テキストの修正を提案できます。「てにをは」や漢字の修正といった細かいところでもいいですし、批判・指摘・クレーム・感想・要望も記述して貰えば変更・修正、参考にいたします。画像を送信したい時はコチラからどうぞ。特徴・由来・伝承(シラカバ)[花粉症に注意] 雌雄同株で一本の樹に雄花と雌花が咲きます。風媒花で、風に花粉を乗せて飛ばすために、白樺アレルギーの人は注意しなくてはいけません。幹に薄くてはがれやすい「白い」樹皮があり、これが「白」「樺(=カバノキ)」の名前の由来。この樹皮は燃えやすく着火剤として利用されることも。 [注意!ジャクモンティと白樺について] 本来の白樺は温帯を中心に生育します。日本で生育している「白樺」はこれらの変種なんです。北海道や寒い地域で育つのは日本変種の白樺であり、逆に温かい地域では育たず、静岡くらいが南端です。 ところが、暖地でも育つ「白樺」の仲間があります。それが「シラカバ・ジャクモンティ」です。これは比較的温かくても育ちますし、幼木の時からすでに白い樹皮をつけるので、人気があります。とはいっても、やはり冷涼な気候を好むために、あまりに温かいと枯れてしまいます。九州・四国でも育つとされますが、場所を選びますのでコダワリが無いなら別の庭樹を検討した方が無難です。 日本で流通している「白樺」はほとんどコレです。 [白樺は植生破壊の証拠] 道路を作ろうと山を崩した、山火事があった、土砂崩れがあった――森が壊れた後に一番最初に生えてくる木が「白樺」です。それだけ成長が早いということですが、その一方で、植えたわけでもないだろうに白樺が林を成しているなら、それは何かしら「植生破壊」があったかもしれないということです。自然の中では地固め職人なんです。 [寿命が短い木] 山火事などで木がなくなると真っ先に生えてくる木で成長が早く(日当たりが良ければ1年で1.5mくらい)、日光を好みます。ところが寿命が20年と短いので、20年後には別の株を植えなくてはいけません。 [ダケカンバ] 北海道には白樺(シラカンバ)とよく似た「ダケカンバ(岳樺)」があります。見た目が似ていますが、生息する地域が若干違う。白樺は低地・平地と標高700mから1500mまで。ダケカンバ(岳樺)は700mから2500m以上。白樺の方が幹枝が細く、ダケカンバの方が木肌が肌色で樹皮が一枚一枚剥がれる。おおよそこのように表示されます。特殊な文字について●[一重カッコ] → 一重カッコ●[[二重カッコ]] → 二重カッコ●[-マイナスカッコ-] → マイナスカッコ●記事名に★をつけるとリンクが貼られる。「★シクラメン」と書くとシクラメンの記事にリンクが貼られる。ただしシクラメンの記事がある場合だけ。