スクテラリア・コスタリカーナの育て方
目次
スクテラリア・コスタリカーナとは?水やり肥料植えかえ管理場所・日当たり特徴・由来・伝承関連記事学名などの基礎データ
x最終更新- 植物名
- スクテラリア・コスタリカーナ
- 科名
- シソ科
- 属名
- スクテラリア属
- 学名
- Scutellaria costaricana
- 別名
- 女王の木
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 上級者向け
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スクテラリア・コスタリカーナとは?
スクテラリア・コスタリカナはコスタリカ・パナマが原産の
シソ科タツナミソウ属(
スクテラリア属)の
多年草。独特な派手な花が咲き、「女王の木」という別名があります。
夏の高温多湿・直射日光に弱く、冬の寒さに弱い。主に夏の高温多湿で枯れてしまいます。管理は難しい。花が派手なので
一年草と割り切って楽しむのがよい。
スクテラリアは長日植物といって、昼の時間が長いと花を咲かせやすくなります。花が咲くのは春と秋。夏は暑すぎて株が弱り、花が咲きません。
草丈40cm〜50cm
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水やり
土が乾いていたら水をしっかりとやります。水が不足してくると葉っぱの先が垂れ下がりますので、それを水切れのサインとして参考にしてください。
春から秋は生育する時期ですので、水が切れないようにします、水が切れると花が早く萎んでしまったり、極端に乾燥すれば当然枯れてしまいます。
肥料
生育する5月〜6月と9月〜10月に薄い液体
肥料を2週に一回やります。15度以下、30度以上では生育が止まるので、肥料はすぐに止めてください。
植えかえ
時期
越冬し、鉢の底から根がはみ出していたら、
根詰まりを疑って下さい。根詰まりならば植え替えをします。適期は5月から9月。この時期は花も咲いています。花が咲いている株は根を切らずに植え替えて下さい。花の寿命が縮まります。
用土
一般的な花と野菜の
培養土で植え付けます。もしくはこの培養土に
パーライトか川砂を1割足して
水はけをよくして植えるといいです。
鉢植え
現在より1号か2号大きな鉢に、土を崩さないで根をいじらないで、新しい土を追加して植え替えます。
新しい鉢の底の穴を鉢底ネットで塞ぎ、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に
用土を少し入れ、株を入れて、隙間に用土を入れていき、最後にしっかりと水をやって完成です。
管理場所・日当たり
そもそも、コスタリカーナは日本の高温多湿に弱く、また寒さに弱い植物です。よって夏に枯れるか、冬の寒さに枯れると考えてください。
日当たりを好むものの、30度以上の高温と真夏の直射日光に弱いことから、最初から
半日陰で管理するか、春と秋は日当たりへ、真夏は半日陰へと移動させるようにします。直射日光が強すぎると葉っぱが赤く焼けて丸まりカサカサになります。
冬越しについて
南米の植物ですが、高地の植物で生育温度は15度から25度という範囲を好みます。10度以上で越冬しますが、10度前後では落葉し、株が弱ります。春になると芽吹くのですが、花が咲く期間は短くなり、前年ほどには楽しめません。
温室でもない限りは一年草と割り切った方がいいかもしれません。温室があるなら10度以上、できれば15度以上を保って越冬させましょう。
ステラリアには種類がありまして、「ジャワニカ」「ベンテナティ」などは
暖地であれば戸外で越冬します。ただし花の形状は全く違います。詳細は
を参考にしてください。
特徴・由来・伝承
日本にも自生するタツナミソウの仲間ですが、タツナミソウとは花も葉っぱもぜんぜん違い、同じ属とは思えません。
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