開花しない理由と対処法まとめ(ワイルドストロベリー)
スポンサーリンク
ワイルドストロベリーが開花しない理由と対処法まとめ
このページでは
ワイルドストロベリーが開花しない…もしくは開花はしているんだけど、花が少ない場合の理由と対処法についてまとめています。
肥料不足
ワイルドストロベリーは
肥料は少なくていい、多いとダメ、というネットの記述を見ます。WSはもともとは
雑草で、肥料を多く必要とするわけではないのですが、肥料食いで有名な
バラ科の植物ですし、開花と結実を繰り返していくとさすがに、肥料が切れます。特に花が多い品種は開花に必要な「リン」が切れてしまい、開花が鈍くなります。
即効性のある液体肥料をやって、供給してやると開花が再開します。
多肥を嫌うのは小さな苗のときです。このときは肥料を控えます。その後はそこそこ肥料を必要とし、土中の有機物も必要となります。
日光不足
ワイルドストロベリーは少々日陰でも育ちますが、開花となると、それなりに日光が必要です。日当たりに移動させてあげてください。といっても
半日陰くらいなら、数は少ないですが多少は開花はしますので、日光不足と別の原因が加わって、株が弱って開花していない!ってことが多いと思います。
株が弱っている
日光不足・水の遣りすぎ・水のやりなさすぎ・肥料の過多と過小・
根詰まり。いろんな原因で株が弱ると開花もしなくなります。
ランナーが多い
ワイルドストロベリーのランナーが多い品種は開花が少ないですし、ランナーが沢山生えているうちは開花が減ります。これは、ランナーに栄養を取られているためだと思われます。ランナーを適当にさばくことで、開花・結実を促すことが出来ます。
寿命
ワイストには寿命があり、3年か4年くらいで花が減り、数年で寿命を迎えて、突然枯れることがあります。なので、前もってランナーで新株を作ったり、株分けするなどして、株を更新します。
根が深い
ワイルドストロベリーは根が浅いものですが、深く根を張ると花が咲きづらくなります。原因は不明ですが、植物って危機感を感じて花をつけ、子孫を残そうとするものなので、環境が良すぎて開花しないんじゃないかなと思います。
対処法としては浅い鉢に植え替えたり、深い鉢でも、底に敷く
軽石を厚くして、
培養土が地表15cmくらいになるようにすれば、開花しやすくなります。
植え替えについては以下のページを参考にしてください。
そういう品種
ランナーが出やすい品種は開花がそもそも少なく、葉っぱをメインとしていると、品種によっては開花自体が少ないものもあります。
スポンサーリンク
結実しない
虫がいない
高層マンションのベランダだと、受粉してくれる虫がいませんので、開花しても結実しません。結実させるには、筆で花粉をつけてあげて、人工授粉しましょう。
実の形が歪なので、受粉が満遍なくできていないからです。
結実しにくい品種
品種によっては花目的で、そもそも結実が鈍いものもあります。
最後に…
花が「思ったより少ない」程度なら、大目に見る広い心も大事ですよ。
他の栽培のコツについては
を参考にしてください。
スポンサーリンク
関連記事