ブラックベリーの育て方

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ブラックベリー(キイチゴ)

ブラックベリー
科名バラ科
属名キイチゴ属
別名キイチゴ
みずやり水控え目
場所外の日なた
難易度中級者向け
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花
植え
肥料
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栽培の特徴

収穫について
鳥が食べに来る。鳥がブラックベリーの実をつついて落として、食い散らかす。それが非常に腹が立つ。
繁殖力が強い
強い繁殖力で、長い枝を伸ばし、枝先が地面につくとそこで発根して株が増えるという悪質ぶり。しかもトゲがあり、危ない。管理できないなら植えるべきではないです。非常に甘い実ができるので「虫」が集まり、「鳥」が集まり、庭がジャングルに変貌する可能性があります。「植えてはいけない植物」でよくあげられます。
まとめ
⚫︎トゲがあり、繁殖力旺盛で「植えてはいけない植物」に度々あげられる(ただしトゲのない品種もたくさんある)。
⚫︎一株で収穫はたっぷり出来る(自家受粉するので一株でも収穫出来る)。
⚫︎結実後の夏の水切れに注意する。
⚫︎肥料は開花後(6月)と結実後(9月)に。
⚫︎虫と鳥が寄ってくる。これを防護するにはネットを掛けるが、非常に面倒なので、普通はやらない。代わりに虫は手で取る。これも面倒だけど。
⚫︎支柱は必須。
⚫︎「果実」としては育てるのは楽な方だが、植物としてはなかなか面倒な種類。

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水やりと肥料

鉢植えの場合は土が乾いて居たら水をやります。庭植えにした場合は、植えつけた直後にしっかりと水やりをした後は、真夏以外は自然の雨だけで十分です。ただし、実が付いて以降に水切れが起きると実が大きくならないので、様子を見て水をやってください。

また株が大きくなると水切れしやすくなります。水切れが起きないように管理してください。株が大きくなると庭植えでも夏は水切れが起きます。
●水切れが起きたあとに、水をやっても、葉っぱが戻りません。

肥料
肥料は開花前にやらないようにします。開花前に肥料をやると、葉っぱが茂るばかりで花が少なくなり、結果収穫が減ります。肥料は開花してからにします。
肥料は油粕か即効性化成肥料を6月と9月にやってください。寒肥として2月に同様の肥料をやることもありますが、たくさんやると葉っぱばかりが茂って花付きが悪くなるので少なめにしましょう。
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植え付け・植えかえ・種蒔き

水はけのよい土が好ましいです。赤玉土腐葉土3を混ぜたものか、市販の培養土か、ベリー用の培養土で植え付けをします。鉢植えの場合は深くて大きな鉢に植えてください。また尺鉢(直径30センチ)、最低でも直径20センチの鉢に植えてください。
鉢植えの場合は2年に一回は植え替えをします。
庭植えの場合
庭植えにする場合、ブラックベリーは1年後には非常に大きくなります。株の周囲を1.5mは開けるようにします。
ちなみに地植えにすると一株で4キロとか5キロ収穫できます。4人家族でも消費しきれない量です。植える前にそんなに消費するか考えましょう。
10号鉢の鉢植えで育てた場合でも1キロか2キロ収穫できます。
支柱・フェンス誘引が必須
自立しないので、フェンスや支柱が必須です。品種の説明に「自立性」と書いていても、実際は厳しい。
ジューンベリーラズベリー)は自立するタイプですが、それでも支柱が必要です。

株分け
掘り返して株分けしたり、ヒコバエの先を土に当てていると発根するのでそれを苗にしたり、切って土に突っ込んでいても品種によっては発根します。ただ、ベリーは繁殖力旺盛で勝手に増えるので、株を増やすことにさほど意味がないです。
品種
ソーンフリーは食べるときに歯に挟まるが、それでも小さい方。ブラックベリーは「食べにくい」か「すごく食べにくい」のどちらかしかないと思うべき。トリプルクラウンは種子が大きすぎて歯にも挟まらない。ナバホとVONとトリプルジムは種子が小さい。ボイセンはソーンフリーより種子が大きい。ソーンフリーが歯に挟まるのに対してボイセンは種子を噛んで食べる感じ。
トゲアリ品種、トゲなし品種とあるが、トゲなし品種でもヒコバエにはトゲがあることが多いので、トゲがないと思って作業していると不意打ちをくらう。そこでトゲは小さなナイフでこそぎ落としておくと良い。あとからトゲが出てくることはないので。
上記の事情があってもやっぱりトゲなし品種が便利、かつ安全、というか気楽。ぜひトゲなし品種を。味よりトゲの方が問題。よって味が野趣だがトゲなしのボイセンベリーが良い。
雑記
⚫︎ブラックベリーは掘り上げて株分け、植え替えも可能。
⚫︎よほどのことがないと枯れない。よほど根をコガネムシに食われたり、長期の降雪で耐寒性の低い品種がやられることがあるが、滅多なことでは枯れない。
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管理場所・日当たり

