サンセベリア・スタッキーの育て方
目次
サンセベリア・スタッキーの特徴は?水やり肥料植え付け・植えかえ管理場所・日当たり冬は室内へ病気・害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- サンセベリア・スタッキー
- 科名
- リュウゼツラン科
- 属名
- サンセベリア属
- 学名
- Sansebieria
- 水やり
- たまにやる程度
- 場所
- 日の当たる室内
- 難易度
- 初心者向け
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サンセベリア・スタッキーの特徴は?
サンセベリア・スタッキーという名前で流通していますが、いくつか複数の「スタッキーじゃない」品種…キリンドニカ、
バクラリス、カタナ、カナリクラタが「スタッキー」として流通しています。本物のサンセベリア・スタッキーは成長が異常に遅くて商品として流通できるようなものではありません。どうやら生産者が勘違いして育てているうちに広まってそのまま根付いたみたい。育て方は同じです。
サンセベリアのページを参考にしてもらってもいいです。
このページではスタッキーとして流通しているもの全般について書いています。
よく腐らせるけど、基本は頑健
頑健ではあるのですが、よく枯れたり、枯らさなくても、根元がグニャグニャになり、倒れてしまうことがあります。原因は「水のやり過ぎ」です。
サンスベリアは乾燥に強いのですが、水のやり過ぎによる
根腐れを起こしやすいので注意が必要です。
●非常に頑健ですので、
初心者向きの
観葉植物です。花屋さんや
ホームセンターで、根も無い切り分けられただけの野菜のような状態で販売されることがあります。
マイナスイオン?
マイナスイオンの放出量が通常の
サンセベリアの3倍と言われています。ただし「マイナスイオン」が人体に与える影響に関しては疑問視する専門家もいます。
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水やり
スタッキーは乾燥に強い植物なので、水は控えても、多少忘れても大丈夫です。土の表面が乾いて白くなってから水をやってください。水をやるときは鉢底から水が出るまでしっかりとやります。ただし、やたらと縦長の深い鉢に植えている場合に鉢底から水が出るくらいに水をやっていると根腐れすることがあるので、その場合は量を減らし、コップ二杯か三杯程度の
水やりをして様子を見て、ください。受け皿の水は捨ててください。
生育期(5月~9月)に日光を当て、水を与えると、ニョキニョキ成長しますし、根本から新芽が出てきます。
サンセベリアスタッキーは、通常のサンセベリア(トラノオ)より水やりの加減が難しいです。難しいといっても、控えめにすればOKです。
冬の水やりは?
冬はとにかく水を与えないで下さい。根が腐って、葉っぱが倒れてきます。10月に入ったら葉っぱがシワシワにならない限りは水はあげないでいいでしょう。シワがよっているようなら、コップ一杯か二杯の…土の表面が濡れるくらいに水をやります。
●ネットでよく問題になるのがこの記述です。花屋さんは「冬は水を一切あげない」というのですが、環境によっては冬でも水をやって方がいいこともあります。
●サンセベリアスタッキーを管理している所が暖房の効いた「暖かくて乾燥」した部屋なら、冬の間に一回か二回かは水をやらないと、乾燥で干からびてしまいます。
●リビングで管理している場合は、冬の間に1回か2回か水をやった方がいいでしょう。
●冬の水やりについては以下の
サンセベリアの冬の水やり(管理のコツ)、
冬の水やりと根腐れを見ておくと失敗が減ります。
肥料
生育期(5月〜9月)に一月に一回か二回、液体
肥料を与えます。春~夏に肥料を与えて株を大きくしておくと寒さにも強くなります。
植え付け・植えかえ
時期と頻度
生育期(5月〜9月)に植え替えをします。できれば5月に植え付け、その後の高温時期に植え替えのダメージを取り返すといいです。
数年に一回程度植え替えをするとよいです。
用土
水はけの良い土で植えないと根腐れします。
サボテン・多肉の土で植え替えをします。
植え替え
植え替えは難しくありません。
植え替える1週間前〜10日までから水やりをストップします。
古い鉢を外して、古い土を三分の一ほど適当に落として、新しい土で植え替えをします。サンセベリアは葉っぱを土に挿しているだけでも発根して株が増えるような頑健な植物ですから、多少乱暴に扱ったからといって枯れることはありません。
植え替え後に水はやらないで、2週間ほど日陰で管理し、水やりをせず養生させてから、日当たりに移動させて、水やりを再開させます。植え替え前・植え替え直後に水やりをすると、そのまま腐ってしまうことがありますのでやらないでください。
植え替えについては
ユーザー投稿…腐っているサンセベリア・ボンセレンシスの処置、
大きすぎる鉢でギックリ腰にも参考にしてください。
株分けについて
育てていると根元から小さなサンセベリアスタッキーが生えてきます。この小さな株を外して植え替えることでも株は増やせます。
もしも植え替え作業虫などに、ポキっと折れた場合、折れた口が乾くまで日陰で管理して、乾いたら土に挿していると発根して株が増やせます。発根まで時間は掛かりますが、難しくありません。
挿し木に水はやらないでください。腐ってしまいます。ただ、土に挿して、日陰で管理します。発根したら、水やりを再開して、日当たりに移動させます。
管理場所・日当たり
春~秋に掛けては、出来るだけ日に当ててください。戸外で日光に当てた方が生育がよくなり、色合いも良くなります。ただ、
強い直射日光に当たると葉焼けをすることがありますが、本来は直射日光には強い植物です。これは冬の間、直射日光を浴びていないために、耐性が落ちて直射日光で葉焼けを起こすだけです。徐々に慣れていきますが、それでも真夏の直射日光には葉焼けを起こすことがありますので注意してください。また、戸外で管理する場合は雨の当たらないところで管理してください。雨に当たると根腐れを起こします。
もしくは、年間を通じて室内の窓辺の日当たりで管理するのでもいいです。春から秋にしっかりと日光に当てて生育させていれば、冬の寒さにも強くなります。
●頑健な植物なので日陰で管理していても途端に枯れることはありませんが、徐々に葉の色がくすんでいき、やがて枯れます。ある程度は日光が必要です。
冬は室内へ
スタッキーの耐寒温度が10度で、霜に当たると枯れますので冬は室内で管理してください。水やりを控えると植物内の水分が減って、耐寒性が増しますので、冬の間は水を与えないことがコツです。水を控えれば5度位まで寒さに耐えられるようになります。
冬は寒さで活動をしていないのですが、日光に当てましょう。
室温が絶えず15度以上に保てるようであれば、生育期よりは控えなくてはいけませんが、水を与えても大丈夫です。
病気・害虫
カイガラムシなどが発生することもありますが、基本的に
害虫は見られない。それより日光不足、水やりなどの方が問題を起こしやすい。
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