リビングストンデージーの種の採種と種まきと育苗のまとめ

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リビングストンデージーの種まき・種の採種

このページではリビングストンデージーの種の採取と種まき・育苗についてをまとめています。
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種子の採取

開花後に種を取っておいて、それをまた秋や春に播くことも可能。ただし一般的ではない。

花が終わったら種子ができます。種子は黒い萼片の中にあるので、黒くなったら取り、開いて種子を取り出します。この種子は封筒など風通しの良いものに入れて、冷暗所で保管します(冷蔵庫じゃないくて)。

リビングストンデージーの種蒔方法

時期

秋(9月10月)か春(3月から5月)に種蒔します。発芽温度は12度から18度と低いため、秋は深くなってから、春は早めに種蒔しないと発芽率が悪いので注意しましょう。

秋蒔きすると越冬するため防寒が必要になる。場所によっては簡易温室などを用意することになるので、一般的には春蒔きをします。
暖地→秋蒔き(防寒なし)→開花は4月前後
中間地→秋蒔きして、防寒する。もしくは春撒き。
●寒冷地→春蒔き→開花は6月から8月

自家採取したものでもいいですが、種子が百均・ホームセンター・ネットショップで販売しているのでコレでもいいです。タネが非常に小さく、庭に直播すると雨風に流されて意外なところから出てくるので苗床や鉢である程度育ててから植え付けるといいです。
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用土

種蒔用土サボテン用土をそのまま使うか、赤玉土鹿沼土パーライトを同量づつ混ぜたものを用土として使います。植え付けの時に使う用土(=一般的な培養土)でもいいです。
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黒いビニールポットに土を入れて種まきするか、育苗トレイを使うかします。
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種まき・育苗

土を敷き、種を適当にバラバラと撒いて、土を薄くかぶせるか一切かぶせません(好光性種子なので光がないと発芽しない)。土を厚くかぶせると発芽しないので注意します。

あとは乾燥しないように水をやり、気温が12〜15度前後の明るい日陰で管理していると一週間で発芽します。苗床への水やりジョウロで上からジョボジョボやらずに霧吹きを離したところから吹いてやる。種子が小さすぎて水と風で飛ばされるため。もしくは腰水にしてとにかく乾燥し切らないようにします。

発芽後

発芽して本葉が2枚か3枚になったらビニールポットに植え付け、根が育ったら庭や鉢に植え付けます。植え付けについては
を参考にしてください。

リビングストンデージーはある程度の大きさになると生育は早いが、種蒔してからしばらくは非常に生育が遅く、秋に種蒔してから定植できるほど大きく育つには時間がかかる。よって中間地で秋蒔きすると防寒の手間がすごい上に、春に出回る苗もそこまで高いものでもないので、普通はとにかく春に苗を買って植えるのが無難かつ安上がり。

春蒔きの場合は、発芽して開花までは早くて二ヶ月。秋蒔きは4月前後に開花、春蒔きは6月前後に開花します。

秋から冬の管理場所

秋に種を撒いて冬をこさせる場合は地域によっては寒さ対策が必要になる。何度か霜に当たると枯れてしまいますが、霜除をすれば秋以降も戸外での栽培は可能。気温が氷点下になる場合は不織布やビニールで覆って寒さ対策をすれば越冬可能だけど、そこまでしないで春に出回る苗を植え付けするほうが無難。

耐寒温度は0度から5度。関東以西であれば霜が当たらないように軒下で管理するか、霜除さえあれば戸外での越冬は十分可能。ただし強い寒波が来たらダメ。まぁ、種子も安いのでそこまで神経質になる必要はないと思う(枯れてもいいやという気持ちで戸外の軒下で管理するのが精神に健康的)。

最後に

リビングストンデージーのその他の栽培のついては
を参考にしてください。
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