菊芋は植えっぱなしでいい?連作障害についても
目次
菊芋は植えっぱなしでいい?繁殖力が強すぎる!連作障害を起こす…対策結論関連記事スポンサーリンク
菊芋は植えっぱなしでいい?
菊芋は
キク科の野菜で、春から秋に生育して芋を作ります。その芋を掘り上げると傷みやすいので、そのまま春まで埋めっぱなしで、随時必要なら掘り出して調理して食用にするんですね。そのまま芋が残っているとまた春に芽吹いて生育して芋を作るわけです。
だったらそのまま毎年植えっぱなしが便利ですよね。
菊芋は植えっぱなしでいいですが…
ただ、二つの大きな問題があります。
これが非常に大事ですので、よく聞いてください。
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繁殖力が強すぎる!
一つは非常に繁殖力が強いということ、畑に植えた場合、花が咲き、種が落ちて、勝手に増えますし、花を摘んでタネを作らないようにしても、収穫のときに小芋を取り損ねて土の中に残り、結局、広がって行くのですね。
なので菊芋栽培は基本的には…農家じゃないなら、地植え(畑)ではなく、
プランター栽培が推奨されています。
連作障害を起こす…
次に、
連作障害を起こすということ。
連作障害を起こすため、2年か3年ほどで徐々に収穫量が減っていったり、3年〜4年で突然枯れてしまいます。翌年に枯れるんなら、広がりすぎずに便利なんですが、そういうわけにはいかないんですよね。
連作障害を起こすのですが、広がる速度が、それよりはるかに早いので、この二つは全然矛盾しません。やっかいな野菜ですね。
対策
畑で継続して栽培する場合は、輪作をして連作障害を防ぎます。どうも3年から4年で障害が出るので2年おきに掘り上げて別の野菜を植え、
キクイモは別の場所に植えなくてはいけない。しかし、そこで地植え(畑)の場合、取り残しがあって、小さな芋一つからでも広がり、野生化しかねない。かなり丁寧に取り除く必要があります。
プランター栽培をそのままで2年か3年栽培していると、連作障害を起こしてイモが小さくなってしまうので、植えっぱなしではなく、2年に一回は植え替えをすると収穫量を維持でき、突然枯れるのを防げます。理想としては毎年植え替えた方がいいです。面倒だから大体は2年に一回です。
結論
畑なら輪作して連作障害を防ぎつつ、取り残さないように掘り出さないといけないです。
プランター栽培なら逃げ出して野生化は防げますが、2年に一回は植え替える必要があります。
じゃあ、ずーっと植えっぱなしはダメってことですね。でも、どちらも2年は植えっぱなし可能ということでもあります。それを植えっぱなしと言うかは別にしてね。
2年に一回でいいなら便利な方なんですよね。しっかり対応して収穫しましょう。でもね、やっぱり問題は広がりすぎるってところなんですよ。だから「
植えてはいけない植物」とされるんです。そっちの方が問題になりやすいので、どこかで廃棄して栽培を中止するというのも、よい決断です。
栽培についてのより詳細は
を参考にしてください。
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