カエデとモミジは違うモノ??

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概要

まとめ
●カエデとモミジは同じものを指している。
●モミジは紅葉した植物を全体をさしていることもある。
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モミジは紅葉するもの全般を指していた

本来、「紅葉(モミジともコウヨウとも)」という言葉は秋になると葉っぱが色ずくものを指していて、落葉樹全般が多少なりとも「モミジ」ということになります。黄色くなりますが、イチョウだって「モミジ」です。
カエデ≒モミジ
その中でもカエデ科の植物の紅葉はひときわ美しいもので、カエデのことを特別にモミジと呼ぶことが多くなり、ほとんどイコールで結ばれるようになりました。
●日本語ではここいら辺が曖昧になっています。モミジを特定の植物を表している場合と、紅葉している植物全体を表している場合とあります。
●「紅葉狩り」と言った場合、普通は紅葉した植物全体を観賞する意味になります。「もみじまんじゅう」と言ったときは明らかにカエデ科の植物のことを指します。「もみじおろし」の場合は……どっちでしょうか??

カエデとモミジ
カエデ科の植物名を見ると、コハウチワカエデイロハモミジヤマモミジといったように「カエデ」という名前と「モミジ」という名前が混在になっています。それだけ「カエデ=モミジ」という図式が強烈なんでしょう。
●園芸上(盆栽とか)、葉が五つ以上に切れ込んでいるものをモミジ。それ以外の切れ込みが三つなど少ないものをカエデと呼んでいます。ただこれらの分類は後付けと思われます。

雑記

●カエデは「蛙の手」が転訛したもの、という説が有力。
●奈良時代には紅葉することを「もみつ(動詞)」と書いている。この名詞の「もみち」から平安時代に「もみぢ」となり、現在の「モミジ」となった。
●経緯から考えると、秋に紅葉した葉っぱで、川の水が色ずくから「も」「みず」が転訛したという説は弱い、気がする。
●「もみつ」がどういった言葉から生まれたのかは不明。奈良時代には紅葉を愛でることが一般的だっただろうと思われる。
●カエデ科の植物は世界中にあるが、日本ほどに多種ではない。日本の紅葉は日本独自とはいかないまでも、特殊。
●夜の冷え込みで葉っぱが、枝との管を切ってしまうことで、昼間に光合成して作った糖分が行き場を失い、葉っぱの中で変質したものが赤い色素アントシアニンになる。よって昼間にしっかりと光合成して急激に夜冷え込むと赤くなりやすい。
●葉っぱは元々緑色をしているが、これが赤くなるのは別の目的がある。葉緑素が徐々に死滅するとき、青い色を吸収して活性酸素を生む。これは植物にとっては困る。そこでアントシアニン(赤)を作るって葉緑素が活性酸素を作るのを防ぐために青色の光が入ってこないようにしている、とも。
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