サンセベリアの育て方
目次
サンセベリアとは?種類・仲間水やり肥料植えかえ管理場所・日当たり病気・害虫学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- サンセベリア
- 科名
- リュウゼツラン科
- 属名
- サンセベリア属
- 学名
- Sansevieria trifasciata ‘Laurentii’
- 別名
- 虎の尾・サンスベリア
- 水やり
- たまにやる程度
- 場所
- 冬は室内 夏は外
- 難易度
- 中級者向け
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サンセベリアとは?
サンセベリア(サンスベリア)は
リュウゼツラン科の
多肉植物。
育てるのが簡単!と言われて育ててみるのですが、枯らしてしまった…って人が多い植物です。昔は平べったい「サンセベリア・ローレンチー(Sansevieria trifasciata ‘Laurentii’)」がほとんどでしたが、現在は多種が流通しています。サンセベリアの自生地はコンゴ共和国やナイジェリアやソマリアなどで、治安が悪い地域から原種がもちだされ、その後、東南アジアで栽培されているため、情報がごちゃ混ぜになっていて、品種の名前は結構適当(他の植物でもよくあることだけどね)。
サンセベリアは性質が
サボテンに近い植物で、原産地では通年20度から30度で乾燥気候で生きています。日本の感覚で水をやると途端に腐って枯れてしまいます。水管理と温度がサンセベリア栽培の肝です。
サンセベリアはトラノオとも言われます。虎の尾という名前はその模様から来ています。ですが、
トラノオという名前はサンセベリア以外にもベロニカなど他の植物でも呼ばれるので、サンセベリアと呼んだ方が混乱が避けられます。
サンセベリアでも「トラ」の模様が入っていない種類もよく流通しています。
ホームセンターの人はサンセベリアの管理を理解しておらず、冬に水をやりがちで、それを買うと手の施しようもなく春までに枯れる。ホームセンターで購入するなら春から夏の生育シーズンに買う。葉っぱの隙間に水が溜まっていることもあるので、それも避ける。
冬のホームセンターのサンセベリアは結構な確率で腐ってる。時期がズレてて割引されているが
初心者は買わない方がいいよ。
タグにイージーケアって書いてあるけど、そこまでイージーじゃない。
希少な種は多肉専門店などで買う。大株で状態はいいが高いので、初心者はホームセンターの安いので管理のコツをつかんでから。
種子はほとんど流通しておらず、手に入れるなら輸入するか、自家受粉で作る。実生の生育は遅い。
最初に育て方のまとめ
●サンセベリアはリュウゼツラン科の多肉植物。
●水の加減が難しい。水をやりすぎて枯らすことが多い。
●変化が少ないので、何考えてるかわからず、意外と難しい。
●初心者は枯らす。
●冬は水を控える、もしくはやらない。
●春から秋に日に当てて水をやって
肥料をやるとニョキニョキ生育する。
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種類・仲間
一般的に流通しているのがサンセベリア・ローレンチー(Sansevieria trifasciata ‘Laurentii’)です。平べったい葉っぱで、虎のような模様が入っている種類です。このページで主に取り扱っている種類です。
水やり
成長する春~夏にかけては、土が乾いていたら水をやってください。
サンセベリアは暑いときでも水をやらなかったからと言って、よほどでない限り枯れることはありません。
高温時期に日光に当てていると、意外と水を欲しがります。生育する時期に水が不足すると生育が鈍くなります。なので、水が切れないようにしたいのですが、
サンセベリアが枯れる原因の一番のとにかく「水のやりすぎ」。
土が常時濡れていると根が腐って枯れてしまいます。とりあえずは乾燥気味に管理するのがコツ。ちなみに
水やりが多いとまずは徒長して暴れます。さらに多いと
根腐れします。
そもそもサンセベリアは葉っぱだけの状態でタンスに入れて越冬するくらいに乾燥に強い植物なので、大抵の人が思っているよりも乾燥に強いです。
●水が足りなくなってくると、葉っぱがシワシワになったり、コチコチに硬かった葉っぱが柔らかくなったり、葉っぱの状態が変化してきます。それから水をやっても充分復帰します。最初は土より葉っぱの様子を観察しながら、水やりの間隔を掴んでいくようにします。
