イチゴの果実を甘く大きくするコツ

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イチゴの果実を大きくするコツ

ここではイチゴの果実を大きく育てるコツをまとめています。
まとめ
●必ず人工授粉する。
●摘花・摘果をする。
●生育時期に日光・水・肥料が切れないようにする。
●株間を空ける。
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果実を大きくするコツ1

人工授粉

必ず人工授粉をする
イチゴの果実の大きさの一つの要因は「受粉」です。イチゴの表面には無数の種子があります。この種子の周囲の果実(=細かく言えば果托)が発達します。よって種子が少ないとイチゴの果実自体も小さくなります。よくイチゴの果実が歪んでいることがあるのは、受粉を虫が行ったか何かで、満遍なく受粉していないからです。

綺麗な形のイチゴを作り、なおかつ大きくするためには、花が咲いたら、筆の先で人工授粉させます。ちょこっと撫でるだけでなく、満遍なく撫でます。

摘果・摘花

摘果・摘花
イチゴに限らずですが、果物野菜を実らせる場合は、花・果実を適度に詰んでしまいます。そうしないと、栄養が分散して、すべての果実が中途半端になり、甘みが不足したり、大きくなりません。
細かい話ですが、イチゴは冬の寒さに一定期間当たってから、最低気温が5度を超えると生育し始め、気温が18度を超えだすと花が咲かなくなります。よってイチゴが活動するのは2月以降なのですが、気温が18度を超えるようになる6月までには開花は止まります。実際に収穫があるのは4月5月。この4月5月の間に、しっかりと大きな果実を収穫するのであれば、摘花・摘果をして1株あたり10個ほどに絞るべきです。
●ちなみに生産農家では冷暖房を駆使して長期間収穫をします。その場合は、期間が長いので何回も収穫することになり、一株の収穫は増えます。
●通年で収穫するので一株から100個とか200個レベル。
●一般家庭では一回として10個を目安にします。

最初に咲いたものから後は小さくなる

最初に咲いたものから後は小さくなる
イチゴは最初に咲いた花についた果実が大きく、後にできるものほど小さくなります。普通の果実はそんなことはないんですが、イチゴはそうです。例えばブドウは多少は違いがありますが、そこまで咲いた順で違いはないんですが、イチゴは極端に差が出ます。そこで摘果・摘花する時は、早くに咲いたものを優先します。

日光・水・肥料

日光・水・肥料
生育する時期に、日光・水・肥料が切れないようにします。基本的ではあるんですが、非常に大事なことです。ちなみに、イチゴの葉っぱの先から雫が垂れているのは、株が元気な証拠です。

株間を空ける

株間を空ける
イチゴを植えるときに、あまりに寄せて植えないようにします。65センチのプランターなら三株。
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