観葉の大きすぎる鉢でギックリ腰に
目次
鉢の大きさについて大きな鉢に植えてギックリ腰対応策 鉢を大きくしない 軽い鉢で キャスターを 土に発泡スチロールを入れる 庭植えに 廃棄する勇気を関連記事スポンサーリンク
鉢の大きさについて
鉢が大きいと、植物は大きく育つ傾向があります。特に花屋さんなどで売られている花の多くは「見た目」と「花が咲くやすくなる」という理由から、小さな鉢に植えられています。これを大きな鉢に植え替えるだけで、急にイキイキと育ち始めます。
大きくしたいときは大きな鉢に植えてください。根の広がりに対応して株は大きく育ちます。そうしてどんどん大きな鉢に植え替えていくと、大変なことになります。
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大きな鉢に植えてギックリ腰
でも、いくら大きく育つからといっても、大きな鉢に入れると移動が大変です。特に
観葉植物を大きくて重い陶器の鉢に植え替えてしまうと、移動が大変で、腰が抜けます。観葉植物ではなくても、冬は室内に取り込まなくてはいけない植物も多いので、あまり大きな鉢に植え替えたせいで、ぎっくり腰になることも。ガーデニングで身体壊すなんてバカバカしいですから、そこはほどほどに。
鉢を動かすことは意外と多いです。環境が悪いときに移動させる程度ならば大した頻度ではないですが、「受け皿の水を捨てる」ことは非常に多いですし、大きな鉢では植え替えは重労働になってしまいます。
対応策
鉢を大きくしない
植え替えのときにできるだけ「同じ大きさの鉢に植え替える」ようにします。植物には根をいじってもいいものと、いじってはいけないものとあります。いじってもいいものは土を三分の一ほど落として同じ大きさの鉢に植え替えることは可能です。
植え替え・移動が簡単にできる大きさは「
8号鉢」くらいです。大きくするにしても8号で止めておくといいですよ。
同じ大きさの鉢に植え替えたんじゃ、意味がないような気がしますよね。でも植物には問題ありません。植物は根を伸ばすと地上部が成長するもので、土を落として新たな土を追加して植えれば、新しい土を入れた分だけ「根を伸ばすスペース」を確保できて、あらたな成長が始まります。
植物によっては「根をいじってはいけない」ものがあり、こういうものは「土を落としてはいけない」のですが、少量であれば大丈夫なこともありますし、大体は生育時期前であれば多少のダメージは取り返せます。そして「枯れてもいいから」と腹を括るのも大事。大事なのはあなたの健康なんですから。
●サイズダウンという方法もある。土を落として、一つ小さな鉢に植え替える。その際に地上部を刈り込んで根の負担を減らしましょう。
軽い鉢で
陶器や素焼きといった「重い」鉢を避けて、プラスチック・樹脂に切り替えます。鉢植えの重さのほとんどは土なのですが、それでもわざわざ重い鉢に植えれば、そりゃ大変です。プラスチックの見た目が嫌な人は樹脂性にします。ただし高価です。
キャスターを
ホームセンターなどに鉢植えを置く「キャスター付きの台」がありますので、これを鉢植えの下に入れておくと、移動が楽です。
土に発泡スチロールを入れる
観葉植物の植え替えをしたことがある人は知っているでしょうが、観葉植物の鉢植えの中には「発泡スチロール」が入っています。発泡スチロールは別にカサ増しのために入れているのではなく、
水はけと軽量化のためです。
なので植え替えのときに発泡スチロールを取り除かず、そのままもう一度入れて、植え替えをし、発泡スチロールが劣化して潰れているなら、発泡スチロールを追加した方がいいです。
庭植えに
庭があり、地植えで生育するのであれば庭植えにするという方法もあります。
廃棄する勇気を
植物より、あなたの健康が大事です。管理しきれない植物の鉢は定期的に廃棄することをオススメします。特に大きすぎるものは。植物って株分けで増え、もらって増え、買って増え、
種子から育ててみて増え、と際限なく増えていき、長期間育てると愛着が出て廃棄しづらくなるんですが、どこかで廃棄しないと、場所がなくなるだけならまだしも、ギックリ腰になったらガーデニングもできなくなります。
そこで定期的な廃棄…というか選別は大事な作業です。
断捨離とも言います。
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