エビスグサ(恵比寿草)の育て方??駆除についても
目次
エビスグサの特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所種の収穫駆除病害虫関連記事学名などの基礎データ
x最終更新- 植物名
- エビスグサ
- 科名
- マメ科
- 属名
- センナ属
- 学名
- Senna obtusifolia
- 別名
- 夷草、胡草
- 耐寒
- 5度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 上級者向け
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エビスグサの特徴は?
エビスグサは北アメリカ・熱帯アメリカ原産の
マメ科の
雑草。自生地では越冬して大きく育ち、灌木にもなることがあるが日本では寒さに枯れる
一年草。日本では北海道以外の本州〜沖縄に帰化しています。
マメ科っぽい丸い葉が、対になって付いていて、マメ科でよく見る形状の黄色い花が咲きます。開花後は長いサヤができ、内部には種があり、熟すと落ちて、来年も生える。管理人の近所の線路沿いに生えていて、かなり目立つ。
マメ科で根粒菌を根に飼っているため、空気中の窒素を土中に固定する。なので緑肥として利用することもできる。
葉っぱは夜になると閉じる。
ネコブセンチュウを駆除する効果があるとされる。ただ、一般家庭規模で栽培して効果を実感できるとは思えないので、そういう目的で植えない方がいいです。
種子はケツメイシ(決明子)という生薬になる。ミュージシャンのケツメイシはここから由来しています。本来は
ハブソウが原料のハブ茶というのがあるんですが、ハブソウから種子が取れにくいというか効率が悪いので、このエビスグサが利用されています。なので種子からお茶を作ることもできるが、別に美味しいものではないです。
草丈1m〜1.5m
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水やり
雑草で生えてくるくらいなので、自然の雨だけで十分。真夏にあまりに乾燥して水が切れると、乾燥を防ぐために昼間に葉っぱを閉じるようになるので、そうなったら
水やりをするといいです。
肥料
エビスソウに追肥は不要。土が痩せていても育つし、あんまり肥沃な土は適さない。元肥として少量あるといいが、それもなくても問題ないです。
植え替え・植え付け
時期
5月ごろ、霜が降りなくなってから種まきします。
用土
一般的な
培養土で植えるか、庭土に
腐葉土か
堆肥を追加して
用土として利用します。もしくは庭土にそのまま植えます。
庭に直播にします
エビスグサは植え替えが苦手なので種は直播きにします。
庭土を深さ20cm〜30cmほど掘り返し、掘り出した土に1割〜2割ほど腐葉土か堆肥を入れてよく混ぜておきます。その土にエビスグサの種子をまき、うっすらと土をかぶせて、水をやります。
乾燥しないように水をやっていると発芽します。発芽して株同士が近いなら、間引いて間隔を取ります。最初は10cm間隔、20cm、30cmと広げていきます。
管理場所
日当たりを好みますので、必ず日当たりで育てます。
種の収穫
開花後の10月ごろにサヤが茶色くなったら収穫します。種は5g〜10gをお茶で煮出して飲むか、種を炒ってお湯で煮出して飲むなどしますが、まー別に美味しいものでもないので、普通はしない。
どうしても飲んでみたい場合はまずはネットショップで販売しているハブ茶を利用しましょう。
駆除
もしも来年、生やしたくない場合は、開花してサヤができる前に刈り取ってしまいます。そうすれば来年以降は生えにくいです。
とはいえ、
エビスグサの種子は土中でかなりの期間、発芽能力を持って発芽の機会を待っているものなので、種が落ちるとしばらくは…数年か下手すると、もっと長期間、生えてくると考えてください。その種子が、クツの裏につくなどして広がっていく…と考えると栽培はしない方がいいと思います。病害虫
ほとんど見られない。
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