葉焼けのメカニズムと対策のまとめ
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最終更新
2021-09-05
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葉焼け
最初にまとめ
●強い直射日光で葉緑素が抜けた状態。
●植物の自生環境では強い直射日光を浴びないため、そもそも耐性がない場合と、長い間、弱い日光しか浴びていなかったために急に直射日光を浴びて葉焼けする場合がある。
●前者の場合はとにかく直射日光に当てないこと。後者の場合は、徐々に日光に慣らして日光に当てるようにする。
●葉焼けした部分は戻らない。
●基本的に放置するが、葉焼け部分が大きい場合は切除する。
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葉焼けとは
強い直射日光を浴びた結果、葉っぱの組織が壊れ、変色してしまうこと。葉焼けを起こすと、その葉っぱは復活不能です。植物は光合成をして、そのエネルギーで成長するというのに、日光で焼けてしまうなんておかしい!って人もいるでしょうが、植物が育つ場所はそれぞれで、ジャングルの中で育つものもありますし(ジャングルの中には強い日光は注がない)、木陰を生育場所としているものもあります。直射日光は過剰という植物は少なくありません。
真夏の直射日光に注意
春の日差しを浴びて育っていた植物も真夏の直射日光には葉焼けを起こしてしまいますので注意が必要です。窓辺で管理していても、真夏は危険です。よく各解説ページを読んで対応してください。
●日本は冬は亜寒帯並みに寒く、夏は熱帯並みに暑いという特殊な土地です。葉焼けはよくあることです。特に夏に水切れを起こすと葉っぱの水分量が減り、葉焼けが起きやすくなります。直射日光を避けるのも大事ですが、水切れしないように
水やり
をするのが大事なコツです。
水がレンズに
また葉っぱの上におちた水滴がレンズの役目を果たして、葉焼けの原因となることがあります。
日光を好む植物でも注意
冬越しした植物を、いきなり戸外で管理すると、葉っぱが焼けてしまうことがあります。
例えば、
観葉植物
の
パキラ
や
幸福の木
などは、いきなり戸外の直射日光を当てると、長いこと室内の薄暗いところで管理されていたために、強い光に驚いて葉焼けします。
他にも
オーガスタ
や
ストレチア
といった本来直射日光をバリバリと浴びるべき植物でもいきなり強い光線を浴びると症状が出て来ます。
●そういう場合は、いきなり日当たりに出さずに、日陰で10日、
半日陰
で10日と、徐々に慣らしてやってから、日向に出してやります。
葉焼けしてしまったら…
葉焼け部分には葉緑素がなくなっているだけで、放置していると
病気
部分が増えるというものではないですが、回復するわけでもない。そのままというケースが多いです。ただし、非常に見た目が良くないですし、葉焼け部分が大きい場合は、腐ったり、病気が入り込むことがありますので、ハサミなどで切除してしまいます。
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