ネナシカズラの性質・種類とアメリカネナシカズラの駆除

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ネナシカズラ(根無葛)

ネナシカズラ
科名ヒルガオ科
属名ネナシカズラ属
学名Cuscuta
別名根無葛
水やり水不要
場所外の日なた
難易度初心者向け
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開花
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目次

  1. ネナシカズラとは?
  2. 仲間・種類
  3. アメリカネナシグサの駆除
  4. SNSボタン・関連記事

ネナシカズラとは?

文章の修正ネナシカズラはネナシカズラ科(もしくはヒルガオ科)ネナシカズラ属の一年草の寄生植物。葉緑素を持たず、葉もほぼ退化して小さな鱗状になり、ツルだけになっている。植物に寄生し、栄養を吸い上げてしまう。よく知らない人が見ると、浜辺に漁の網が転がっているかのようです。

普通、植物は自力で光合成して栄養を作るので「独立栄養生物」と呼ばれます。植物以外の人間や動物は、植物や他の生物を食べて生きているので「従属栄養生物」と呼ばれています。植物の中にも「従属栄養生物」があり、それがネナシカズラです。

種子が地面に落ちて、発芽すると根を出して、寄生する植物を探してツルを伸ばしていきます。このとき寄生する植物が見つからない場合は、そのまま数日で枯れてしまいます。ネナシカズラはフェンスや支柱には絡まず、枯れた植物も無視して、健康な植物を探して伸びていきます。植物に達したら、巻き付いて、寄生根と呼ばれる根を差し込んで栄養を吸う。そして、最初の根はなくなってしまいます。

寄生しはじめ、夏〜秋にかけて穂状の花を咲かせ、結実して種子を残し、種子で越冬してまた、春になると発芽して寄生します。

ネナシカズラにはいくらか種があって、マメダオシはマメ科、アマダオシは亜麻を専門としているが、他のネナシカズラはかなり多種の植物を寄生対象としています。
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仲間・種類

ネナシカズラ

文章の修正ネナシカズラ(Cuscuta japonica)は元々から日本に自生している日本中で見られる寄生植物。山地などで見かけます。

マメダオシ

文章の修正マメダオシ(Cuscuta australis)はマメ科によく寄生しているネナシカズラの種で、特にダイズの被害が多い。現在は絶滅危惧種に指定されています。

ハマネナシカズラ

文章の修正ハマネナシカズラ(Cuscuta chinensis)は海岸部でよく見られ、ハマゴウなどに寄生します。アメリカネナシカズラとよく似ていて、生育場所も似ているので、現在は見かけなくなっている。

クシロネナシカズラ

文章の修正クシロネナシカズラ(Cuscuta europaea)は北海道の海岸で見かける寄生植物。花がピンクというか赤くて、他のネナシカズラとは一眼で違うのがわかる。

アメリカネナシカズラ

文章の修正アメリカネナシカズラ(Cuscuta campestris)は北アメリカからの外来種で、日本全土に侵入しており、現在、外来生物法で「要注意外来生物」に指定されています。海岸・砂浜でよく見られます。ハマネナシカズラと似たところで見かけるが、アメリカネナシカズラの方が全体的に黄色くて数が多い。畑に侵入して作物に被害があったり、在来種に寄生して被害が見られます。

アメリカネナシグサの駆除

引きちぎっても無駄

文章の修正アメリカネナシグサはヒモのような茎を伸ばし、植物にまとわりついて栄養を吸い上げて弱らせます。生態系を壊しかねないので、駆除したいのですが、茎は切れてもそこからまた伸びて、新しい寄生先を探します。細かく千切れても、水や植物があると、そこから伸びていきますし、寄生した植物内に一部でもアメリカネナシカズラの細胞が残っていると、そこから新しい茎を伸ばします。

なのでやたらめったら、引きちぎっても、ネナシカズラの数が逆に増えて、状況は悪化するばかりです。

種子を残さないように

文章の修正花を咲かせ、その花が種子を作り、種子は来年になるとまた発芽して伸びていきます。この種が多く残り、そこから来年の春によく出てきます。種子は鳥に食べられると、消化されずに排泄物と共に、繁殖範囲を広げていきます。

アメリカネナシカズラを駆除するには、花が種子をつけて落とす前に、この種子を取り除くことです。3日〜5日に一回見回って、花を全て取り除きます。面倒なので、以下のように焼き払う方が現実的。一回で駆除することはできず、何年もかけて駆除していくしかないです。

ガスバーナーで焼き払う

文章の修正現在、一番効果がある(のではないか?)とされるのが、ガスバーナーで寄生された植物ごと焼き払うという方法です。生焼けで、アメリカネナシカズラの一部が残っていると、ここから繁茂してきますので、しっかりと焼かないといけないんですが、これもなかなか難しい。現状の全てのネナシカズラを駆除するのではなく、来年以降に種を残さないために焼き払います。

タネが落ちた後だと、土中に入り込んでバーナーの熱が届かず、残ると来年に出てきます。焼くのであれば開花する8月〜10月にします。繁茂している地域を3日〜5日に一回、見回ってその都度、焼き払います。

となると真夏に作業することになります。これは作業する人にとってもかなりキツイ。
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