インカルビレアの育て方

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インカルビレアの基礎データ
インカルビレア
科名ノウゼンカズラ科
属名インカルビレア属
学名Incarvillea delavayi
別名インカビレア、インカービレア
水やり水控え目
場所外の半日蔭
難易度中級者向け
画像投稿
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開花
植え
肥料
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インカルビレアの特徴は?

インカルビレアは中央アジア・中国雲南省に自生するノウゼンカズラ科インカルビレア属の春植え球根植物。あまり知られていない植物です。春から初夏にかけて開花します。冬には地上部が枯れて越冬して、春に芽吹いてまた開花します。

夏の暑さには強いですが、多湿には弱く、夏に多湿で枯れてしまうことが多いです。夏に涼しい場所に移動させるため、一般的には庭植えを避け、鉢植えで栽培します。また、寒さには強いですが、土が凍結すると枯れるので、その点に注意しましょう。

少し茎が弱いので、横風で倒れることもあります。その場合は支柱を立ててください。
草丈30cm〜40cm
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水やり

多少の乾燥に耐え、ジメジメした状態が長く続くと球根が腐ってしまいます。鉢植えの場合は、土が乾いてから水をやるようにし、土が濡れているようなら水はやらないようにします。水をやるときは鉢底から水が染み出すくらいにしっかりとやってください。受け皿に水がたまっている場合は、捨ててください。

枯れた葉っぱに水が掛かるとカビが発生しますので、枯れた葉っぱは早めに取ってしまいます。もしくは水をやるときに、掛からないように気をつけます。

夏の水やり

夏は多湿で枯れ込みやすいので、水やりは控えます。葉っぱに水をかけないようにし、枯れた枝葉は取り除き、風通しをよくしておきます。株が弱っているので肥料おストップしてください。

冬の水やり

インカルビレアは冬は活動をしていないので、水を吸い上げる力が落ちています。水やりは土が乾いてから数日経ってからやる程度にしてください。-

肥料

開花時期が非常に長いために、肥料をたくさん必要とします。真夏は暑さで株が弱りますので、肥料は控えますが、春から秋の間は液肥を一週間に一回程度やるようにします。肥料が切れると花が減ります。
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植え付け・植えかえ

根がニンジンのように太くなり、球根となります。これを3月に植え付けします。

鉢底から根が出ていたら植え替えをします。三、四年に一回は必ず植え替えをします。

用土

用土は一般的な培養土か、この培養土に1割ほどパーライトを入れて水捌けをよくすると夏越ししやすくなります。自作する場合は赤玉土7腐葉土3を混ぜたものを使います。

鉢植え

球根は深植えせず、球根の芽が出る先端部分が土から少し出ているようにします。もしくは若干隠れる程度。

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に鉢底から水が出るまで水をやってください。

植え替える場合は、土を少し落として同じ鉢か、一回り大きな鉢に植え替えます。植え替えの際に小株ができていたら、取り外して株分も可能です。

支柱を

茎が少し柔らかいので、風や雨で折れることがあります。そこで、支柱を立てて、紐で結んで対策をしておくと便利です。

管理場所・日当たり

春と秋は日差しの当たるところがよいです。日光がしっかりと当たる場所で管理します。

夏越し

インカビレアが枯れるのは夏です。夏の多湿に弱く、ここで腐って枯れてしまいます。夏に風通しのよい涼しい明るい日陰の場所で管理するのが毎年楽しむコツです。暖地では夏越しはかなり厳しいですが、中間地であれば風通しの良い明るい日陰の場所に移動させれば、夏越しは可能です。

越冬

冬は地上部がなくなって休眠し、球根だけで過ごします。寒さには強いとされますが、土が凍結する場合は室内に取り込みます。霜が降りる地域は腐葉土をかぶせて凍結防止をしておきます。もしくは霜が当たらないような軒下で管理します。

関東でも霜と凍結の対策をすれば越冬は可能です。

病気・害虫

病気害虫はあまり見られない。それより夏の多湿が苦手で、多湿にすると腐って枯れてしまいます。
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