ワイルドストロベリーの育て方…水やり・肥料・植え付け・ランナーについてまとめ

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ワイルドストロベリー(ワイスト・ヨーロッパクサイチゴ・ノイチゴ・エゾヘビイチゴ・ワイルドベリー)

ワイルドストロベリー
科名バラ科
学名Fragaria-vesca
別名ワイスト・ヨーロッパクサイチゴ・ノイチゴ・エゾヘビイチゴ・ワイルドベリー
みずやり水を好む
場所外の半日蔭
難易度中級者向け
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開花
植え
肥料
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目次

  1. ワイルドストロベリーの育て方
  2. ワイルドストロベリーの水やり
  3. ワイルドストロベリーの肥料
  4. 植え付け・植えかえ
  5. 管理場所・日当たり
  6. 病害虫
  7. 花が少ない原因
  8. 受粉・結実
  9. 特徴・由来・伝承
  10. SNSボタン・関連記事

ワイルドストロベリーの育て方

ワイルドストロベリーの育て方
文章の修正庭植え注意
ワイルドストロベリーはイチゴ科の常緑宿根草。略してワイスト。ランナーで横へと広がる力が強く、グランドカバーとして優秀。その一方で、他の植物を駆逐するほどの勢いがあるので、庭植えは、大事な植物が無い場合に限る。

冬は小さな葉っぱで越し、春になると新芽を出し、真夏以外の春から秋に掛けて開花結実するというサイクルを繰り返します。白い花が咲きます。開花から実がなるまで一ヶ月近くかかることも。庭植えの場合は基本的に放置です。できれば枯れた葉っぱはマメに摘んでください。葉っぱはある程度は徐々に黄色くなって落ちていきます。新陳代謝だと思ってください。
草丈10cmから20cm
まとめ
●ランナーとこぼれ種ですごい勢いで広がる。繁殖力旺盛なので植える前によく考える。
水やりは普通。根が浅く、乾燥に弱い傾向がある。
肥料は控えめ。ただし肥料が不足すると葉っぱの色が薄くなる。
●別に美味しいわけじゃないし、収穫してそれなりの量にするにはかなりの面積を植えないといけない。グランドカバーとして植えるならいい。
●夏の暑さにも冬の寒さにも強い。
●北海道では雑草

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ワイルドストロベリーの水やり

庭植えの水やり

ワイルドストロベリーの水やり
文章の修正庭植えの水やり
庭植えの場合は、自然に降る雨だけで十分。根が浅いので乾燥に弱い傾向がありますが、水をやりすぎて土が長時間湿っていると根が腐ってしまいます。
●多少湿っている状態が理想。
●実が土に触れていると、腐ってしまうし、乾燥に弱めなので株元をワラでマルチングするといいけど、面倒。普通しない。
●室内で管理していると、乾燥からハダニが発生します。霧吹きで水を掛けてやると予防になります。

鉢植えの水やり

文章の修正鉢植えの水やり
鉢植えの場合は土が乾いたら水をやる。水をやるときは鉢の底から水が出てくるくらいにしっかりとやり、土の表面が乾くまでは水やりはしない。夏は土が可愛きやすいので、朝夕二回しっかりと水やりをすることになる。水やりの頻度は徐々にコツを掴んでいくしかありません。
受け皿に水が溜まっていたら、水を捨ててください。
●マンションのベランダで育てていても真夏の日当たりは暑い。昼間に水をやると水が沸騰して根を傷めるので、真夏は夕方か早朝に水をやるようにしてください。
●花や実に水がかかると傷んだり、腐ったりすることがありますので、バサーっと水を上からかけるのではなくて、できれば土に水を注いでください。
●あんまり夏に暑くて水やりが追いつかないなら半日陰に移動させたり、室内に入れます。

