アブラムシ

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アブラムシとは?


カメムシ目のアブラムシ上科に属する虫の総称。アリマキという呼び名もあります。地域によってはゴキブリのことをアブラムシと呼ぶことがありますが、無関係です。
移動能力が低く、天敵にやられやすい
アブラムシは植物から液を吸い、ソレを栄養にしています。体が柔らかく、羽があるのですが、ソレを使って移動する能力は低く、葉っぱに一旦寄生するとその植物から移動することが無いために天敵に狙われやすい虫です。ですが、その弱点を補うために幾つかの方法を取っています。
クローンで生殖する――一匹から増殖!
その1つが「単為生殖(クローン)」です。通常の昆虫はオスとメスが揃わないと増えませんが、アブラムシはメスだけで増えます。つまり遺伝子が全く同じ子供を産みます。しかもその子供も胎内にすでに子供を宿しているのです。分かりやすく言うと、出産した瞬間に赤ちゃんが孫を妊娠している、ってことです。
だから、通常の昆虫とは比較にならないスピードで増えます。オスとメスが揃わなくても一匹いれば一ヶ月で一万匹になるので、早めの駆除が大切です。
密度が高まると羽アブラムシが生まれて移動
そして密度が高まると羽の長いアブラムシが生まれ、別の植物へと飛んでいきます。もちろんクローンで増えるために一匹だけでも、しばらくすれば辿り着いた植物はアブラムシだらけになります。
冬眠準備にオスが生まれる
秋になると、X遺伝子を一つしか持たないオスを作り、卵生有性生殖(オスとメスが交尾してタマゴを作る)を行います。これによって遺伝子の多様性を保っているんでしょうね。この時産んだ卵で冬を越し、春に孵化します。春に孵化する卵は全てメスです。
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アリとの共生


小学校の理科でも習ったのがアリとの共生です。アブラムシは植物の液を吸っています。その液には糖分が含まれていますが、全てを吸収しきれず、余った糖分を排泄しています。これをアリに提供するかわりに、アリに天敵であるテントウムシなどから守ってもらうことで、身を守っています。

増えるとアリも増えるし蜂も増える


アブラムシは蜜をアリに供給するだけではなく、アリにも食べられています。アブラムシが増えすぎて植物が弱らないように、間引いてもいます。そのために増えすぎるとアリの巣へと連れて行かれて食べられてしまいます。
つまりアリにとっては「家畜」でもあります。
肉食ハチが食べに来ます
スズメバチやアシナガバチもアブラムシを食べます。ベランダでガーデニングをしていてアブラムシが増えるとスズメバチが寄ってくるかもしれません。スズメバチは大きな体で、一度に肉団子にして持っていく量が多いので、非常にありがたいのですが、バッタリ出くわすと生きた心地がしないので、早めに薬殺+補殺で対処したいです。
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オルトランがおすすめ

やっぱりオルトラン
オルトランの顆粒状のものを前もって撒いておくと、ほかの害虫の予防に成ります。オルトランは成分を植物内に行き渡らせて防虫するものです。よって野菜には基本的には利用しません。
発生したら農薬で駆除
もうあからさまに発生したら後は農薬を撒いて駆除するしかありません。
日光にしっかりあてて、元気の育てる
バラなどの虫に食べられやすい植物はともかく、日光にシッカリと当てて元気になることが予防になります。連作障害や栄養不良、日光不足、ムレといったことが抵抗力を弱めます。
コンパニオンプランツを利用する
チェリーセージを植えることで、予防することが出来ます。完全に予防は出来ませんが、それでも効果はあります。

参考:ストチュウ
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駆除方法

アブラムシは普通薬剤がよく効くのですが、薬剤に抵抗力をつけやすく、同じ薬剤を続けて撒いていると効かなくなりやすい。そこで、二種類か三種類の薬剤を使って駆除したほうがいいです。

最近ではテントウムシや寄生蜂をつかって無農薬で駆除する方法もハウス農家では取り組まれているのですが、一般家庭では現実的ではないです。

昔、牛乳を霧吹きするとアブラムシの空気を吸う穴を牛乳の脂肪分が塞いで窒息死させるという話があったのですが、実際には脂肪で殺すという効果はなく、真水を霧吹きして溺死させても効果は同じだということです。ただ、もっと濃い油を吹きかけると窒息死する効果があるので、植物油を成分とした農薬が売られています。
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