スーパーアリッサム・フロスティーナイトの育て方

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スーパーアリッサム・フロスティーナイトの基礎データ

スーパーアリッサム・フロスティーナイト
科名
アブラナ科
属名
ミヤマナズナ属
学名
Lobularia hybrid
別名
斑入りスイートアリッサム
耐寒
マイナス5度
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
中級者向け
スーパーアリッサム・フロスティーナイトの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

スーパーアリッサム・フロスティーナイトとは?

スーパーアリッサム・フロスティーナイトはアブラナ科ロブラリア属のスーパーアリッサムの白花の斑入り葉品種。多年草宿根草)で、夏越し・越冬して大きく育ちます。斑入りが特徴で、斑入りの部分には葉緑素がなく、その分だけ通常のスーパーアリッサムよりも、繁茂の速度が抑えられていて、扱いやすい品種です。花もかわいらしくていいですが葉っぱだけでも鑑賞価値がありますね。
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水やり

鉢植えの場合は、土が乾いたら水をやります。濡れているうちに水をやらないでください。乾燥気味に管理するのがコツですが、生育時期・開花時期は水切れしないように気をつけてください。過湿にすると葉っぱが腐って枯れ込んできます。受け皿の水は捨てるようにしてください。

庭植えの場合は、自然に降る雨だけでほぼ大丈夫です。あまりに日照りが続く時期は様子を見て水やりをしてください。

肥料

開花している時期は一週間に一回液体肥料をやるようにします。もしくは1ヶ月に一回緩効性固形肥料(化成肥料)をやってください。肥料が切れると開花が鈍くなるので、必ず追肥してください。肥料があまりに切れると葉っぱが黄色くなってきます。
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植え付け・植えかえ

時期

春か秋に苗が流通するのでこれを植え付けます。夏越し・越冬したあとも同時期に植え替えをします。

庭植えでも鉢植えでも問題ありません。スーパーアリッサム・フロスティーナイトの場合は繁茂が抑えられているのですが、それでも寄せ植えにすると他の植物を駆逐する勢いがあるので、単独で植えるのがおすすめ。

用土

酸性の土を嫌うので、用土は中性に調整している一般的な「花と野菜の培養土」を利用します。もしくはこの培養土に1割ほどパーライトを混ぜて水はけをよくするといいです。自作するのであれば、赤玉土腐葉土3を混ぜたものに化成肥料を規定量入れて、利用します。

鉢植え

鉢は最初は6号〜8号に1苗を植えます。8号に1苗でコンモリと仕上がります。

用意した鉢の底の水が抜ける穴を鉢底ネットで塞いで、その植えに鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その植えに用土と株を入れて植え付けて、最後にしっかりと水をやります。これで完成です。

直根性で植え付け・植え替えの際に根についた土は崩さないようにしてください。根が傷つくと枯れてしまいます。越冬・夏越しして根詰まりするならひとまわり大きな鉢に植え替えます。その際は、葉・茎を株全体の半分ほど刈り込んで根の負担を減らし、鉢から取り出して古い土を落とさず、ひとまわり大きな鉢に植え替えます。

庭植え

酸性の土が苦手です。庭植えする場合は、二週間ほど前に庭の土を深さ20cm〜30cmほど掘り返して、苦土石灰を混ぜて中和させて起きます。

一週間経って中和反応がほとんど終わったら、庭土に腐葉土か堆肥を2割ほど追加し、水はけが悪いなら川砂かパーライトを追加して水はけをよくしてから、できれば一週間寝かせて土を馴染ませてから苗を植え付けます。株間は25cmほど空けて植えてください。

管理場所・日当たり

日当たりの良い場所で管理します。日光が不足すると開花が鈍くなるので、できるだけ日に当てます。

フロスティーナイトは夏の多湿がちょっと苦手なので、真夏は風通しの良い半日陰(木漏れ日)で管理してください。また、梅雨前・夏前に株全体を半分ほど刈り込んで、風通しをよくします。

耐寒温度はマイナス5度とかなり寒さには強いのですが、霜に当たると葉っぱが傷んでしまうので、冬は霜が当たらない場所…軒下などで管理してください。

病気・害虫

アブラムシやその他の虫が発生しやすいです。アブラナ科は美味しいのか虫が出ます。見つけ次第、薬剤を散布して対処します。早めに対応しないと葉っぱが無くなります。前もってオルトランを散布しておくと良いです。

病気も発生しますが、水捌けの良い土にし、水やりを乾燥気味にすることでかなり予防できます。

特徴・由来・伝承

栄養系アリッサムの斑入り品種。葉っぱだけでも結構綺麗です。白い花が開花し、繁茂が抑えられていて扱いやすく、アリッサムよりも耐暑性があり、複数年育てることも可能。
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