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着生植物とは??

コチョウランの育て方などを調べていると、木や岩に着生する植物だとか、土に植わる植物ではないとか、そういうことが書いてあります。

通常見かけるコチョウランに限らず、ラン類は鉢に植えられていますので、木や岩に着生して生活しているといわれてもピンと来ませんが、この着生というのが、育てていく上でも知っておいたほうがいいことなんですね。

植物園でラン類を見に行って下さい

熱帯の植物を植えている植物園に行くと、ラン類も育てられています。そこでは木にへばりついて育っています。日ごろ見慣れた様子と違うので驚きます。

いつもはポットに詰め込まれている、太い根が木の窪みなどに絡んでくっついて葉っぱや茎を伸ばし花を咲かせています。

これが本来のラン類の生態です。

つまり、根っこがポットに押し込まれている状態は、ランにとって息苦しく、蒸れやすく、つらい状況ということです。
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ところでどうやって、あそこにへばりつくのか??

ランが夜中に木に登っていくわけもないので、当然木の幹に「種」を着生させるのです。でも、どうやって????

私も長い間、それがどういうシステムなのかよく分かりませんでした。木にへばりついて生活する着生植物の中には、果実を実らせて、それを鳥が食べ、鳥の糞と共に木の枝などに落ちてそこで発芽というパターンもありますが、ラン類は果実を付けません。

答えは種子を風に飛ばす、です。

ランの種子は非常に小さく、風に乗って飛んでいくほどに細かいものです。変わりに一つの花が作る種子は何千という大量なものです。

ランの花を良く見てもらうと中心部分に奥まった部分があります。この部分の上側に葯(ヤク)と呼ばれる部分がありその中に花粉塊(カフンカイ)が詰まっています。この花粉塊には非常に多くの花粉が詰まっています。普通の花粉は昆虫にくっつくためにパサパサとしていますが、ランの花粉塊は一つの大きな塊状になっていて粘着質になっています。蜜を取りに来た昆虫の背中にこの花粉塊がくっつき、別のランと受粉します。

風に飛ばすために、小さい種子を。しかも、生存率を上げるために大量に作る必要があります。そこで花粉塊という方法で大量の花粉を運ぶのです。

ちなみにこの花粉塊はボールペンなどを突っ込むと簡単に取れます。花粉塊が取れると、花はしぼみやすくなります。
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