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花言葉の歴史


17世紀にトルコ――オスマン帝国のイスタンブールでは、花それぞれに意味を持たせ、その組み合わせでメッセージを贈るという慣習がありました。例えば「素敵」という意味の花と、「愛」という意味の花を組み合わせて「素敵なあなたを愛している」とか、そういうものだったようです。ノンビリしたものですね。
この花言葉の風習はトルコのハーレムの女性のゲームでした。花・雑草・果物・薬草だけでなく、石や羽毛といったものにも、それぞれに詩的メッセージがありました。
アリー・モンタギュー
イギリスの駐在大使夫人で冒険家でエッセイ作家であるメアリー・モンタギューが一年間イスタンブール(コンスタンチノーブル)で過ごし、1717年に「トルコのラブレター」を紹介する文章を知り合いの女性に書いたことでイギリスに伝わったとされます。ちなみにメアリーはかなり先進的女性で、離婚して外国を旅しています。
オーブリー・ド・ラ・モトレイ
アフリカやアジアを旅したオーブリーは4年間トルコに滞在した後、1727年スェーデン王カール12世に招かれた宮廷で「花言葉」を紹介しました。ところでこのオーブリーさんは男なんでしょうか、女なんでしょうか?

しかし実際に花言葉がブームになるのは19世紀
伝わったのは18世紀なのですが、実際にブームになるのは19世紀。実際にこの火付け役となったのはシャルロット・ド・ラトゥールの著作「Le Langage des Fleurs」邦題はそのものずばりの「花の言葉」。まずはフランスで観光され、徐々にイギリス、アメリカ、ベルギー・ドイツと広がっていきました。
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ちょっと待って!

花言葉が複数ある理由
花言葉はトルコ(オスマン帝国)のハーレムのゲームだった、というわけですから、一般的な慣習だったかというと疑わしい。その後ヨーロッパで広がり、そこの土地の花には本家トルコとは無関係の言葉が付けられ始めました。

その土地土地のイメージから
土地土地で花の持つイメージは違います。スイセンの花ことばは自惚れ。スイセンの英名はナルキッソス――ナルシストの語源です。対して日本では水の精(水の仙人みたいな)といったところ。日本とヨーロッパで比べては無理があるなら、こんな例はどうでしょう。日本では彼岸花は忌み花ですが、韓国では悲恋を象徴しています。韓国では花と草が同時に見られないことを「決して出会えない」と考えたようです。

そんなこんなで複数の意味を
その土地土地で花ことばをつけていくと、そりゃ花言葉が沢山になりますよね。仕方ない。

更に夢の無い話を

2004年にサントリーが蒼いバラを開発しました。この蒼いバラの花ことばは奇跡。なるほど。青いバラはかつては、存在しないものの象徴とされ、Blue rose という言葉は「あり得ない」という慣用句です。だから青いバラの花言葉は「奇跡」……まぁ理解は出来ますよね。

花ことばは誰が決める?
毎年、大量に現れる新品種達。これらに花ことばを付けているのは、花卉業界の団体です。よって別に根拠があって付けているのではなくて、関係者の裁量次第なのです。どこかに届けをする必要もありませんし、言い放しです。

今年はこんな花が出回りますよ、花言葉はコレにしましたよ、という業界誌があります。
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