●細菌の繁殖によって根腐れが起こりやすくなります。これは
ゼオライトなどの根腐れ防止剤などでも解消できます。
●植物に有害に虫に関しては土を新聞紙などに広げて天日干しをしたり、殺虫剤で駆除することもできますが、虫の種類にもより、完璧とも言い切れず、再利用はあまりお勧めできません。
●土の栄養の偏りと腐葉土などの有機物の減少は土のリサイクル剤を入れることでかなり解消できます。
●土が劣化するというのは、
赤玉土などが時間の経過によって、崩れて
水はけが悪くなるというものです。特に外国由来の植物で蒸れに弱いタイプは水はけが悪くなると枯れやすいです。これは土を「振るい」に掛けて
クズを除去することで対処可能です。
●日本の土は一般的には
弱酸性で放置しておくと弱酸性になっていきます。
酸性土壌を嫌う植物や、逆に強酸性土壌でないと生きていけない植物(例:
フランネルフラワーやブルベリー)などは、成長不良になったり枯死したりします。これは
石灰を混ぜて中和させたり、pH調整剤を使ったりすることで、解決も可能です。
●庭の土も鉢植えの鉢も「土」としては同じだが、環境が違う。庭では水をやっても長期間止まらず、逆に表面に水が切れても土中の深くには残っている。
肥料をやっても雨で流れていく一方で、落葉が分解されるなどして有機物が供給されることもある。根はどこまでも伸ばせます。
●庭植えの場合、鉢とは違って庭土が繋がっているため、肥料・菌のバランスは崩れにくいが、何かの菌・ウィルスがやってくることもあるので、一長一短。