リビングストンデージーの育て方

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リビングストンデージー(紅玻璃草・サボテンギク・ヘラマツバギク)

リビングストンデージー
科名ハマミズナ科
属名ドロテアンサス
学名Cleretum bellidiforme
別名紅玻璃草・サボテンギク・ヘラマツバギク
みずやり水控え目
場所外の日なた
難易度中級者向け
画像の投稿
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開花
植え
肥料
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リビングストンデージーの育て方

リビングストンデージーの育て方
文章の修正概要
リビングストンデージー(Cleretum bellidiforme…旧学名Dorotheanthus bellidiformis)はハマミズナ科の南アフリカ原産の一年草です。メセンと呼ばれる植物群の一つ。秋に種を撒くとよくネットなどでは書かれていますが、霜に当たると枯れてしまいますので、一般的には春に出回る苗を植えます。春に植える場合も霜が降りない場所に植えるか、霜が降りなくなってから植えてください。
とにかく花に光沢があり鮮やか。
草丈10cmから20cm
まとめ
●リビングストンデージーはハマミズナ科の一年草。
●秋蒔き一年草だが、一般的には春に出回る苗を植える。
●日当たりで管理する。
●乾燥気味に管理するが、サボテンのように乾燥に強いわけではない。
●庭植えにした場合は自然に降る雨だけでいい。
●鉢植えにした場合は土が乾燥したら水をやる。
肥料は控えめ。

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リビングストンデージーの水やり

文章の修正水やり
葉っぱが肉厚で多肉植物のようになっていて、水を溜められるようになっています。乾燥に強い半面、水をやりすぎると腐って枯れてしまいます。土が乾いたら水をしっかりとやってください。土が濡れているうちは水はやらないようにしてください。乾燥気味に管理して大丈夫です。
庭植えにした場合は自然に降る雨でほぼ大丈夫。ただし、植え付けて二週間ほどは根が土に張っていないため、水やりをしてください。
●葉っぱが肉厚で多肉っぽく、乾燥気味に管理するのですが「サボテン」のように乾燥に強いのではなくて、「多少乾燥に強い」程度なので注意。あんまりに乾燥しすぎると株が弱くなります。
●リビングストンデージーは南アフリカのケープ地方に自生する。ケープ地方は別に水の少ない地域ではなく、雨が降る地域。その地域の砂地に生育するのがリビングストンデージー。というイメージで水やりをしましょう。

リビングストンデージーの肥料

文章の修正肥料
肥料はあまり必要ありません。秋から冬の間は月に一回液肥をやるか、月に一回化成肥料を少量やります。花が咲いてからは、花にエネルギーを取られますので、月に二回か三回液肥をあげるか、一ヶ月に一回化成肥料をやります。
●開花後の肥料も、肥料不足を感じたらやる…程度でいいです。

リビングストンデージーの植え付け・植えかえ・種蒔き

文章の修正時期
秋に種を撒いて育てますが、霜に弱いので一般的には春に苗が流通するのでそれを植え付けします。春に苗を植える場合は霜が降りなくなってから植えるようにします。
●霜は最低気温が4度以下になると降りやすくなるので、そこを下回らなくなる4月下旬から5月上旬以降に植え付けるといい。植えてしまった場合は、軒下に移動させるか、霜除をする。
初心者は春植えする。
種子を購入して撒くとどんな色合いのが咲くかわからない。ので花色にこだわるのであれば、開花苗を購入するべき。

用土
市販されている花と野菜の土で植え付けをするか、赤玉土腐葉土4を混ぜたものに化成肥料を足して植え付けをします。もしくは市販の培養土鹿沼土小粒か軽石かパーライトなどを2割ほど入れて水捌けをよくしてから使うといいです。
●見た目が多肉っぽいけど、サボテンとは違うので上記のような配合になります。基本的に普通の「花と野菜の培養土」で十分。
●花と野菜の培養土には最初から肥料が入っているので肥料は足さなくていいです。

鉢植えの植え付け

文章の修正鉢植えの植え付け
5号から6号鉢に苗1つか、8号に苗3つ程度を目安に用意する。横長プランターの場合は3つか4つ。鉢底の穴を網で塞いで、軽石を2センチから3センチほど入れ、その上に用土を入れて、株を入れて隙間に用土を入れていく。最後に水をやって完成。

庭植えの手順

文章の修正庭植えの手順
苗床やポットで苗を作るか、春に出回る苗を購入して植える。庭土を20cmほど掘り返し、土に苦土石灰(1平方mあたり100g)を混ぜて中和する。石灰を混ぜてから二週間経ってから、腐葉土を2割ほど追加し、緩効性肥料(1平方mあたり50g)を入れてよく混ぜて用土とする。用土を半分ほど穴に戻し、苗の高さを調節しつつ、隙間に用土を入れていく。最後に水をしっかりとやって完成。
●株間は15cmから20cmほど空ける。
●水捌けの悪い土に植える場合は、高植えにするかレイズドベットなどにする。

リビングストンデージーの種子の採取

文章の修正種子の採取
開花後に種を取っておいて、それをまた秋や春に播くことも可能。ただし一般的ではない。
花が終わったら種子ができます。種子は黒い萼片の中にあるので、黒くなったら取り、開いて種子を取り出します。この種子は封筒など風通しの良いものに入れて、冷暗所で保管します(冷蔵庫じゃないくて)。

