「赤玉土」の目次
赤玉土とは???

スポンサーリンク
赤玉土は弱酸性
日本の土は一般的には弱酸性で、日本自生の植物は弱酸性に対応するようになっています。ですが酸性を嫌う植物多く、その場合は石灰を混ぜ込んで、中和させます。市販されている花と野菜の土(赤玉土や腐葉土が混ざったもの)はすでに中和されています。
下のリンクでその他の用土の種類とphをまとめています。
赤玉土は劣化する
赤玉土は「土を干して固めているだけ」なので、時間がたつと…2年〜4年くらいで、粒が崩れてきて、粘土状になり、水はけが悪くなります。逆に言えば水持ちがよくなります。いくつか植物を育ててみた人なら分かると思いますが、「水はけのよい土」を植えつけ土の条件としている植物が多いですから、水はけが悪くなると、植物の根が窒息して死んでしまいます(=根腐れ)。植え替えのときは新しい赤玉土で植え替えをしなくてはいけません。
ちなみに、安い赤玉土は粒がもろく、つぶれやすく劣化しやすく、凍結すると砕けて泥になりやすい。植えつけるときはケチらない方がいいです。安い土じゃなくてちゃんとホームセンターなどでブランド名のある赤玉土を買いましょう。赤玉土をよく乾燥させたり、焼き締めてつぶれにくくした「硬質赤玉土」もあります。
硬質赤玉土は「劣化しにくい」ですが、いずれは劣化します。ちょっと長持ちなだけです。それでも微塵が出にくいのでおすすめです。硬質赤玉土の中でも通称「二本線」は高級硬質赤玉土を指し、三本線は高級焼き赤玉土を指します。硬質赤玉土はお値段がお高いので注意。
微塵について
赤玉土はしばらくすると劣化して微塵が出るのですが、買ったばかりでも微塵はすでに出ています。植え付けるときにこの微塵をフルイにかけて取り除くことをお勧めする人もいます。植物にとって土は水を供給するものであると同時に、排水する必要があります。また、空気が通る必要があり、水と空気が通るためには「隙間」が必要です。微塵が多いと、この隙間を潰してしまいます。ただ、微塵を取り除いた方がいいのは赤玉土・鹿沼土を単用で使う場合だけで、腐葉土や堆肥などと混ぜて使う分には多少の微塵があっても問題はありません。●赤玉土の劣化や腐葉土が分解されると微塵が発生する。増えると泥状になるので、3回くらい用土を使ったら、微塵を抜いた方がいいとされる。
●日向土は軽石の一種で硬く劣化しにくい。そこで日向土を赤玉土の代わりに使う人も多い。ただし、日向土は高いしあまり流通していないし、保水性がほとんどないので注意する。
●良く根腐れする人は赤玉土を日向土にやりかえるだけでうまくいく。特に室内管理していると鉢が目について、不要に水やりをしてしまう。
●硬質赤玉土は日向土並に硬くて劣化しにくい。硬質赤玉土は劣化しにくく、水持ちが良いというすばらしい性質であり、それだけに高価。
●日向土は軽石の一種で硬く劣化しにくい。そこで日向土を赤玉土の代わりに使う人も多い。ただし、日向土は高いしあまり流通していないし、保水性がほとんどないので注意する。
●良く根腐れする人は赤玉土を日向土にやりかえるだけでうまくいく。特に室内管理していると鉢が目について、不要に水やりをしてしまう。
●硬質赤玉土は日向土並に硬くて劣化しにくい。硬質赤玉土は劣化しにくく、水持ちが良いというすばらしい性質であり、それだけに高価。
リン酸を吸着する
赤玉土・鹿沼土は火山灰でできており、リン酸を吸着する性質がある。リンは植物が開花・結実するのに必要な成分ですが、本来は植物はそこまで大量にリンを必要としていません。ですが、日本では赤玉土・鹿沼土が吸着するために結構な量を必要とすることになります。長期間開花する植物はリンを必要とし、リンが切れると開花が止まります。
●そんなに気にするようなことじゃないですけどね。