ハブソウ(クサセンナ)の特徴は?育て方は?
目次
ハブソウの特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所病害虫関連記事学名などの基礎データ
x最終更新- 植物名
- ハブソウ
- 科名
- マメ科
- 属名
- センナ属
- 学名
- Senna occidentalis
- 別名
- 波布草
- 耐寒
- 5度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 中級者向け
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ハブソウの特徴は?
ハブソウは熱帯アメリカ原産の
マメ科センナ属の
一年草。江戸時代に虫・蛇・ハブに噛まれたときの治療薬として導入された。葉っぱを傷にすり込んでいた。ハブソウのハブはヘビのハブから来ています。南西諸島・小笠原諸島では帰化している。
夏〜秋にかけてマメ科らしい花を咲かせ、マメっぽい細長いサヤをつける。ハブソウを材料としたハブ茶ってのがあったのですが、現在はハブソウより効率よく
種子が取れる別種の
エビスグサ(ケツメイシ)が使われています。
ハブソウは一般的にはほぼ栽培されませんが、切り花としても流通しています。
草丈60cm〜120cm
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水やり
ハブソウの庭植えの場合は自然に降る雨だけでいいです。
鉢植えの場合は土が乾いたら、鉢底の穴から染み出すくらいにしっかりとやります。どちらかというと乾燥を好みますので、土が乾くまでは
水やりをしないようにします。
鉢植えだと真夏は水切れするので朝と夕方の2回、しっかりと水やりをします。それでも水切れするなら
半日陰に移動させましょう。できれば庭植えにすると水やりが楽です。
肥料
ハブソウは追肥は不要です。土地が痩せていても生育しますが、あまりに痩せていると花も咲かないので、その時は液体
肥料をやるか、化成肥料をやってください。肥料をやるとしても控えめにしましょう。
植え替え・植え付け
時期
ハブソウは4月〜6月に種を直播するか、ポットで育苗して植え付けます。一年草なので植え替えることはないです。
種まきの手順は?
霜が降りなくなった4月以降に種まきをします。ハブソウの発芽温度は15度〜22度。ポットに
用土を入れ、種を2粒か3粒入れて、その上に用土を5mmほどかぶせます。分厚く被せると発芽しないので気をつけましょう。あとは明るい日陰で、水やりをして乾燥しないようにしていると発芽します。
発芽して本葉が3枚以上になったら、鉢や庭に植え付けます。鉢や庭に直接種まきしてもいいです。
ハブソウを植えるときはポットを外して、土を崩さないで植え付けてください。土をいじると生育不良を起こします。
用土
ハブソウを鉢植えにするなら一般的な
培養土を使います。培養土に1割ほど
軽石小粒か川砂を混ぜて
水はけをよくするといいです。庭植えにするならば、庭土に
腐葉土や
堆肥を混ぜて用土とします。
水捌けが悪いなら、軽石小粒か川砂を混ぜて水はけをよくするといいです。
鉢植えの手順は?
株は8号〜10号に1苗を植えます。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
ハブソウの苗の土はいじらないで植えましょう。いじると生育不良を起こします。
庭植えの手順は?
庭土を30cmほど掘り返し、庭土に腐葉土か堆肥を混ぜておきます。水捌けが悪いなら軽石小粒か川砂を入れて調節します。ハブソウは有機物の多い土より、水はけのよい土を好みます。
穴に用土を半分戻して、ハブソウの苗を配置し、隙間に用土を入れていきます。苗の土は崩さないで植えてください。株同士は15cm〜20cmほど空けておきます。最後にしっかりと水やりをして完成です。
種の採取
夏に開花した花が、サヤになり、秋になると茶色く変色して熟します。熟したら採取して、種を取り出し、三日程、日陰で干して乾燥させてから、紙袋に入れて、常温で保存しておきます。
また春に種まきしましょう。
管理場所
ハブソウは日当たりを好みますし、真夏の直射日光・高温・乾燥に強いので、日当たりで育てましょう。
病害虫
ほとんど見られない
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