多肉植物ルビーネックレスの育て方…耐寒性はそこそこ。寒さに注意!

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ルビーネックレスの基礎データ

ルビーネックレス
科名
キク科
属名
クラスオトンナ属
学名
Crassothonna capensis
別名
紫月
水やり
乾かし気味に
場所
室内
難易度
上級者向け
ルビーネックレスの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

ルビーネックレスとは?

ルビーネックレス(紫月)はキク科クラスオトンナ属の多肉植物。略してルビネ。細く三日月型の肉厚な葉っぱがツルに生え、寒さに当たると赤…というよりは紫に紅葉します。秋に黄色いキク科っぽい花が咲きます。

乾燥に強い植物で、とにかく過湿に弱いです。かといって極端に乾燥させても株が弱って枯れてしまいますが、枯らせる原因のナンバーワンは確実に水のやりすぎ。葉っぱにシワが寄ってから水をやっても復活します。
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グリネよりルビネが強い

ルビーネックレス:グリネよりルビネが強い
グリーンネックレス(グリネ)と見た目は似ていますが別属ですし、ルビーネックレス(ルビネ)の方が育てやすいです。同じ環境でネックレス系を栽培するとルビーネックレスだけが残るということがよくあります。グリネの前にルビネを育て、ルビネでコツを掴んだらグリネ栽培に挑戦って感じだといいと思います。

水やり

年間を通して乾燥気味に管理します。多肉植物で乾燥に強いといってもサボテンとは違います。あくまで乾燥に強いだけで、水をやらなくていいわけではありません。

春と秋は土が乾いてから、鉢底から水が出るくらいにしっかりと水をやります。土が濡れている間は水をやりません。

夏は活動が鈍くなっているので、水やりを控えます。葉っぱが少ししおれてから水をやるくらいでいいです。水やりをするときは夕方に涼しくなってからやるようにします。

冬も寒さで活動が鈍くなっているので、土が乾いたら数日経って、鉢植えの土が濡れる程度に水やりにします。

縦長の深い鉢に注意

ルビーネックレスもグリーンネックレスも釣り鉢の底の浅いものに植わっているのであれば、水やりは普通の植物と同じか、控え気味という感覚でいいのですが、ルビーネックレス・グリーンネックレスは垂れ下がる性質を生かすために、洒落た陶器の底の深い鉢に植わっていることが多いです。鉢の縁からネックレスが垂れ下がる感じですね。コレがマズイ。

それというのも土の表面が乾いていても、奥深くでは水がまだ蒸発しきっていないのです。

鉢の深いところに水が残っているのに、水をやっていると根腐れを起こしてしまいます。ですが確認のしようがない。そこで鉢を持ち上げて、どのくらいの重さか確認するようにします。それ水が入っているときの重さと、蒸発して水が無くなった重さを覚えるようにしてください。「あ、軽いな、水やろう」「重いからまだ大丈夫」と判断できるようになったら、失敗はほとんど無くなります。もしくは割り箸を突っ込んで濡れているようなら水やりをしないようにします。

もしくは深い鉢ではなく、ハンギング鉢に植え替えましょう。
もしくは土壌水分計で計測して判断するといいです。

植え付け・植えかえ

時期・頻度

植え付け・植え替えの適した時期は春(4月〜5月)。
2年に一回の頻度で植え替えをします。

用土

根腐れ・蒸れやすいので、とにかく水はけの良い土に植えるようにします。サボテン・多肉植物の土で植え替えます。もしくは一般的な培養土パーライトを2割ほど入れるといいです。

鉢植え

ツタが伸びるのでハンギングにして管理すると綺麗です。深い鉢に植えると冬や夏に根腐れしやすいので、ハンギング鉢がいいです。
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鉢底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで土が出ないようにしてから軽石(鉢底石)を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていきます。植え付け直後は水やりをせず、日陰で1週間ほど養生してから、元の管理場所に移動させて、水やりを再開します。

植え替えの場合は、古くて固まった土を3分の1ほど落として植え替えます。

挿木

5月〜10月に挿木で増やします。
10cm前後に切った茎を土に挿し、水をやらずに管理していると発根します。発根したら鉢植えに植え替えましょう。

管理場所・日当たり

ルビーネックレスは戸外で直射日光に当てても大丈夫です。春と秋に日光にあてて肥料をやっていると、葉がポコポコと増えます。

ルビーネックレスは年間を通して、室内で管理することも出来ますが、生育が鈍くなりますし、水やりが微妙(タイミングが分かりづらい)になりますので、できれば春と秋は戸外で日光に当てるといいです。

真夏(7月〜9月)の直射日光は避けます。この時期、戸外で管理する場合は木漏れ日の当たる場所にするか、寒冷紗で遮光します。もしくは室内でカーテン越しの日光に当てて管理します。

耐寒温度は3度と意外と強いですが、寒さに当たって色が変わったら、室内に取り込んで管理しましょう。室内の日当たりで管理します。

出窓は意外と夜中に氷点下になりますので、そのときは夜だけ出窓から離しましょう。また、冷暖房の風は乾燥していて直撃すると多肉植物でも枯れるので、直撃を避けます。

病気・害虫

ワタムシ、カイガラムシアブラムシが発生します。ツルが切れやすいので薬剤で駆除しましょう。

害虫よりは水のやりすぎ・蒸れによる腐敗の方が問題です。
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