ヤツデの育て方

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ヤツデ(八つ手)

ヤツデ
科名ウコギ科
属名ヤツデ属
学名Fatsia japonica
別名八つ手
みずやり水を好む
場所外の半日蔭
難易度中級者向け
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開花
植え
肥料
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栽培の特徴


縁起のいい植物
ヤツデは八つ手と書きますが、実際には八つに裂けていることは少なく、大抵は7か9、少なくて5という奇数です。八つというのは「たくさん」という意味かもしれませんが、八は末広がりで縁起が良いこととヤツデが人を招くイメージから、昔から「千客万来」の縁起のいい植物として門に飾ったり、植え込んだりする植物です。

半日陰に植えて、あとはほったらかし
強い日ざしが苦手で、ジメジメした場所を好みます。一般的に樹木が育たないような場所でも育てられるので、庭木によく見かけます。

毒性があり
葉っぱと茎、根に毒があり、口にすると体調不良を起こします。犬などの動物も口にすると体調不良を起こします。ただし、実際に問題が発生したという事例はありません。普通にしていれば問題は発生しないかと思われます。

水やりと肥料

庭植えならば水やりは不要
乾燥が苦手で、ちょっとジメジメした場所を好みます。一般的には半日陰や日陰に庭植えしてしまいます。庭植えしたらほぼ雨だけで水やりは不要です。夏にあまりに乾燥するようであれば、水をやってください。

鉢植えの場合は、土が乾いて居たら水をしっかりとやります。一般的な樹木や苗の鉢植えと同じです。

肥料は二月に
肥料が不足して枯れることはありませんが、成長するには肥料は上げた方がいいです。2月に緩効性肥料を根本に撒きます。
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植え付け・植えかえ・種蒔き

湿度の高い状態の保水力のある土を好みます。水はけが良すぎる場合は、腐葉土堆肥を混ぜ込んで水もちをよくしてください。

管理場所・日当たり

強い日差しには葉やけします
強い日差しを嫌い、年間を通して半日陰か明るい日陰で育つ植物です。日陰を好むといっても一日中、日が当たらないようであれば、枯れないまでも徒長(ヒョロ長に成長すること)して、下葉が黄色くなって落ちてしまいます。

寒風・強風や乾燥が苦手
もともと森の中の高い木の根本に生える植物で、ジメジメした環境を好みます。また強風に晒されたり、乾燥することも苦手です。冬の寒風が苦手ですので、強い風が通る場所は避けてください。夏もあまりに乾燥するようであれば枯れてしまいます。

とはいえ便利な植物
日光を好む植物が多い中で、日陰でも育つヤツデは昔から庭木として利用されてきました。今でもよく見かけます。花が少ない時期に真っ白い花を咲かせます。

ヤツデの剪定

葉っぱが大きすぎるなぁ
ヤツデの特徴である葉っぱの大きいところも、植えた場所によっては邪魔になります。通路が狭い場合だと通るときに圧迫感を感じてストレスに――

葉切りの方法
それでは困るので、余計な葉を落とすことで、葉っぱを小さく抑えます。まだ成長途中のヤツデを成長点(新芽)付近の葉っぱを三枚か四枚残して落とします。葉っぱを落とすと光合成する力が落ちて株全体の力を抑制して、結果、生えてくる葉っぱが小ぶりになります。これはヤツデの力を削ぐことでになるので、頻繁に行うと枯れてしまいます。目安は二年か三年に一回です。

古い枝・幹を更新する
ヤツデもバラウメのようにヤゴ(シュート)が生えてきます。これを全て落とすのではなく、いくつかは残しておきます。ヤツデの幹は徐々に硬くなり、年数を経て幹がガチガチに硬くなってくると摘芯切り戻しをしても脇芽が出なくなります。そうなったら、古い幹は切ってしまいます。いつも次の候補を残して3本から5本の幹を生やすようにしましょう。
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特徴・由来・伝承

5つか7つか9つに裂けた葉っぱを持つ常緑の木。関東以西で庭木に使われることがおおい。

葉っぱは8つに分かれていない。学名のFatsia は日本語の「はち」→「ふぁち(古い発音)」から来ています。葉っぱも個性的ですが、花も目立つ花で、庭に植えるととにかく目立つ。花が少ない時期に花を咲かせること、日陰でも育つことから、庭植えに重宝します。

ヤツデの花
一見すると大きなフワフワした花の塊にも見えますが、全体が小さな花の集合体。しかし、もっと細かく見るとヤツデの花が一塊の中で多種な状態になっているのが分かると思います。つぼみ、花が咲いているもの、種子が出来始めているもの。どうしてこんなことをするのか?というと、自家受粉を避けるためです。

ヤツデの花は冬に咲きます。この時期は虫が少ないのですが、他の花も咲かず、虫達を独占できます。その代わり、かなり濃い蜜を用意しています。鳥達もこの蜜を目当てにやってきます。個人的にはツバキ同様に鳥がメインじゃないかと思うのです。

雄性先熟
植物にとって自家受粉は最終手段。出来るならば他の遺伝子を取り込んで種子を残したいと考えています。そこで、一つの花の中に雄しべとメシベがあるタイプであっても、出来るだけその中で受粉しないように、成熟期をずらします。まず雄しべが花粉を出しますが、そのとき雌しべはまだ成熟しておらず受粉する能力がありません。
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