ワイルドストロベリーの肥料

ワイルドストロベリーの肥料
文章の修正肥料
鉢植えの場合は真夏と真冬以外の生育期には薄い液体肥料を二週に一回ほどやります。多肥を嫌いますが、リン不足になると開花結実しなくなります。庭植えの場合は追肥は基本的には不要。どうにも肥料が足りなくて生育が悪い場合は液体肥料をやって様子を見ます。
●普通の一般的なイチゴは肥料食いですが、ワイルドストロベリーは肥料が多いのが苦手。株が弱ります。やるならあくまで控えめに。
●肥料不足で枯れることはないが、肥料不足になると葉っぱの色が薄くなり、元気が無くなったり、開花が鈍くなる。
●ただし開花・結実が多いと肥料切れも置きやすい。このあたりは葉っぱや状況を見て判断しましょう。
●肥料が結晶して、土に白いものが見られることが。ただカビの可能性もある。

植え付け・植えかえ

文章の修正植え付け・植えかえ
春か秋に一般的な培養土で植えつければ、よく増えます。詳細は以下のリンクを参考に。

ランナーで増える

文章の修正ランナー
ワイルドストロベリーはランナーと呼ばれる茎を出して、その先に葉っぱを付けます。放置していると発根して、新しい株になります。新しい株は親株のクローン体で全く同じ性質を持ったものが生まれます。これを切り取って土に植えるといくらでも株が増やせます。
難しいことはありません。発根している株を上記の植え付けの方法で植えればいいです。
●ランナーが伸びた反対側に花が咲いて実がなる。
●ランナーの子株をワイヤーなどでポット苗に固定して、発根させる方法もありますが、そもそもそんなことしなくても幾らでも増える。
●ワイルドストロベリーは株に寿命があり、3年か4年経つと花が咲きづらくなり、5年位で突然枯れます。よって、継続して栽培したいのであればランナーから次の株を育てる必要があります。
●ランナーをそのまま伸ばしてやると、栄養が子株形成に使われて、花付きが悪くなり、ひいては実が出来づらくなります。そこで、このランナーを適当にさばいてやることで長く実を収穫することが出来るようになります。

鉢の外までランナーで増える

文章の修正鉢の外までランナーで増える
鉢の外までランナーを伸ばして、繁殖しようとします。庭土に移動すると、そこから爆発的に広がっていくので、その前に切り取って引っこ抜いてしまいます。情けをかけると後々庭がワイルドストロベリーだらけになる。そもそも鉢植えにした意味がないですからね。ただし、ワイルドストロベリーは数年で株の寿命が来るので、その中の一つを次の株として育てていくといいです。

管理場所・日当たり

文章の修正日光を好みます
日当りのいい場所で管理してください。夏の暑さに少し弱くて、夏は開花がストップして収穫も出来なくなります。夏は半日陰に移動させるといいです。もしくは夏に広葉樹が日陰を作る場所が適しています。
●夏の高温に弱い、のですがそれで一発で枯れるということは多分無い(地域による)。ただし、乾燥はやばい。例えば5月時点で乾燥によって弱ってるなら8月は危険。
●日当たりが悪いとヒョロヒョロになり、勢いの強い水道で水をやると折れるくらい。
●日当たりがいいと、ワサワサになる。

夏の管理場所

文章の修正夏の管理
生育温度は25度までで、これを越えると元気がなくなります。あまりに暑いようであれば、半日陰へと移動させた方がよりよいです。根が浅いため乾燥に弱いです。庭植えの場合は少しジメジメした場所が好ましいです。「日当たりが良くてジメジメ」なんて無茶苦茶な要求ですから、それなら半日陰で十分です。花も咲いて実もつきますよ。
鉢植えの場合は土の様子を見て水やりを加減して対応すればいいです。

冬の管理場所

文章の修正冬の管理
ワイルドストロベリーは北海道で自生していることから分かるように、涼しい気候を好み、寒さには非常に強い植物です。冬は特に防寒は必要ありません。
●寒さには問題なし。雪に覆われても、霜に当たっても枯れない。北海道で枯れないのだから、日本中どこでも寒さで枯れることは無いです。
●日当たりがよければ冬でも開花・結実します。
●イチゴ同様に寒さに当たると春から秋の葉っぱを枯らして、冬越し用の色の濃いロゼット状の葉っぱになります。枯れていないので水をやって管理して、春を待ちましょう。

