高植え…目的と手順は?

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高植えとは

高植えとは、水はけを確保するために、本来の地面より高い位置に植えること。
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具体的にはこんな感じ

高植え:具体的にはこんな感じ
本来は地面と同じ高さに株の根鉢の地表面を合わせるのですが、それだと水はけが悪い場合に高植えをします。高植えは少し高く植えることです。似たような方法としてレイズドベッドがあります。株元がこんもりと盛り土になります。言葉で説明しても分かりにくいのでイラストを見てください。

高植えが必要なケース

庭土の水はけが悪い場合

水はけが悪いってのは、庭土が粘土質で水もちが良すぎて、そのままで植えると根が窒息して、根腐れをするってことです。粘土質の場合は、川砂やパーライトを足して水はけをよくするものなんですが、それでも足りない場合、高植えにします。

根で呼吸をしているタイプ

植物の中には根から空気を取り込んでいるものもあり、こういった植物は地面の浅いところに根を広げます。根は水を吸いつつ、空気も取り込んでいるわけです。こういう植物は深く植えると調子を崩してしまいますので、高植えにして窒息を防ぎます。

蒸れに弱いタイプ

日本の夏の高温多湿が苦手で、土の水はけが悪いと夏に蒸れて枯れてしまうものは、高植えにして蒸れを避けます。川砂やパーライトを庭土に足して水はけをよくするのと併用するといいです。

手順

植え付ける庭木苗を用意します。庭木の根が麻布に覆われていたら、そのままで植え付けます。麻布はいずれ腐って土になりますので、気にしないでいいです。ビニールテープや針金が巻かれていたら、これは取り除いてください。取り除くときに根を切らないように気をつけましょう。
高植え:補足情報
根鉢の2倍か3倍の穴を掘り、その掘り出した土に腐葉土堆肥を混ぜ、必要であれば化成肥料を入れます。
高植え:補足情報
穴に土を半分戻して、その庭木苗を入れ、隙間に用土を入れていきます。

少し高く植えます。少しってのは大体は10cm〜15cm程度です。それ以上高くしても、いずれ雨で土が流れ出ていって根がむき出しになってしまいます。

水鉢(水極め)をする

高植え:水鉢(水極め)をする
その周囲に土で水鉢(水極め)を作ります。

なぜ、水鉢(水極め)をするかというと…植え付け直後ってのはそのままでは根と土が馴染みません。そこで水をやって、土と根をなじませることで根を張らせるんですが、庭植えした場合は、なかなか水が行き渡りにく、高植えだとなおさらです。そこで水鉢を作ってしっかりと水が馴染むようにしてやります(かなりの量の水をやることになります)。水極めという言い方もします。

これも文章では分かりづらいのでイラストを見てください。

水鉢は植え付けの時に一回やるだけです。
以上で完成です。

土が流れ出たら…

高植えにした場合、土を盛っていて段差があるために雨で流れ出ていって、何年か経つと土がなくなって根がむき出しになっていることがあります。その時は土をかぶせてあげてください。
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