シンニギア・断崖の女王の育て方

断崖の女王の特徴は？
水やり
肥料
植え替え・植え付け
管理場所
病気・害虫
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植物名

シンニギア・断崖の女王

科名

イワタバコ科

属名

シンニギア属

学名

Sinningia leucotricha

別名

ブラジリアンエーデルワイス、レクステイネリア

耐寒

5度

水やり

水を好む

場所

外の日なた

難易度

中級者向け

断崖の女王の特徴は？

断崖の女王はイワタバコ科の多年草。葉っぱは毛が生えていて、白い体毛のようでもあり、ビロードの布のようでもあります。触るとフサフサで子猫の耳を摘んだような感触もあります。春から初夏にかけて、葉と同じように白い毛の生えた筒状のオレンジ色の花が咲き、冬になると落葉し、また春になると新芽が出ます。
草丈20cm〜25ｃｍ

水やり

春〜秋は水切れするので、土が乾いたら鉢底から水が出るのでしっかりと水やりをします。夏の暑さには強いのですが、鉢植えだと高温のあまり水切れするので半日陰に移動させて、水やりをするといいです。

葉っぱに水をかけても枯れるわけじゃないですが、見た目が悪くなるので、土に注ぐといいです。

冬の水やり

冬になり、寒さで落葉しはじめたら水やりはストップします。春になって気温が上がってきて、新芽が出てきたら、水やりを再開します。この時期に同じように水やりをしていると、根腐れを起こしてしまいます。ただ、「冬に水をやるか？問題」はいろんな植物で発生する問題でありつつ、各家庭で風・室温・地域・土の配合・株の健康などでかなり結論が違うものなので
を参考にしてください。

肥料

痩せた土地に根を張って育つ植物なので、追肥はしなくても育ちますが、春〜秋の生育時期は通常の2倍に薄めた液体肥料を水の代わりに2週間に一回、施肥します。

生育するだけなら追肥は不要ですが、開花させるためにはやっぱり株が太らないといけないため、開花を目指す場合は鉢を大きめにして肥料をやりましょう。

植え替え・植え付け

時期・頻度

春に最高気温が20度以上になった4月ごろに植え替えをします。鉢植えで球根が大きくなってきたら植え替えをします。大体、2年くらいに一回、現在より1号だけ大きな鉢に植え替えをします。日当たりが良くて、環境が合っていると春に植え替えた鉢が秋にはギチギチってこともありますので、臨機応変に判断しましょう。ちなみに花を咲かせたい場合は2号〜3号以上大きな鉢に植え替えると咲きやすいです。

用土

山野草の土で植え付けるといいです。もしくはサボテンの土に一般的な培養度を同じ量づつ混ぜたものを使います。

鉢の植え替えの手順は？

古い鉢から株を取り出し、古い土を半分〜三分の一ほど落とします。適当に落とせばいいです。多少乱暴にしても枯れることはないです。

鉢植えの底の穴を鉢底ネット（鉢底網）で塞いで、その上に鉢底石（軽石）を2ｃｍ〜3ｃｍ入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
球根の上3分の1ほどを地上に見えるように植えることが多いです。そっちの方が球根と白い毛の葉っぱの対比が面白いからですが、土中の内部にしっかりと埋め込んでも球根は腐って枯れることはなく、また、土中に埋めた方が球根が太りやすいと言われています。

管理場所

春〜秋の生育時期は戸外で日光に当てます。真夏の直射日光にも強いので、夏も遮光しないでいいです。ただ、水切れは起こすので、水をやっても水切れするようなら、半日陰に移動させます。本来は直射日光に強いのですが水切れをすると、葉焼けを起こすので、夏はとりあえず半日陰に移動させた方が無難です。

冬は15度を切ると活動が鈍くなって10度以下で成長は止まり落葉しはじます。また、5度以下になると枯れます。15度以下になったら室内に取り込んで、落葉したら水やりをストップします。

病気・害虫

ほとんど見られない。

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イワタバコ科