ヒイラギナンテンの育て方

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ヒイラギナンテン(柊南天・トウナンテン・マホニア)

ヒイラギナンテン
科名メギ科
属名ヒイラギナンテン属
学名Mahonia japonica
別名柊南天・トウナンテン・マホニア
みずやり水控え目
場所外の半日蔭
難易度中級者向け
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開花
植え
肥料
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栽培の特徴

成長が遅く、大きくなりにくいです。また葉っぱにトゲがあることから、公園や庭で「人が入って欲しくないところ」に植えて「立ち入り禁止」にするなど、よく利用されます。
春に花が咲いて秋には実がなりますが、葉っぱがメインの植物です。
基本的に頑健。乾燥に少し弱いので、極端に水ハケがよかったり、日当たりがよすぎるなどして枯れることもありますが、そこをクリアすれば放置OKです。

●常緑です。秋に寒さに当たって紅葉しますが、落葉はしません。
●青というか黒というか、ブルーベリーのような色合いの実をつけます。ナンテンと名付き、同じ科ですが、赤い実は成りません。
挿し木でもこぼれダネからも増える。
●ホソバヒイラギナンテンは秋(9月10月)に花が咲きます。
●北海道東北では冬に枯れる。関東なら問題なし。

水やりと肥料

庭植えすると、真夏の日照りでもない限りは水やりは不要で、自然雨だけで十分です。

鉢植えにした場合は、土が乾いて居たら水をやるようにします。特に春から夏に掛けて生育する時期は蒸発とあいまって乾燥しやすいです、水が切れないようにしてください。
反対に水をやりすぎても根腐れしてしまいます。水やりは年間を通して土が乾いて居たら水をやる程度にしてください。水をやるときは鉢底から水が染み出すくらいにしっかりとやります。冬には水を控えますが、控えるのは頻度で「量」ではありません。
肥料
油粕と骨粉を混ぜたものを春(三月・四月)と、冬(12月)頃にやります。肥料が無くても枯れることはありませんが、花芽の形成には肥料が必要です。花はメインの植物ではありませんので、「生育が悪い」と思ったら肥料をやるくらいでも十分です。
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植え付け・植えかえ・種蒔き

植え付けは春か秋。ヒイラギナンテンは寒さに若干弱く、北海道東北では冬を越せません。その他の地域でも、秋に植えつけるときは、寒さが来る前に植え付けをしないと、根が広がる前に寒波が来ると枯れてしまうことがあります。
土はよほど乾燥じゃない限りはOK
用土腐葉土を含んだ、やや粘度のある、それでいて水ハケのよい……と書くとややこしいですが、市販の培養土ならOK。よほど合わない限りは生育します。若干乾燥に弱いので、庭に植えるときにあまりに「水ハケがよい」ならば、植えるのは向いていません。
●移植は難しい。鉢植えの場合は一回り大きな鉢を用意して、土を崩さずに植え替えをします。
●植えるときは浅めに。
●鉢植えでも問題なし。土は市販の培養土で。

管理場所・日当たり

日陰でもOK
比較的日陰にも強く、少々日当たりが悪くても、葉っぱの艶や成長には変化がありません。ただし、日当たりがあまりに悪いと――まったく日が当たらないとか、木漏れ日すら挿さない――と徒長しやすくなり、葉っぱの色も悪くなります。
夏の直射にはちょっと弱い
日当たりでも適しているのですが、強い日に当たると葉っぱの色が抜抜けて、黄色になってしまいます。それで即枯れるわけではないですが、鑑賞価値がありませんし、成長が遅い種類なので、場合によっては枯れます。
紅葉には半日陰くらいが必要
ヒイラギナンテンは寒さに当たると紅葉しますが、紅葉するにはそれなりに日光が当たってないと成りませんから、やっぱり半日陰くらいが良いです。
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その他

剪定は春
花芽の形成が8月です。8月以降開花時期の間に剪定すると花が咲かなくなります。しかし、花はヒイラギナンテンの場合はメインではないので、それほど気にしないでも構いません。
剪定は最初に必要
ヒイラギナンテンは枝分かれがしにくい性質があり、一度も剪定をしていないと、一本の棒がヒョロっと立つだけの状態になります。そこで、この先を切って脇芽を出させてやることで、コンモリとして樹形になります。摘芯ですね。店で売っているヒイラギナンテンはすでに摘芯していますが、あまりにコンモリとならないならば、先を切って脇芽を出させるようにします。
もう脇芽が出てるならば、後は簡単
剪定は春にします。成長が遅くて、剪定と言っても、「邪魔な枝を切る」「風通しよくする」程度で、それも毎年ではありません。何もしなくてもコンモリと育ち、よほど狭い場所に植えない限りは邪魔になるほど育つことはありません。
●別種:ナリヒラヒイラギナンテン(冬咲き細葉)・ホソバヒイラギナンテン(冬咲き細葉)
●品種:チャリティー(冬咲きで花に鑑賞価値がある)

特徴・由来・伝承


東アジア・東南アジアから北米、中米とかなり広い範囲に生息するメギ科の植物。ナンテンの仲間です。ナンテンは赤い実がなりますが、ヒイラギナンテンは青い実がなります。トゲトゲのある葉っぱが特徴で、これが「ヒイラギ」に似ていることから「ヒイラギナンテン」と呼ばれます。あくまでナンテンの仲間です(ただし属は違う)。
●学名にjaponicaとあります。これは「日本の」という意味ですが、日本出身ではありません。
●葉っぱのトゲはヒイラギ同様に「鬼避け」「魔除け」とされ、鬼門(北東)に植えて「鬼門避け」にする人もいます。
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