当たりが悪い、庭土の水はけが悪い、作業で腰を傷めるなどなど――特に庭土の問題でかなり有効な解決策として注目されるのが、こちらのレイズドベッド。日本語に訳するならば「盛り上げ床」か「上げ花壇」でしょうか。変です。もっとイイ日本語訳が無いでしょうか。

それはともかく――

ようはイラストのように、花壇の中にレンガなどで囲んだ「盛り土」を作ることです。盛り土というと、野菜栽培でのテクニックにありますが、あれをレンガで固定したものですね。地面下に水はけの悪い土があった場合、すぐに根腐れしてしまいますが、レイズドベッドならばその心配はありません。
レイズドベッド:補足情報
レンガじゃなくても、画像のように木で組んでもいいです。これだとレンガのようにガッチリとやって水が出にくいということもないし、レンガよりは撤去が簡単です。

ネットショップにはできあいのレイズドベッドもあるのでこれでもいいです。
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さて、レイズドベッドには庭のデザインも良いですし、いろいろとメリットがあります。メリットとデメリットを見てみましょう。
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レイズドベッドのメリット

水はけ・土壌改善

土の水はけが悪く、何を植えても根腐れしてしまうなら、レイズドベッドを作って、適した土を入れることで、水はけがよくなって植物が育てやすくなります。

日当たり改善

数十センチほどですが、位置が高くなるので、その分だけ日当たりがよくなります。有難いことです。

デザイン性向上!

庭にちょっとしたワンポイントを作ることが出来ます。大抵はレンガで造ることになります。このレンガが庭全体を「単なる生え放題の庭」から「デザインした庭」へとレベルアップしてくれます。

作業しやすい

地植えの場合だと、腰をかがめないといけませんが、レイズドベッドならば、椅子に座って作業ということも可能です。人によっては、これが一番のメリットかもしれません。

デメリットも

お金が掛かる

レンガを組むだけなので、それほど難しいわけではないです。高さを抑えれば、単にレンガを重ねるだけでもOK。高くする場合は、単に積んだだけだと崩れてしまうので、ネットショップで市販されている、「出来上がったレイズドベッド」を利用すると良いです。大体1万円以上ですが、後のことを考えると自作より簡単だし、結果的に安上がりです。

簡単に撤去できない

一度設置すると簡単には撤去できませんから、設置するときは、場所の寸法をしっかりとチェックしてください。

レイズドベッドの作り方

レンガを買うか、出来上がったレイズドベッドを購入します。レンガで組む場合は、水が出てこれないくらいにしっかりとセメント付けしないでください。
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組み上げてから、まず底に「軽石」を入れます。赤玉土ではダメです。赤玉土はいずれ劣化して泥になり、水はけを悪くします。劣化しにくい軽石がいいです。庭土の水はけが悪い場合は、5センチから10センチ入れます。

土は植えるものによりますが、普通は培養土になると思われます。

苗を入れて、土を足し、最後に水をたっぷりやります。水が流れてきたら成功です。
●水はけ向上のために設置する場合、高さは植物によって違います。根が浅いのであれば、低くても効果があります。
●一般的な植物を植える場合は30センチあれば十分。
●庭木のうち、根の浅いものであれば利用可能です。
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