カトレアの病害虫の一覧まとめ

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カトレアの病害虫の一覧まとめ


ここではカトレアの病害虫をまとめています。
まとめ
●ウィルス病に感染すると治らない。発症したら廃棄。
●ハサミ・ナイフ・カッター・ピンセットなどは使用前にかならず消毒する。
●炭そ病・灰色かび病・疫病・腐敗病・軟腐病などが発生する。
●発症したら病変部分を切り取って、薬剤を散布する。
カイガラムシアブラムシナメクジなどが発生する。
●放置していると別の病気が発生するかもしれないので早めに対処する。

ウィルス病

ウィルス病(バイラス病)
ウィルスが原因の病気。感染すると確実に発症してしまいます。ウィルスの種類によって症状が違いますが、葉っぱには不規則な斑点が出たり、筋が出たりして、徐々に株が弱り、最後には枯死します。花には斑点が出ます。花の終わり頃になるとペタル(花弁)やセパル(萼片)の脈に沿って茶色の斑点が並びます。
感染すると治療法はありません。薬剤も対処法もありませんので、症状が確認でき次第「破棄」します。簡単に他の健康な株に感染するので破棄しないとどんどん広がります。

シンビジューム・モザイク・ウイルスは壊疽病とも呼ばれるウィルス病です。葉っぱに線状の模様(条班)が出たり、輪っか状の模様(輪紋)が出て、株が弱ります。
オドントグロッサム・リングスポット・ウイルスは花が痛むことが特徴的なウィルス病。葉っぱに線状の模様(条班)が出たり、輪っか状の模様(輪紋)が出て、株が弱ります。
●予防するしかない。
●予防は作業するときの「ハサミ」や「カッター」を使用前にしっかりと消毒すること。
●カッター・ハサミ・ピンセットなどの消毒は、ガスで炙る方法か、リン酸三ナトリウム飽和水溶液(3%溶液)につける。
●ガスで炙るとハサミは刃を傷めるが、手軽。ガスバーナーはホームセンターなどで売っている。
●リン酸三ナトリウム飽和水溶液は数分以上浸す必要がある。リン酸三ナトリウム飽和水溶液は作業が多い人向け。一般家庭ではガスバーナーでいい。
●ウィルスは別の植物が持っていて、それをアブラムシなどの虫が運んで感染するというケースもあるので、どれだけ予防しても感染するときは感染する。
●害虫が発生するとウィルス病にも感染しやすいので、害虫を見つけ次第、捕殺薬殺をすることで予防ができる。
●根からも感染する。同じバケツの同じ水で腰水をするなどすると、株が感染する。
水やりをして、鉢の底から流れ出た水が、根に当たっただけでも感染する。
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カビの病気

炭そ病
コレトトリカムというカビが原因。最初は褐色の斑点が出て、それが黒いポツポツに大きくなって黒く変色して枯れ込んできます。早めに病気の部分を消毒したナイフなどで切除し、ベンレート水和剤 2000 倍液を10日おきに2回散布します。
灰色かび病
花に斑点が出来、病状が進むと灰色のカビが見られます。原因はボトリチスというカビ。20度前後で湿度が90%以上の状態で風通しが悪いと発生する。除湿機で湿度を下げれば予防できます。症状部分は切除。ベンレート水和剤2000 倍液などを散布します。
疫病
フィトフトラというカビが原因。長雨にさらされることで発症する。室内で管理している限りはならない。雨に当てないことで予防できます。消毒したナイフなどで病気部分を切除します。バルブの根元まで病気になっていたらもう廃棄するしかありません。
腐敗病(萎ちょう病)
フザリウムというカビが原因。根から侵入し、しなびます。水苔に菌が住んでいるので、水苔を別の株に利用しないようにしてください。ベンレート水和剤1000倍液に10 分間ほど浸して、清潔な新しい鉢と清潔な新しい水苔で植え替えます。
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細菌の病気

軟腐病
細菌が入り込み、腐ります。黒く変色して枯れます。臭い匂いがすることと、病気の進行が非常に早いのが特徴。放置していると病気がバルブや根まで進行して枯れます。病気部分はヌルヌルしてきます。新芽が黒く変色します。病気が発生したら、消毒したナイフなどで病気部分を切除してください。
予防法としては定期的に植え替えをして清潔な植え込み材(水苔など)にすること、Zボルドーなどの銅水和剤もしくはキノンドー水和剤の 500 倍液を月に2回ほど散布します。
●蕾の一つが発症したら、早めに病気部分を切除。早くしないと広がります。

害虫

カイガラムシ
株の根元などや葉っぱの裏に白い小さな虫が見られたらカイガラムシです。カイガラムシは動きません。バルブの薄皮の内側に隠れていることもありますので、よく観察してください。カイガラムシはカトレアの汁を吸って株を弱らせます。見つけたら布でこすって落とし、薬剤を散布します。カイガラムシの成虫は薬剤が効きませんが、幼虫には効きますので、何度も散布してください。
ジメトエート、スミチオン乳剤か水和剤、スプラサイド乳剤、カルホス乳剤などの 1000 倍液を1週間おきに2、3回散布します。
●風通しを良くして、霧吹きで水をやることである程度予防できます。
●糞がすす病を起こす。

アブラムシ
アブラムシはメス一匹で子供が産めるので、一気に数が増えます。見つけ次第、スミチオン乳剤などの殺虫剤を散布します。広めに撒布してください。アブラムシはウィルス病を媒介したり、糞がすす病を起こします。とにかく悪いやつなのですぐに駆除しましょう。
ナメクジ
葉っぱを食べます。移動後にヌラヌラとした後を残すので、犯人がすぐわかります。湿度が高いと寄って来やすいので、風通しを良くすることで予防ができます。見つけ次第捕殺しますが、活動は「夜」なので、なかなか出会えません。そこでビールトラップや誘引剤で殺します。
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