クレロデンドルムブンゲイの育て方

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クレロデンドルムブンゲイの基礎データ

クレロデンドルムブンゲイ
科名
クマツヅラ科
属名
クサギ属
学名
Clerodendrum bungei
別名
牡丹臭木・ヒマラヤ臭木・ベニバナクサギ
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
初心者向け
クレロデンドルムブンゲイの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

クレロデンドルム・ブンゲイとは?

クレロデンドルムブンゲイ:クレロデンドルム・ブンゲイとは?
クレロデンドルム・ブンゲイは中国南部〜インド北部に自生するクマツヅラ科クサギ属の耐寒性落葉低木。別名が牡丹臭木。葉っぱや茎が切れたり折れたり揉んだりすると匂いがして、臭い。なので流通するときは牡丹臭木ではなくクレロデンドルム・ブンゲイという「学名」で流通しています。

花は目を引くほどに大きい。庭が広いと重宝する。花には良い香りがあるが、強くなく、葉や茎の臭いに負ける。葉っぱや茎に傷が付いていないならば臭いは問題にならない。庭に植えても「ずーっと」気になるほどではない。でも剪定などすれば臭いので注意。
斑入り品種は綺麗です。

繁殖力が強い
根から地下茎を伸ばして、繁殖の範囲を広げるため、一度植えると広がる。日本で野生化しているくらい。庭に植える前にまず「植えてもいいか」「植えた後に管理できるか」考えるべき植物。臭いよりコッチが問題。
樹高1m〜2m
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水やり

庭植えの水やり

植えつけた直後の二週間ほどは水が切れないようにしますが、その後、根付いたら自然に降る雨だけで十分です。ただし日照りが続く乾燥する時期は水をやってください。

鉢植えの水やり

土が乾いていたら水をしっかりとやります。夏は1日二回朝と夕方に水をやります。クレロデンドルム・ブンゲイは根が高温になると傷みますので、夏は無理に日当たりのいいところに置かずに日陰に移動させるか、二重鉢にします。

冬は水やりを控えてください。土が乾いてから数日経って水をやるようにします。

肥料

庭植えした場合は、追加の肥料は不要。

鉢植えの場合は春から夏に1ヶ月に一回、緩効性肥料(化成肥料)をやります。クレロデンドルム・ブンゲイはさほど肥料を必要としません。様子を見て調節してください。冬は生育していないので、肥料をやらないでください。

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植え付け・植えかえ

時期・頻度

植え替え・植えつけの時期は3月のクレロデンドルム・ブンゲイが芽吹く前。芽吹いてから植えると調子を崩すことがあります。鉢植えは1年に一回は植え替えをする。

用土

用土は一般的な花と野菜の培養土で。庭に植える場合は堆肥腐葉土を前もって混ぜておいて植えてください。

鉢植え

8号〜10号の鉢を用意し、鉢底の穴を鉢底ネットで塞ぎ、その上に鉢底石(軽石)を2cm入れます。その上に用土を入れ、苗を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をやって完成です。

植え替えの場合は、古い土を三分の一ほど落として植え替えをします。新しい土を足して、植え替えます。一回り大きな鉢でもいいですし、同じ大きさの鉢でもいいです。

庭植え

庭木に適しているが、地下茎で伸びて繁殖範囲を広げるので、植える前に「いつか引っこ抜く」覚悟をするべき。

庭土を40cm〜50cm掘り返し、掘り出した土に対して2割か3割の腐葉土か堆肥を混ぜて、用土とします。用土を穴に半分戻して、苗を配置し、土を入れていきます。最後に水をしっかりとやって完成です。

植え付けして2週間は根が広がっていないので、庭植えでも水やりをしてください。

管理場所・日当たり

日当たりを好むが、半日陰でも十分育ち、十分開花する。株元に日光があたり、土の温度が上がるのが苦手なので、半日陰(午前中だけ日が当たるような場所)に植えると良い。

アジサイが育つ場所と適した環境が似ている。アジサイが育つ場所に植えると良い。

夏越し

夏の直射日光で多少の葉焼けして、汚くなりますが、それが原因で枯れ込んだり株が弱ったりはしない。ちなみに斑入り部分はもっと葉焼けしやすいですので、それが嫌なら半日陰で管理しましょう。もしくは寒冷紗・ヨシズなどで遮光します。
夏は日当たりだと、乾燥で弱ります。株元に腐葉土かワラをかければ、乾燥が予防ができる。

越冬

耐寒温度はマイナス5度。寒さに当たれば落葉します。根が凍結すると枯れますので、関東以西では戸外で越冬可能ですが、寒冷地では冬は室内に取り込みます。庭植えにした場合は、株元に腐葉土を敷いて土が凍らないようにします。

耐寒性があり、関東以西では戸外で十分越冬する。

剪定

3月のまだ芽吹く前に、剪定をします。古い枝を株元から切り落とします。また、混み合っている枝を切り落とすようにします。

病気・害虫

芋虫に葉を食べられます。発見次第、取り除くか、薬剤を散布して駆除します。

特徴・由来・伝承

原産地は中国南部からインド北部。樹高は2mに。庭木に適しているので、庭木としてよく植えられている。中国名は「臭牡丹」。
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