オリーブの植え替えのコツ

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オリーブの植え替えのコツ

オリーブの鉢は2年に一回程度植え替えをします。多少根をいじっても枯れることはないので、同じ大きさの鉢に植え替えることも可能です。
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植え替えのタイミング

植え替えのサイン
オリーブは根が詰まってくると、下葉から黄色くなってポロポロ落ちてきます。また、根詰まりすると、土の表面に根が浮かんできます。土を見たときに根が目視できたら植え替えのサインです。大体2年に一回くらいを目安に植え替えをします。

植え替えの時期
真夏と真冬以外なら基本的にオーケー。根詰まりして葉っぱが落ちているなら、緊急事態なので、多少の高温低温は気にしないで植え替えましょう。できれば、根詰まりする前に植え替えをしましょう。

準備…用意するもの

用土

オリーブ専用の培養土が販売されているので、それを利用するか、一般的な花と野菜の培養土を利用するか、自作する場合は、赤玉土腐葉土4を混ぜたものに緩効性肥料を適量足したものを使います。大事なのは水はけが良いことと、酸性の土ではないこと。培養土は最初から中性に調整されているので気にせず使えます。また専用の土や、花と野菜の培養土には最初から肥料が入っているので、肥料を追加する必要はありません。
●花と野菜の培養土や、自作した場合、くん炭を追加すると良いです。くん炭は酸性になるのを防ぎ、土壌改良の効果があります。
●オリーブ専用土がとにかく便利で、結局安い。
●必ず新しい土を用意してください。

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オリーブを大きくするのならば、前より一回りか二回り、大きな鉢を用意します。大きくした方が収穫の可能性がありますが、十分な収穫をしたいなら基本的には庭植え。大きくしないのならば、鉢をそのまま流用します。

同じ大きさの鉢にするのならば、植え替えをする意味がないなぁと思うかもしれませんが、土を新しくして根を伸ばすスペースを確保し、古い根を処理するだけでも、必要な作業です。鉢は軽いものが便利です。陶器や焼き物ではなくて、プラスチックや樹脂がいいです。
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鉢底ネット

鉢の底の穴から土が出ないようにするための網を用意します。網はホームセンターなどで販売しています。

土をほぐすもの

使わないフォークや割り箸などを用意します。根を突いて土を落とします。
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支柱と紐

太い支柱を用意します。支柱がないと倒れます。オリーブは幹が小さくて倒れやすいです。支柱は必須です。支柱は大きく育っていくにつれ、太く長いものに替えていきます。支柱にくくりつける紐は針金でもいいですが、針金は横風で擦れて幹が傷んだり、しばると幹が細くなることもありますので、麻縄で軽く結ぶようにします。
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植え替えの手順

鉢から抜いて土をほぐす

オリーブの植え替えのコツ:鉢から抜いて土をほぐす
鉢から抜きます。鉢を叩いて振動を与えて、抜きます。どう叩いても抜けない場合はトンカチで叩き割ってでも抜きます。まぁ、オリーブでそこまで根詰まりすることは無いと思いますが。

古い土を落とし、根をほぐします。割り箸やフォークで根と土をつついてほぐします。ほぐさないと新しい土に馴染みにくい。大体3分の1ほどの土を落とし、根の先がバラバラになるまでほぐします。土はもっと落としてもそれで枯れることはないです。
赤玉土は2年か3年で潰れて粘土になり、水はけが悪くなる。粘土になっているなら水洗いして土を落として、新しい土で植える。そこまでしてもオリーブは大丈夫です。

新しい鉢に植え、支柱を立てる

鉢底に軽石を2センチか3センチほど入れて、その上に用土を追加して、苗を置き、空いた場所に土を詰めていきます。大体、隙間が埋まったら、鉢をトントン叩いてください。すると隙間ができます。そこにまた用土を詰めていきます。隙間ができなくなるまで続けてください。
支柱も立ててください。

支柱とオリーブを紐で結びます。紐は軽く2箇所で結んでください。1箇所では不足です。きつく結ばないで、軽くくくりつけるようにします。

針金や紐で樹形を整えることも

針金で固定したり、紐で引っ張って樹形を変えることも可能です。

最後に水を

最後に水をやって、鉢底から水が出るのを確認してください。以上で完成です。

その他の栽培のコツについては
を参考にしてください。
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