茶ワタ(カラードコットン)…現在はほぼ観賞用の古来の綿花
目次
茶ワタの特徴は?関連記事学名などの基礎データ
x最終更新- 植物名
- 茶ワタ
- 科名
- アオイ科
- 属名
- ワタ属
- 学名
- Gossypium herbaceum
- 別名
- カラードコットン、茶綿
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 上級者向け
スポンサーリンク
茶ワタの特徴は?
茶ワタは、エジプトからスーダン、そしてインドと中国に広がった
アオイ科の落葉
低木です。通常の
ワタが真っ白なのに対して、茶ワタは名前の通りで茶色いです。白いワタが品種改良されて一般的になったため、茶ワタは現在ではあまり一般的ではありません。かつては綿や精油の生産のために栽培されていましたが、現在は主に観賞用として育てられています。
茶ワタの樹高は約1.5メートルで、その茶色はタンニンに由来しており、虫がつきにくいとされています。繊維が比較的短いため、布や糸の生産に適しておらず、代わりにクッションの中綿や切花として利用されることがあります。
茶ワタの繊維は布にすると柔らかく、自然由来の茶色の色合いがあるため、染色する必要がありません。また、茶ワタは無染色で、人工的な化学薬品を使用していないので、
アレルギー体質の人にとっても適しています。一般的には、自宅で茶ワタを育てて布を作ることは少ないでしょうから、布が必要な場合は茶ワタシートを購入して利用することがおすすめです。
栽培については通常の
綿花(ワタ)と同じなので、
綿花を参考にしてください。
春に種蒔きして、夏に開花、秋にワタを収穫し冬までには枯れます。実の中から種が採取できるので、これを春にまけばまた茶ワタが収穫できます。
スポンサーリンク
関連記事