斑入りタリナムの育て方

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斑入りタリナムの基礎データ

斑入りタリナム
科名
スベリヒユ科
属名
ハゼラン属
学名
Talinum calycinum
別名
爆蘭・三時花・草花火
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
中級者向け
斑入りタリナムの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

斑入りタリナムとは?

タリナム・カリシナム(Talinum calycinum=草花火)の斑入り品種。肉厚の葉っぱで、多肉気味の植物です。この斑入りのタリナムは最近日本に来た植物で、まだ流通量が少ないです。原産地は南米で寒さには強いことは無いと思われますが、どこまでのものか、よく分かりません。

花がかわいらしく、三時花という異名の通り、一日のうち三時間だけ開くというのも面白い。でも基本はカラリーフ、観葉植物だと個人的には思います。プクプクの肉厚な葉っぱに濃淡のハッキリした模様。乾燥に強く、手間が掛からない…寒さには弱いですが、なかなか便利でベランダガーデニングに向いてます。
まとめ
●水のやりすぎ注意。
●春から秋に液体肥料を控えめにやる。
●夏に花が咲く。花が咲き終わったら、花茎を根本から切る。
●花を放置していると種子ができて、次の花が咲きづらくなる。
●日当たりで管理。
●冬は室内で管理。冬は寒さで地上部が消えるが、春には芽吹く。

水やり

水のやりすぎに注意
斑入りタリナムはスベリヒユ科の植物で、葉っぱは肉厚で多肉植物っぽいです。乾燥に強く、過湿に弱い植物です。水をやりすぎると、グチャグチャに腐って枯れてしまいます。土に触ってみて濡れているようでしたら、水はやらないようにしてください。

肥料

肥料は控えめに
肥料はあまり必要としませんが、葉や茎が成長する時期(5月〜9月)ならば、薄い液肥を二週に一回あげてください。肥料が多いと花つきが悪くなりますのであくまで控えめに。

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植え付け・植えかえ

乾燥を好み、過湿を嫌いますので、水はけのよい土で植え付けをします。市販の花と野菜の土で十分ですが、ここにパーライトなどを入れて水はけを良くすると良いです。もしくは多肉植物の土や観葉植物の土で植え付けます。

根を傷つけないように
斑入りタリナムは、根が傷つくと生育不良を起こし、枯れてしまいますので、ポットから大きな鉢に植える場合でも、土を崩さず、根をほぐさないようにしてください。

移植は難しい
庭植えした場合は、移植できないと考えて下さい。植えるときはよく考えて植えてください。どうしても移植しないといけない場合は、土を大きく取って、根を傷つけないように掘り出し、移植して下さい。

管理場所・日当たり

少々の日陰であれば大丈夫ですが、日当たりの方が適しています。最低でも半日陰で管理しましょう。

越冬

冬は室内で管理
斑入りタリナムは熱帯の植物で寒さには強くありません。霜に当たると枯れてしまいます。そこで冬は室内に取り込んでください。10度以下で活動が止まって地上部が枯れこみます。5度以下で根まで枯れることもあります。寒さに当たると地上部が枯れますが、根まで枯れていなければ春には芽吹きます。
●草花火・夏花火と呼ばれるタリナムの仲間…その他スベリヒユ科の植物は、霜を避ければ関東でも戸外で越冬、また春に芽を出しますが、斑入りタリナムは枯れやすい。斑入りタリナムは冬は室内で管理しましょう。

花を摘む

花が終わると種子をつけます。種子をつけると株が弱り、次の花が咲きづらくなるので、花茎を根元から切ってしまいます。切ってから2週間ほどで次の花が咲きます。種子を取って種まきして株を増やすことも可能です。

特徴・由来・伝承

和名の「爆蘭(ハゼラン)」という名前は、熟した種子が飛び出すことから付いた名前。もちろんスベリヒユ科でラン類ではありません。花が午後から三時間だけ開くことから「三時花」という名前も。
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