ドウダンツツジの剪定(剪定時期と手順のまとめ)

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剪定の方法、形など

ドウダンツツジの剪定(剪定時期と手順のまとめ):剪定の方法、形など
ドウダンツツジは自然樹形を生かしてシンボルツリーにすることが多いですが、刈り込みにも強く、生垣の用途に玉仕立て、角仕立て、玉散らしなど好きな形に剪定されています。

このページではドウダンツツジの剪定についてまとめています。栽培の手順については
を参考にしてください。
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自然樹形の剪定

ドウダンツツジは自然樹形が綺麗なので、一般的には刈り込まずに自然樹形を生かした剪定をします。自然樹形ならば、春の新芽、花、夏は木陰を作り、秋は紅葉、冬は落葉と季節を感じられます。

剪定時期

ドウダンツツジの剪定(剪定時期と手順のまとめ):剪定時期
剪定適期は、5~6月の花が咲き終わった後です。ドウダンツツジは夏(8月)に翌年の花芽をつけるので、そのまえに剪定すると翌年も花を咲かせてくれます。花芽は新しく伸びた枝先につきますので、 夏以降に刈り込むと、花芽を切ってしまい、来年花が咲かなくなるので注意してください。

5月〜6月の剪定の手順

あまり恣意的に刈り込んでも自然な樹形が魅力のドウダンツツジには勿体ないです。大きくなりすぎないように抑えることと、枝が飛び出ないように抑えるくらいを心がけます。

まず、枯れ枝を落とし、変な方向に伸びた枝を落とします。その上で、密生した枝…重なった枝を間引いて、風が内部に通るくらいに剪定します。病気、過湿を予防したり、花を増やしたりなど全体的な成長を促すことができます。

落とす枝の種類については
を参考にしてください。
ドウダンツツジの剪定(剪定時期と手順のまとめ):補足情報
剪定するときは、枝分かれしたところの付け根で、切ってください。ドウダンツツジは自然な樹形が綺麗なので、適当にまとめるようにします。ノコギリじゃないと切れないような太い枝を切った場合は、念のために癒合剤を塗っておきましょう。
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10月の剪定について

夏以降に飛び出てきた不要な枝があれば、10月頃に剪定します。

12月の剪定について

落葉している12月は樹形が分かりやすいので、12月にも剪定をする場合があります。10月にできず、夏以降に伸びて樹形を見出した場合だけ剪定するようにします。12月は剪定がしやすいですが、この時期に刈り込むと花芽も落とすことになります。気をつけてください。

生垣・刈り込み剪定

剪定時期

生垣など開花を目的としない場合は、剪定時期はいつでもいいですし、こまめに切り戻して脇芽を出させた方が、葉が密にななります。ただ、紅葉を期待するなら、6月以降は剪定しない方がいいです。
花芽ができた夏(8月)以降に刈り込みを行うと、翌年花が咲かなくなり(または数少なくなり)ますが、刈り込みをする場合は気にしないで、花より形を優先します。

剪定手順

ドウダンツツジ系は生育が早いので、刈り込んで生垣にできます。生垣にする場合、丸く刈りこんだり、四角く刈りこんだりして樹形を整えます。花芽を気にしないので、いつ剪定してもいいです。あとは好きな形に剪定バサミで剪定します。刈り込む場合は枝を「枝分かれ」で切るのではなくて、枝の途中で刈り込みます。

いきなり樹高を低く・小さくするとダメージがあるので、毎年、徐々に小さくしていきます。小さくしたいのであれば、去年切ったところより、少し小さい高さになるように剪定して、徐々に低くします。
サラサドウダン系は生育が遅く、生垣には向いていないです。

挿し木の仕方

ドウダンツツジの剪定(剪定時期と手順のまとめ):挿し木の仕方
剪定で切った枝で挿木して株を増やすこともできます。6月頃の剪定で、今年伸びた2、3節分のさし穂(春に伸びた新しい枝を付け根から切り取ります。)一番下の葉を取り除いて、鹿沼土が入った平鉢に挿し、乾燥しないように水をやり、風通しの良い明るい日陰の場所で管理します。来年の植え付けの時期までそのまま育て、庭植えや鉢植えにしていきます。
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