ユーフォルビア・スザンナエの育て方

TOP > トウダイグサ科 > ユーフォルビア…最終更新2022-06-27画像投稿

ユーフォルビア・スザンナエの基礎データ

科名: トウダイグサ科
属名: ユーフォルビア属
学名: Euphorbia susannae
別名: 瑠璃晃、ドラゴンボール
水やり: 水控え目
場所: 冬は室内　夏は外
難易度: 初心者向け

ユーフォルビア・スザンナエの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

ユーフォルビア・スザンナエ（瑠璃晃、ドラゴンボール）とは？

ユーフォルビア・スザンナエ（瑠璃晃、ドラゴンボール）はトウダグサ科ユーフォルビア属の多肉植物。雌雄異株で実がつくのは雌株だけです。夏が成長期、冬が休眠期になります。円形～円柱形の株が特徴でイガイガの剛毛を生やしますがとげにさわっても痛くありません。流通の際はドラゴンボールという名前のこともあります。

乾燥に強く、高温多湿に弱いです。特に夏は鉢の中が蒸れやすので注意です。水やりの回数も少なく管理が簡単です。強い日ざしや乾燥には強く、明るい半日陰でも育ちます。

日光があたらないとひょろひょろになったり花がつきにくくなりますので必ず通年日光に当てましょう。休眠期の冬に株を傷めると花が咲かなくなりますので、冬は霜をさけ屋内で育てましょう。

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水やり

ユーフォルビア・スザンナエ（瑠璃晃、ドラゴンボール）は湿度が高い状態が続くとよくないので、通年、土は乾燥気味がよいでしょう。

成長期の春から秋にかけては土が乾いて2日か3日経ってから、鉢底から水が出るくらいに、たっぷり水をあげましょう。1週間に1回が目安です。月に１～３回を目安に水をあげてください。受け皿に溜まった水を放置すると根が腐ってきます。

冬の水やり

冬は寒さで活動がほとんどなくなってしまうので、水やりはさらに控えてください。カラカラに乾くまで待って月に１回を目安にさらっと表面が濡れるぐらいの水をあげてください。空気が乾燥して、葉っぱにシワが寄るようなら、霧吹きで水をかけて、葉の表面の乾燥を防いでください。

肥料

10月ごろと3月から5月に固形肥料を少量施します。液体肥料なら同じ時期に一週間に一回やってください。肥料が多いと徒長して、形が崩れるので肥料は薄くしたものにするか、少量にし、様子を見てやってください。

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植えかえ、挿し木

時期

植木鉢がいっぱいになってきたら、春…最低気温が10度以上になってから4月〜6月に、一回り大きな植木鉢に植え替えましょう。

用土

土は市販のサボテン、多肉植物用の土か、鹿沼土+ ゼオライト+くん炭＝ 5 : 4: 1のような水はけのよい土を作ってください。

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植え替え

植え替えの10日前から、断水して土を乾かしておきます。
古い鉢から株を取り出し、古い土を3分の1ほど落とし、傷んで変色した根を切ります。子株が出てきて「球形」に見えなくなるので、これらを取り除いて、別鉢に植え付けましょう。

新しい鉢は1号だけ大きな鉢か、同じ大きさの鉢にします。

鉢底の水が抜ける穴を鉢底ネット（鉢底網）で塞ぎ、その上に鉢底石を3ｃｍ入れ、その上に用土を入れ、株を入れて、隙間に用土を入れて完成です。植え替えのときに水やりはせず、そのまま半日陰か日陰で2週間〜3週間管理して養生してから、水やりを再開し、日当たりに移動させ、通常の管理にします。

挿木

頂芽を利用する場合は清潔なカッターで切り取ってください。子株を切るときは傷めないように慎重に行います。やさしくクルクル回すように力を入れながらちぎってください。白い液体がでますが、有毒ですので素手で触るとかぶれます。ゴム手袋をして作業しましょう。

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切り口部分が乾燥すると根がはえにくくなります。水で洗ったり、つけたりした後、乾燥する前にすぐに鉢に植えます。挿し木の場合は成長すると株が細長くなりがちであり、種からそだてると丸い形になります。

管理場所

日光を好む性質で、春と秋は戸外の日当たりか室内の日当たりで管理します。日光が不足すると、徒長して、形が崩れてしまいますし、花も咲かなくなるので、日光にはできるだけ当てます。ただし、真夏の直射日光は日焼けの原因になりますので、カーテンや寒冷紗で30％ほど遮光するのが安全です。

屋内で育てる場合、冷暖房の風は大変乾燥していますので直に風にあてないようにしましょう。