日光の当たる場所で管理します。日光が不足すると花つきが悪くなり、実つきも悪くなります。ただし真夏の直射日光を浴びるとブラックベリーは乾燥に弱く、水切れが起きやすくなるで、動かせるのであれば真夏は半日陰に移動させた方が良いです。

実が強い直射日光に当たると…
実はまず赤くなり、それが徐々に黒く熟します。赤くなって以降、黒くなるまでは実に日が当たらない方がいいです。ブラックベリーの実の皮が薄く、日差しが当たると乾燥してしまいます。といっても、これはしょうがないので気にしない方がいいでしょう。

その他


都市部では開花しても受粉してくれる虫(アブ・ハチなど)が居ない場合があります。受粉しないと当然実が付きませんので、その場合は人工授粉してあげます(品種にもよる)。
剪定
毎年、根元から伸びてくる枝の「ヒコバエ」に翌年、実がつきますから、これを切らないようにします。ヒコバエは根元からニョキニョキと生えてくるので、見れば分かります。
⚫︎一度、実をつけた枝にはもう実がつきません。だからヒコバエ以外は多少落としても、結実には関係ありません。
●二季なりの場合は、秋の時点でヒコバエに実がなります。そして冬を越えて、もう一度、実がなります。

ひこばえ以外の枝を切るとわき枝が出てきてどんどんモサモサになります。ひこばえ以外は多少切ったからといってブラックベリーが枯れはしません。

ヒコバエが邪魔になることもあります。そういうときは葉っぱが5対以上出た先を切るようにしてください。でも出来るだけ切らないようにして、フェンスにまきつけて、伸ばしてましょう。冬の間に誘引しますが、最初は「上」にしか枝が伸びません。それをフェンスに巻きつけておいて、春までにはそこから新しい枝が出てくるので、それを横に誘引しましょう。
●落葉時期にヒコバエを切り戻すことで、脇芽を出させて収穫量を増やすことができます。ブラックベリーは枝の先に花芽が出来るからです。でも、ブラックベリーはそもそもが収穫量が多いですから、そこまで必須のことではないです。

剪定の詳細は以下のリンクを参考にしてください。

フェンスに絡まらせる理由
●実がつくと枝が重くなり、垂れ下がってしまうのを防ぐため。
●垂れ下がると雨や水やりの泥はねで、実が汚れます。
●フェンスで支えないと枝が折れることも。

コツ
秋になり寒くなってくると葉っぱが落ちて、枝だけになります。そのときに「今年、実をつけた枝を根元から剪定し落としてしまいます」。今年実をつけた枝はもう実をつけないからです。このときにヒコバエをフェンスなどに誘引すると良いです。
⚫︎ブラックベリーは毎年新しい枝に実をつけます。この枝(ヒコバエ)は根元からシュッと生えてきます。この枝を毎年誘引するのがブラックベリーの栽培の肝です。

病害虫
カメムシが実の汁を吸います。その吸った部分だけ色が変になります。完全な真っ黒なブラックベリーを収穫するためには、実をネットで覆います。でも、超面倒なので多少のことは気にしない。ただ実を守るために虫を見つけ次第、テデトールします。これが結構な重労働。

ラズベリーはコガネムシの幼虫に根をやられやすいが、ブラックベリーは比較的強い、とされる。でもやられはするので注意。鉢植えはコガネムシにやられやすい。注意。
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特徴・由来・伝承

5月~6月に花が咲いて、7月~8月に実が出来ます。実は少々酸っぱいので、ジャムにして食べます。
意外と育て方は簡単。冬に剪定して枝を誘引して支柱などに絡ませるくらいで、後は水やりと日光と肥料があれば、大丈夫です。

北ヨーロッパ、北アメリカでも育てているくらいに寒さに強く、日本全国戸外で育てられます。
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