庭木が枯れたかどうかの確認する方法は?
目次
枯れたかどうか、分からない 最初に簡単にまとめ枝を切り詰めてみるどこまで切っても枯れ木だったら その植物を良く調べる 枯れたことが不幸とは限らない 余計な話だけど伐採するなら…関連記事スポンサーリンク
枯れたかどうか、分からない
植物がどうやら枯れた場合、草なら葉っぱが茶色くなってダメになっていたら、人は「あぁ枯れたのだな」と思うのですが、樹木は葉っぱが落ちても「枝」が地上部に残っているので、本当に枯れたのか、単に弱っているだけなのか、単に葉っぱが落ちる時期なのか分かりません。それに寒さで落葉するのは生理現象ですからね。
落葉する時期と枯れたタイミングが重なるともう分かりません。そこでちょっとしたコツです。
最初に簡単にまとめ
●枝の先から切っていく。枝の芯が生ならまだ枯れてはいない。
●芯まで枯れているなら、さらに切り詰めていく。
●どこかで生が出てきたら、その部分は枯れていない。
●生きているなら回復する可能性はある。
●原因を再考して、対処する。
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枝を切り詰めてみる
枯れたと思われる枝を先から切り詰めてみて、切り口を見てみます。切り口の断面に「青い生っぽい」部分があれば、その枝は生きています。何か原因があって落葉したようですが、別に枯死しているわけではありません。まだ復活の可能性はあります。
でも、枝の中心部分まで茶色く枯れているならば、その部分は枯死しています。まだ枝先のチェックなので完全に枯死しているか分かりませんので、そのまま幹へと切り詰めてみましょう。そのうち「生っぽい切り口」が出てきましたか? それならやはり生きていますので、原因を再考して、対応を考えましょう。もちろん単に落葉しているだけかもしれません。ならば、そのうち新芽が出るかもしれません。
●樹木はダメージがあっても、それが症状として出るまではタイムラグがあります。例えば夏場の水切れで株にダメージがあっても、それが表面化するのは10月とか。そんなだから思い返しても原因が全然わからない。
●樹木の場合は、一部分が枯れて、一部分が生きているということがあります。その生きている部分があれば、復活することもある。日当たりが原因だったり、蒸れ、
根腐れ、
害虫、植え付けにミスった…理由はいろいろあります。原因を取り除けば回復するかもしれません。
●植え付けのミスはよくある。植え付けのときに水としっかりと馴染ませていないと、根が土になじまず、植え付けてしばらくすると枯れ始める。樹木は植え付けのときに「水ぎめ」した方が根付きやすい。
どこまで切っても枯れ木だったら
その植物を良く調べる
その植物は冬に地上部が枯死するものではないですか??そういうものは根が生きていれば春になるとまた芽吹きます。もう一度調べてみてください。
枯れたことが不幸とは限らない
水やりか日照か対処が悪かったか、時期が悪いのか……枯れてしまったものは仕方がありません。パっと切り替えていきましょう。悲しいことなのですが、実は一番ツライのは「枯れていないけど、原因が分からない」というやつです(これが全く珍しくない)。対処も出来ないけど、引っこ抜くことも出来ない――それよりは気が楽です。
それでも原因を推測して、枯れなさそうな植物にもう一度チャレンジです。一発で上手くいくことなんてありませんからね。
余計な話だけど
日本は夏は高温多湿、冬は厳寒という寒暖差が激しい土地です。大抵の土地は、暑いなら一年中暑い。寒いなら割とずっと寒いんですね。日本は夏は亜熱帯並、冬は亜寒帯並みの変な土地です。外国の植物の大抵は日本では繁茂しにくいものです。繁茂しにくいから帰化しないで済むんですけど。だから、枯れるのはある程度は「しょうがない」と考えてください。あなたの精神的な健康のために。
伐採するなら…
枯れた木を放置すると朽ちて倒木することがあります。自力で伐採できる大きさならいいのですが、樹高3m以上、幹の直径20cm以上くらいから業者に依頼して伐採もらいましょう。この大きさから自力では伐採も処分もかなり大変です。
樹高と幹の太さと、伐採作業をするスペースがあるかどうか、木の近くに電線・電柱・家屋があるかどうか?などで、伐採の料金はかなり変わります。人手がかかることですからね。
知人の話では…枯れ木ではないですが樹高4mの桜の木で25000円〜40000円、樹高20mの巨木はクレーンなどの機材や人手がかかり、100万円かかったそうです。
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