リビングストンデージーの種蒔方法

文章の修正種蒔方法
秋(9月10月)か春(3月から5月)に種蒔をすることも可能。種子が普通に販売しているのでコレでもいいです。タネが非常に小さく、庭に種蒔すると雨風に流されて意外なところから出てくるので苗床や鉢である程度育ててから植え付けるといいです。
用土は種蒔用土・サボテン用土か、赤玉土・鹿沼土・パーライトを同量づつ混ぜた用土を使います。植え付けの時に使う用土でもいいです。土を敷き、種を適当にバラバラと撒いて、土を薄くかぶせるか一切かぶせません(好光性種子なので光がないと発芽しない)。土を厚くかぶせると発芽しないので注意します。あとは乾燥しないように水をやり、日陰で管理していると一週間で発芽します。発芽して本葉が2枚か3枚になったらポットに植え付け、根が育ったら庭や鉢に植え付けます。
●発芽温度は12度から18度と低いため、秋は深くなってから、春は早めに種蒔しないと発芽率が悪い。
●秋蒔きすると越冬するため防寒が必要になる。場所によっては簡易温室などを用意することになる。
暖地→秋蒔き(防寒なし)→開花は4月前後
中間地→秋蒔きして、防寒する。もしくは春撒き。
●寒冷地→春蒔き→開花は6月から8月
●発芽して開花までは早くて二ヶ月(春蒔きの場合)。
●秋蒔きは4月前後に開花。春蒔きは6月前後に開花。
●苗床の鉢は腰水で給水させてもいい。
●苗床への水やりはジョウロでジョボジョボやらずに霧吹きを離したところから吹いてやる。種子が小さすぎて水と風で飛ばされるため。発芽までは乾燥させないようにする。
●リビングストンデージーはある程度の大きさになると生育は早いが、種蒔してからしばらくは非常に生育が遅く、秋に種蒔してから定植できるほど大きく育つには時間がかかる。よって中間地で秋蒔きすると防寒の手間がすごい上に、春に出回る苗もそこまで高いものでもないので、普通はとにかく春に苗を買って植えるのが無難かつ安上がり。

リビングストンデージーの管理場所・日当たり

文章の修正
とにかく日当たりのいい場所で管理します。太陽が出ていれば花が開いて、曇りや雨の日だと花が閉じるという性質を見れば分かるように、太陽が好きです。

春に開花したら一年草なので徐々に消える。夏の暑さにも弱い。夏には消えるもの。

秋に種子を播く。種子の発芽温度は若干低めなので涼しくなってからの方がよい。

秋に種を撒いて冬をこさせる場合は地域によっては寒さ対策が必要になる。何度か霜に当たると枯れてしまいますが、霜除をすれば秋以降も戸外での栽培は可能。気温が氷点下になる場合は不織布やビニールで覆って寒さ対策をすれば越冬可能だけど、そこまでしないで春に出回る苗を植え付けするほうが無難。
●耐寒温度は0度か5度。関東以西であれば霜が当たらないように軒下で管理するか、霜除さえあれば戸外での越冬は十分可能。ただし強い寒波が来たらダメ。まぁ、種子も安いのでそこまで神経質になる必要はないと思う(枯れてもいいやという気持ちで戸外の軒下で管理するのが精神に健康的)。

花ガラ摘み

文章の修正花ガラ摘み
リビングストンデージーはよく開花し、その花がしぼむと種子を作ります。種子をつくると株は消耗して弱ってしまい、次の花が咲きづらくなるので、花が萎んだら早めに摘むようにします。

リビングストンデージーの病害虫

文章の修正灰色カビ病
高温多湿状態になると発生しやすい病気。灰色のカビが花につく。水やりが多い、水捌けの悪い用土だったとか、雨ざらしの場所だったとか、とにかく多湿だったら発生しやすい。多湿を避ければほとんど見られない。
害虫
アブラムシ、ヨトウムシ、ナメクジ

リビングストンデージーの由来・伝承

文章の修正デージー(=雛菊)という名前がついていますが、全く違う植物。キク科の植物でもないです。リビングストンデージーは昼に花が開き、夜になると花が閉じます。また雨や曇りの日も花は閉じます。花びらに見えるものは実はオシベが変化した仮雄蕊(カユウズイ)。もちろん花の中にもオシベは別途ある。
日本には昭和10年に渡来。

リビングストンデージーは19世紀のイギリスの宣教師デビット・リビングストンによって南アフリカで発見され、ヨーロッパに伝えられました。デビット・リビングストンは貧しい家に生まれながら独学で医学神学を学び、ヨーロッパ人で初めてアフリカを横断し、アフリカの奴隷市場を閉鎖へと働きかけるなどした英雄的人物。奴隷商人から暗殺されかかったこともありながらも、その一方でアフリカの危険な旅の途中で奴隷商人に助けられたこともあり、ひどく苦悩したとか。

リビングストンデージーは這って広がる、一年草。秋に種を撒いて春に花を咲かせます。非常に花色が多く、簡単に育てられるので昔はよく育てられていました。南アフリカ原産です。霜に当たると枯れます。
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