トケイソウの育て方

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トケイソウ(パッションフラワー・時計草)

トケイソウ
科名トケイソウ科
属名トケイソウ属
学名Passiflora caerulea
別名パッションフラワー・時計草
みずやり水控え目
場所外の日なた
難易度中級者向け
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開花
植え
肥料
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栽培の特徴


元々熱帯の植物なので、暑さに強く、西日や照り返しのなんのその。その代わり、品種によっては寒さには弱い傾向があります。冬は室内に取り込みますが、最近では関東でも軒下であれば戸外で越冬するケースも増えています。

つる性の植物で、どんどんと伸びていきます。フェンスなどに絡ませるか、支柱に絡ませてやらなくてはいけません。鉢植えの場合は、アサガオなどでよく見かける行灯仕立ての支柱に絡ませてやります。
繁殖力が強い
繁殖力が強く、霜に当たって枯れる品種ならいいのですが、寒さに強い品種を植えると庭がトケイソウで覆われることになります。かといっても、頑張れば制御できるレベルですから、絶対植えないほうがいいというほどでもないです。ただ、軽い気持ちで植えるのはやめたほうがいいです。

まとめ
●寒さに強い品種と弱い品種がある。
●寒さに強い品種を庭に植えると、繁殖力が強いので、庭の他の植物がトケイソウに駆逐されることがある。
●寒さに弱い品種は、冬は室内で管理。
●日当たりで管理。
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水やりと肥料


水のやりすぎ注意
土が乾いていたら水をしっかりとやります。土が常時濡れていると根が腐って枯れてしまいますので、水のやりすぎには注意して下さい。
どちらかというとやや乾かし気味が好ましいです。

鉢植えにしている場合で春から夏は、水切れがおきやすいので、しっかりと水をやってください。鉢植えであっても常時濡れているようだと根腐れを起こします。
●秋以降はトケイソウが成長しなくなり、水を吸い上げる力が弱くなりますので、水やりを減らします。
●水やりの頻度は、環境によって全く違いますから、なんとも言えませんが、真冬だと土がカラカラに乾いてから数日経ってからやる程度……二週間に一回とかです。

生育期には肥料
生育期には液肥を月に二回か三回程度あげます。肥料をやると花がよく咲きますが、肥料が多いと葉っぱは増えても花が咲かなくなります。肥料はやっても控えめがコツ。

植え付け・植えかえ・種蒔き

赤玉土腐葉土3を混ぜた土で植え付けをします。水はけが良い土を好みます。植え付けは4月から6月に行います。
鉢の植え替え
根が鉢いっぱいになると、根詰まりを起こします。根詰まりを起こすと、生育が鈍くなるのも問題ですが、水やりしてもすぐに水切れを起こすようになります。
●二年に一回は植え替えをしましょう。
●植え替えに適した時期は4月。

管理場所・日当たり


日当たりを好む
日光を好みますので、一年中日が当たる場所で管理します。しかし耐陰性もありますので少々日当たりが悪くても問題はなく成長します。ただし花つきは悪くなります。
寒さに弱い品種は冬は室内へ
鉢植えの場合は寒さに弱いので冬になる前に(霜が降りる前に)、室内に取り込みます。
トケイソウは寒さに強い品種もありますが、品種によって耐寒性が違います。耐寒性が弱いといっても3度くらいまでは堪えますから、普通の植物に比べると寒さに強いです。暖地であればどの品種でも戸外で越冬します。

寒さに強いトケイソウの品種
コンスタンスエリオット、レッド・インカ、クリア・スカイ、インカルナタ(チャボトケイソウ) などがあります。これらはマイナス5度あたりまで耐えられます。

霜に当たると枯れますが防寒で越冬可能
ライラック・レディ、インセンス、ベロッティー、アメジストなどです。

これ以外の品種は室内での管理になります。よく分からない場合は3度以上を保つようにしてください。

その他

フェンスなどに誘引する
寒さに強い品種になると、庭植えして放置でもOKなのですが、つるがそこら中に絡み付いて収集が付かなくなることもあります。そこで、伸びた枝を誘引(好ましいところへ括り付けてつるを導くこと)してやります。

3月から4月にツルを切り戻す。半分くらいに切ってしまう。目安としては地上1メートルほどの長さに切る。切るときは節の上で切ると、節から新芽が出やすい。
5月以降にも剪定を行っても構わない。ただ花はツルの先に付くので、むやみに切ると花が咲かなくなる。

葉っぱが枯れていたり、花がしぼんでいたら、早めに葉っぱを切り取って絶えず清潔な状態を保ちましょう。

特徴・由来・伝承

英名パッションフラワー。このパッションは情熱、ではなく「受難」と言う意味。トケイソウの実、つまりパッションフラワーの実が「パッションフルーツ(厳密に言うとトケイソウの一部の種の果実のこと)」。当然このパッションも受難と言う意味。キリストの受難という意味です。

トケイソウは南米原産の植物で、非常に特殊な花を咲かせます。日本では三つに分かれたおしべを時計の針(長針・短針・秒針)と見立てての命名です。

南米に派遣されたイエズス会の宣教師はパッションフラワーを見て、アッシジの聖人フランチェスコ(フランシスコ)が夢で見た「十字架の上の花」と考え、キリスト教の布教に利用しました。当時は全ての動植物は神が作ったもので、徐々に環境に合わせて進化するという考えはありませんので、奇妙な容姿であればあるほどに宗教的意味を持たせやすかったのかもしれません。
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