テキストの修正を提案できます。「てにをは」や漢字の修正といった細かいところでもいいですし、批判・指摘・クレーム・感想・要望も記述して貰えば変更・修正、参考にいたします。画像を送信したい時はコチラからどうぞ。ウィルス病はなぜ存在するのか?(ウィルス病)ウィルス病が存在するのはおかしいですよね。感染力がこれほどまでで、植物を枯らせ、治療のできないウィルス病が存在するなら、この世界に「植物」は存在できないんじゃないか?って思いませんか? [もしも自然界で強毒ウィルスが発生したら?] もしも自然界で強毒のウィルス病が発生すると、その一帯はウィルスで植物が枯死します。植物は死滅してしまうと、ウィルスも存在できない。…そういうウィルスは植物とともに死滅する。そこで生き残るためにウィルスは徐々に弱毒になり、感染しても悪さはしなくなる。ウィルスは存在し続けるために「弱毒化」するのがセオリーです。 ウィルス病自体は自然界にいくらでも存在します。ただ、ほとんどのウィルスは上記の理由から「無害」か「ほとんど無害」になります。その中からたまに変異して強毒化したものが生まれても、自然界では消滅してしまいます。 ところが農作物だと人間が「枯らせない」ようにする。また、感染した株の近くに新たな植物を植える。しかも感染しやすいものを植える。そうして強毒ウィルスは延命するわけです。 人間は野菜を品種改良する。品種改良は「見た目」「味」「栽培しやすさ」に重きを置かれているため、「強い」植物が残らず、弱い種も淘汰されない。ウィルス病の蔓延は人間の経済活動も大きな要因です。 [-●ウィルスの中には葉っぱに斑を出現させるものや、矮化させるものもあり、これらを利用して園芸植物を仕立てることもある。-] [植物は無策ではない] 植物にも免疫があり、ウィルスに対して無策ではありません。例えば、タバコモザイクウィルスに対して耐性のある株が現在は流通していて、感染しにくくなっています。また、ウィルスに感染すると、感染箇所を切り離すなどして対処することもあります。ただ、ウィルスは変異が早く、植物の対応では間に合わないことが多いので、人間が防除する必要があるのです。おおよそこのように表示されます。特殊な文字について●[一重カッコ] → 一重カッコ●[[二重カッコ]] → 二重カッコ●[-マイナスカッコ-] → マイナスカッコ●記事名に★をつけるとリンクが貼られる。「★シクラメン」と書くとシクラメンの記事にリンクが貼られる。ただしシクラメンの記事がある場合だけ。