●水をしばらくやっていなくて葉っぱが変化を起こしたら水不足の兆候、水を定期的にやっていて葉っぱや茎・根が変化を起こしたら根腐れ(水やりすぎ)だと考えるとわかりやすい。
●受け皿に溜まった水は捨ててください。
●水やりは株元にやる。じゃないと葉っぱの間に水が残って、それが腐って
病気になる。
冬越し 室内の5度~10度の場所で管理する場合
10月以降から、水やりを控え、11月以降3月までは水を一切やりません。冬の寒い時期は成長が止まっていて、水を吸い上げないので、水をやると、根が腐ってしまいます。寒い部屋で管理しているのに水をやると根が腐ってパタパタと倒れてしまいます。
冬越し 室内の暖かい場所で管理する場合
暖房の効いた暖かい場所で管理する場合は、水分の蒸発もありますし、暖房のために空気中の湿度が低く、水をやらないでいるとさすがのサンセベリアも枯れてしまいます。土の状態をよくみて、月に一回程度、土を濡らす程度の水をやってください。
夏は水と一緒に肥料をやるとにょきにょきと生育します。二週間に一回か三週間に一回程度、薄い液体肥料をやってください。サンセベリアにはサボテン用の肥料でも普通の肥料でもいいですが、薄めてください。
●生育するとうれしいのですが、成長しすぎて邪魔になるかもしれないので、状況をよく考えて肥料をやってください。
●肥料が無かったから枯れるということはありません。でも、冬越ししやすくなるためには、春から秋によく生育していたほうがいいです。
植えかえ
春から秋の高温時期に植え替えをします。理想は春。真夏は高温乾燥で危険。秋は植え替えのダメージを取り返す前に冬が来てしまう。でも、そこまで繊細なものじゃないので気にしないでも。
市販されているサボテンの土か
観葉植物の土で植え付けをします。
水はけがよく、肥料の入っていないものが好ましいです。
よほど長い間育てていなければ、植え替える必要はありませんが、夏にしっかりと日を当て、水をやると、根本からニョキニョキト新芽が出て来ますので、それを新しい鉢に植え替えて株わけします。
サンセベリアは
根詰まりをすると、葉っぱが細くなってきて、ギチギチになり、生育が衰えてきます。ひとまわり大きな鉢に植え替えるか、株分けして鉢を増やしてしまうかします。
鉢植えの場合は、現在の鉢より一回り大きな鉢か同じ大きさの鉢を用意します。極端に大きな鉢に植え替えると土の水が蒸発しきらず、冬に根腐れの原因になります。
植え替えをする10日前から水やりとストップしておきます。鉢から株を取り出し、古い土を三分の一ほど落としておきます。鉢底の穴を鉢底ネットで塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(
軽石)を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていきます。
植え替え後は一週間か二週間は水やりをしない。水をやると根腐れする。
●植え替えの時に根を切った場合は切り口を乾かしてから植え替えをする。風通しのよい日陰で数日。乾かさないでいると雑菌が入って根腐れしやすい。
●株元の
マルチングにバークチップは夏にキノコが生えがち。
もしも冬にうっかり水をやってしまって、倒れてしまったら、腐った部分を全て切って、日陰で切り口を乾燥させ、新しい土に差し込んでみてください。5月〜10月なら、うまくいくと根が出て復活します。土に挿すときは、サンセベリアの上下を間違えないようにしましょう。
●水をやりすぎて腐っていたら、そのまま乾燥を待つより、抜いて
挿木して仕立て直したほうがいいかも。蒸発する速度より腐って枯れる速度の方が早い。
●
鹿沼土単用(
赤玉土でもいいし、サボテン
用土でも)に挿木して、日陰で適当に水をやっていると1ヶ月から1ヶ月半で発根する。
春から秋にかけては出来るだけ、日光が当たる場所で管理します。真夏はあまりに直射日光が強いので
半日陰か日陰で管理します。冬は寒さに弱いので霜が降りる前に室内に取り込んで管理します。
サンセベリアは変化が少ないけども、ちゃんと成長しており、日光を浴びると色が濃くなり、株も増えます。ですが、日光が少なくてもスグには枯れません。春から秋は日に当てて、冬は室内の日光の差さないような場所で管理しても構いません。
●外に置くと
コガネムシが繁殖して、幼虫が根を食べる。株元に化粧砂でマルチングしておくと予防できる。
●一年中、日陰だと枯れなくても徒長する。
●葉っぱが曲がるのは日光不足。
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