アツバキミガヨランの育て方
目次
アツバキミガヨランとは?水やり肥料植え付け・植えかえ管理場所・日当たり病気・害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- アツバキミガヨラン
- 科名
- リュウゼツラン科
- 属名
- ユッカ属
- 学名
- Yucca gloriosa
- 別名
- アメリカキミガヨラン
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 中級者向け
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アツバキミガヨランとは?
アツバキミガヨランは北アメリカに自生する
リュウゼツラン科の植物で、戸外での栽培が一般的です。その頑健さから、昔から庭に植えられ、今でもその姿を見ることができます。
尖った葉っぱを約50cm伸ばし、その佇まいは洗練された雰囲気を醸し出しています。
花茎は非常に大きく、最大で2メートルほどに達し、真っ白かクリーム色の花を鈴のように咲かせます。ただし、日本では受粉に「
ユッカ蛾」が関与するため、この蛾が存在しないため、日本で実を結ぶことはありません。
寒さにはやや弱い傾向があり、寒冷地では防寒対策が必要ですが、平地なら冬越しも可能です。一般的なユッカとは異なり、アツバキミガヨランは低く丸みを帯びた形状で、葉には注意が必要なとげがあります。
アツバキミガヨランは実を結ぶと茎が折れ、そこから種が発芽して繁殖します。花茎は新たな芽を株の根本から出す特徴があります。
鉢植えでの栽培は一般的ではなく、庭植えが通常です。
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水やり
庭植えした場合は一旦根づくまでは水をやりますが、その後は乾燥に強い(乾燥を好む)ので、降雨だけで十分です。
肥料
肥料はほぼ必要じゃないですが、生育させたいなら春と秋に固形肥料を根本に置いてやります。道端の誰も世話していない場所でも生育しているので、肥料がないからといって枯れる訳ではありません。
植え付け・植えかえ
時期
春から夏の生育時期に植え付けを行います。
用土
用土は通常の土でよく、
水はけが良ければいいです。庭土に
腐葉土か
堆肥を混ぜて用土とし、水はけが悪いのであれば
軽石小粒か川砂を入れて調節します。
庭植えの手順は?
庭土を40cm〜50cmほど掘り返し、腐葉土か堆肥を2割ほど混ぜて用土とします。穴に半分だけ土を戻して、苗を置いて、隙間に用土を入れていって最後にしっかりと水をやって完成です。
管理場所・日当たり
日当たりのいい場所で管理してください。直射日光でも大丈夫です。暑さと直射日光には負けません。若干寒さに弱いので、冬は根本にワラや腐葉土を敷いて
マルチングをするといいです。管理人の住む広島の平地なら戸外で問題なく越冬しているので、関東南部以西であれば問題はないです。
葉っぱが尖っているので、人が通る場所に植えると非常に危険です。子供が通るような場所には植えないでください。そう考えると植える場所はかなり限られます。
病気・害虫
ほとんど見られない。水はけが悪いと
根腐れすることがたまにあります。
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リュウゼツラン科