病害虫

文章の修正病害虫
ナメクジアブラムシ、灰色カビ病、ウドンコ病が発生しやすいです。
ナメクジやアブラムシは新芽を食べたり、汁を吸って弱らせてしまいますので、見つけ次第、捕殺しましょう。食用として育てている場合は、木酢液を薄めてまいて予防するといいかも。食用じゃないなら、薬剤を撒きます。
ウドンコ病は風通しをよくすると予防できます。
●ヒヨドリなど鳥害があります。特に赤いワイルドストロベリーの方が食べられる。
コガネムシの幼虫が根を食べる。
●肥料をやりすぎたり、風通しが悪いと、土に白いカビがわきます。季節や状況では、もうある程度は仕方が無いとあきらめて、風通しのよい日当たりに出して、日光殺菌します。早めの対処で回復します。カビが株を弱らせて全滅するのは珍しくないです。実はカビてない限りは食べられます。

花が少ない原因

文章の修正
肥料不足
ワイルドストロベリー(以下WS)は肥料は少なくていい、多いとダメ、というネットの記述を見ます。WSはもともとは雑草で、肥料を多く必要とするわけではないのですが、肥料食いで有名なバラ科の植物ですし、開花と結実を繰り返していくとさすがに、肥料が切れます。特に開花に必要な「リン」が切れてしまい、開花が鈍くなります。液体肥料をやって、供給してやると開花が再開します。
●多肥を嫌うのは小さな苗のときです。このときは肥料を控えます。

ランナーが多い
WSはランナーが多い品種は開花が少ないですし、ランナーが沢山生えているうちは開花が減ります。ランナーを適当に捌くことで、開花・結実を促すことが出来ます。

根が深い
WSは根が浅いものですが、深く根を張ると花が咲きづらくなります。原因は不明。浅い鉢に植え替えたり、深い鉢でも、底に敷く軽石を厚くして、培養土が地表15センチくらいになるようにすれば、開花しやすくなります。
参考:★ワイルドストロベリーの植え替えと株分けまとめ

日光不足
WSは少々日陰でも育ちますが、開花となると、それなりに日光が必要です。日当たりに移動させてあげてください。といっても半日陰くらいなら開花はします。

株が弱っている
日光不足・水の遣りすぎ・水のやりなさすぎ・肥料の過多と過小・根詰まり。いろんな原因で株が弱ると開花もしなくなります。

寿命
ワイストには寿命があり、3年か4年くらいで花が減り、数年で寿命を迎えて、突然枯れることがあります。なので、前もってランナーで新株を作って、株を更新します。

受粉・結実

文章の修正
受粉・結実
●室内で管理している場合、虫が飛んでこないので、実をつけるためには人工授粉させる必要があります。
●花は受粉が終わるとすぐに散る。
●実の形が不恰好なのは、受粉に失敗したから。つまり受粉がまばらになっている。綺麗な形の実をつけるには、筆や耳かきのポンポンで受粉してあげると良い。

特徴・由来・伝承

特徴・由来・伝承
文章の修正縁起のいい植物
ワイルドストロベリーは、ヨーロッパでは「Lucky&Love(幸運と愛)」、アメリカでは「Miracle(奇跡)」を呼ぶハーブと呼ばれている、とても縁起のいい植物です。ですがどういう由来で縁起が良いのかまでは不明です。キリスト教で「正義の象徴」とされていることが何か関係しているかもしれません。

テレビでワイルドストロベリーを育てた人が子株を友人に譲ると次々と結婚したことから「結実すると結婚できる」というジンクスというか都市伝説が発生しプチブームに。でも実をつけるのって難しくないんですよね。

和名はエゾヘビイチゴ
エゾヘビイチゴという名前はヘビイチゴに似ていて、蝦夷…北海道付近で自生しているという意味です。ヘビイチゴとは属が違います。ちなみにヘビイチゴは蛇が通るような場所に生えるために「蛇にしか食べられないイチゴ」という意味から来ています。
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