観葉植物への水やりで部屋を過湿?
目次
観葉植物で室内過湿結論から言うと無理わたしも風邪を引きましてね豆知識関連記事スポンサーリンク
観葉植物で室内過湿
冬の乾燥は風邪の元
室内の湿度が40%を切ると、インフルエンザのウィルスが活発になり、感染確率が高まってきます。そうでなくとも、乾燥は肌にも良くありませんし、喉にも良くない。とにかく冬場の乾燥はよろしくないのです。
そこで冬になると加湿器がよく売れます。夏は除湿で冬は過湿。日本というのはややこしい気候をしております。そういう不便さが経済の活発化には必要な……というお話は置いておいて、今回は
『観葉植物で加湿機代わりになるか?』
というお話です。
せっかちな人のためのまとめ
●
観葉植物で過湿するのは無理。
●冬はほとんど水をやらないから。
●素直に加湿器を買うべき。
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結論から言うと無理
いきなり結論から言うと
観葉植物を室内に置いても
過湿の効果はありません
観葉を育てたことのアル人で、継続的に育てられている人は、「冬に水はほとんどやらない」という事実を知っています。そもそも水をやらないのです。葉っぱや土から蒸発して室内を過湿するなんてことは、ゼロとは言いませんが皆無といってもイイでしょう。
冬は水やりを極端に減らすもの
冬は植物の活動が鈍くなって、葉っぱからの蒸発はほとんどありません。土にやった水が室内を過湿するほど大量に水やりをすれば、観葉植物は春を見ることなく間違いなく
根腐れを起こします。観葉植物で加湿するという選択肢はまず外しましょう。
もしかして、数を増やせば、多少なりとも過湿になると思っていますか? それは相当な数の鉢を用意しなくてはいけません。それこそ植物園に住むくらいの数です。やめておきましょう。
わたしも風邪を引きましてね
乾燥で喉をやられてしまったのですが、加湿機が届くまで待っていられません。そこでさしあたっての対応策としてやってみたことの中では、
★濡れタオルを室内に干す
というのが最も効果的でした。
部屋に大きなバケツに水を張るというのもやりましたが、蒸発量が少ないために効果がありませんでした。湿度対策は濡れタオルが一番。日常的に湿度を高めるには洗濯ものを部屋干しするのが良いです。
ちなみにのど飴を舐める、喉ぬーるスプレーをするなどは、一時的にスっとするだけで治療にはなりませんでした。結構高いのに。素直に病院に行って薬を貰って、濡れタオルを干して、部屋を暖かくして寝ましょう。
豆知識
実はストーブも過湿している
灯油が燃えるときに参加炭素と共に水も出ています。だからストーブを燃やすと窓ガラスに水滴が出来るのですね。しかし気温が上昇すると露点(水蒸気が水になる温度のこと)が上昇して、結果的に湿度は下がってしまいます。
ストーブを炊いても湿度を高く保つ為には相当な過湿が必要です。やっぱり過湿器が必要です。
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