環境が変わると葉が落ちる

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環境が変わると葉が落ちる

ベンジャミンアジアンタム…他の植物でもそうなのですが、風向き、温度、湿度などが変わったら、葉っぱがポロポロと落ちます。このページで環境の変化による落葉を中心にし、その他の落葉の原因についてまとめています。
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環境への適応

環境が変われば、合わせて変化しようとするのが植物です。少々の変化がなんとも無いものも多く有りますが――特に観葉植物では置き場所を替えただけで葉っぱがポロポロと落ちてしまうことがあります。まずはあわてずに、そのままにしておきます。というのも、また置き場所を替えれば、更に葉っぱが落ちるからです。

環境が変わったら、翌日にでもポロポロと落ち始めれば、すぐに分かろう物なのですが、数日後(例えですからね)にやってくると、不意打ちを食らったような気分になります。それでもあわてずに今までどおりに世話をします。

やっちゃいけないこと

「あぁ!理由は分からないけど肥料をやろう!」と液肥などをやる人がいますが、時期によってはその肥料が命取りです。また落葉したからといってあわてて、土が乾いても居ないのに水をやると、これまた時期によっては命取りです。とにかくあわてない……

でもちょっと考えてみる

一口に落葉といっても、環境の変化が原因とは限りません。もしも環境の変化ではなくて他に決定的な問題があったら、どうしよう……そういう不安についてもチェックしてみましょう。

クーラー・暖房の風が当たっていませんか?

環境が変わると葉が落ちる:クーラー・暖房の風が当たっていませんか?
冷暖房の風は極端に乾燥しています。これが直にあたっていると、どんな植物でも…人間だってカサカサになりますよね…枯れてしまいます。サボテンでも枯れます。直撃を避け、空気の乾燥は霧吹きで葉っぱに水をかけて給水するといいです。

これは車で植物を運ぶとき(例えばプレゼントの胡蝶蘭を持参するときなど)も、冷暖房の風に気をつけてください。蘭類は30分でも当たればしおれてしまいます。

寒い・暑い・湿度について

園芸植物として流通している植物は、大抵は外国の植物で、日本の夏は亜熱帯並み、冬は亜寒帯並みの寒暖差があり、特に夏の高温には耐えられても多湿で蒸れて枯れるということは多いです。

植物としては、環境が合っていないと落葉して、負担を減らしておいて、環境が変化するのを待つというのは、「健康的な反応」ではあります。なので合った気候になるまで、持てば回復します。

夏の場合は、風通しの良い半日陰や日陰に移動させ、冬はダンボールで保温したり、家庭用温室で管理しましょう。
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日照不足

観葉植物は室内で育てるもの……と思っている人が多いですが、観葉植物の多くは熱帯のジャングルで育つもので、うっそうと茂って日光が少ないとはいえ、完全な室内で蛍光灯だけで育つということはありません。

日光が少ないと徒長してひょろ長く伸びますし、生育不良から水の吸い上げが鈍くなり根腐れも多くなります。観葉ならば直射日光を避けますがあくまで窓があって日光が入る場所です。他の植物は解説ページをよく読んで参考にしてください。

水のやりすぎ

仕事場・リビングに植物の鉢を置いているとついつい水をやってしまいます。でも水やりはどの植物も「土が乾いたら」。日々のルーティンワークの中に水やりを組み込むと大抵は「根腐れ」します。すると落葉することがあるので水やりについて、もう一度考えてみましょう。

できれば、土壌水分計で土中の水分量を計測してから水やりをするようにすると失敗げ減ります。
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