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胡蝶蘭の植え替えの仕方…新しい水苔で鉢に植え替えて健康的にっ!

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胡蝶蘭を鉢に植え替える

胡蝶蘭を鉢に植え替える:胡蝶蘭を鉢に植え替える
胡蝶蘭は昔から、流通していてマニアが多い反面、枯らしやすく、ギフトで貰うと持て余す植物でもあります。花がしぼんだら、鑑賞して楽しんで「それでおしまい」と割り切るのも、精神的に楽ですし正しいのですが、これを栽培してみるのも楽しいですよ。まずは全ての苗を育てるのではなく、ダメもとで一つか二つを植え替えて育ててみましょう。

そこで、ここでは胡蝶蘭を鉢植えに植え替える場合の注意点や手順をまとめています。
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植え替えの頻度と目的

頻度と時期

胡蝶蘭は一年に一回か二年に一回か植え替えをします。

植え替えは最低気温が15度か18度以上になってから…5月から8月に行います。5月〜8月のうちでも、その後の生育時期にダメージを取り戻せるので、5月〜6月が植え替えに最も適した時期です。

植え替えの目的は?

胡蝶蘭を鉢に植え替える:植え替えの目的は?
植え替えにはいくつかの目的があります。

胡蝶蘭は成長すると、上へ上へと伸びてしまい、バランスが悪くなります。バランスが悪いと鉢がひっくり返ります。これを防ぐために、最低でも2年に一回は植え替えをします。植え替えは春から秋の間ならいいですが、5月が一番適しています。

植え替えの目的の一つが腐った水苔を取り除くことです。冬は水分が蒸発せず、水苔が腐って真っ黒くなります。これを放置していると根を傷めますから少なくとも2年に一回は植え替えをします。

植え替え手順

ミズゴケを水につける

植え付ける1日前から、ミズゴケを水につけて、一晩かけて吸水させておきます。余ったミズゴケは天日干しして、またビニールに入れて密閉して保管しましょう。

ハサミを消毒する

まずはハサミをガスバーナー軽く炙るか、消毒液に数分浸して消毒します。これは胡蝶蘭に雑菌が入るのを防ぐためです。特にウィルス病に感染すると治療が不可なので必ず消毒します。

鉢から取り出して、苔を取り除く

胡蝶蘭を鉢に植え替える:鉢から取り出して、苔を取り除く
鉢を揺さぶり、隙間にハサミなどを差し込んで、胡蝶蘭の株を鉢から抜き出します。ガチガチに固まっていることはないと思いますが、どうしても抜けないならば、トンカチで鉢を叩き割ります。苗がビニールポットに入っている場合は、ポットから抜き出してください。ビニールポットなどは通気性が悪く、根が蒸れて枯れやすいです。

胡蝶蘭の根を巻いていた古い水苔をすべて取り除いて廃棄します。黒い水苔は腐っていて、これを取り除くことが植え替えの目的の一つなので、丁寧に取り除きます。小さな水苔はピンセットで取り除きます。どうにも取れない場合は、諦めてそのまま植え替えをします。

長すぎる根を整理する

鉢に入りきらなそうな根は切りそろえます。18度以上の環境で湿度があれば、切り口の近くから発根して伸びます。取り戻せますので、切ってしまいましょう。

新しい水苔で根を包む

胡蝶蘭を鉢に植え替える:新しい水苔で根を包む
根を広げて、株の真下に水苔を入れ、その水苔の周囲を根で囲んだら、その外側から水苔をたくさん巻いていきます。それを鉢植えに入れます。少しきついくらいが丁度いいです。軽石を入れるなら、ここで入れます。鉢底に網を敷いて、その上に2センチか3センチか軽石を入れ、その上に水苔で巻いた胡蝶蘭を突っ込みます。
●植え替えた後の二週間は日陰で管理する。
●植え替えた後は、葉っぱに水をやっていると発根しやすい。
●使用後にもハサミ・ナイフは消毒すること。

植え替え後

植え替えた後は二週間ほどは日陰で管理して、水を根にやらず、毎日、霧吹きで葉っぱの表と裏に水をやると、発根しやすいです。

2週間後は、通常の管理に戻します。
通常の管理については
胡蝶蘭(コチョウラン)の育て方…水やり・肥料・日当たりなど管理場所は?
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ラン科コチョウラン属Phalaenopsis
を参考にしてください。
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