カトレアの各部分の名前

まとめ
●花はセパル・リップ・ペタル・カラムで出来ている。
●花以外の場所は葉・水をためるバルブ・バルブをつなぐほふく茎、根です。
●バルブは新しいものをリードバルブ。古いバルブをバックバルブと言う。
●花はセパル・リップ・ペタル・カラムで出来ている。
●花以外の場所は葉・水をためるバルブ・バルブをつなぐほふく茎、根です。
●バルブは新しいものをリードバルブ。古いバルブをバックバルブと言う。
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花の部分の名前

セパル萼片(ガクヘン)
花びらの外側にある部分。花びらではないです。上のものを上萼片、左右斜め下に出ているものを下萼片と呼びます。
リップ唇弁(シベン)
花びらの一部。花の中央。このリップ部分は花の中でも色合いや形状が違う。カトレアはこのリップの奥にある蕊柱(ズイチュウ)で受粉して種子を作るのですが、受粉をするのが虫です。そこで蕊柱に虫を誘導する役割を担っているのがリップです。だからリップは花のほかの部分と色が違っていたり、形が違っているわけです。
喉(のど)
リップの中央の変色している部分を喉(のど)と呼びます。
ペタル花弁
一般的な花びらのこと。
カラム蕊柱(ズイチュウ)
蕊柱は雄ずいと雌ずいが融合したもの。雄ずいは一般的には「おしべ」のことで、雌ずいは「めしべ」のこと。ここには花粉塊と呼ばれる花粉の塊がついていて、その奥には粘々した粘液がついた雌ずいがあります。ここを虫が通過することで受粉します。
花以外の部分の名前

葉
カトレアの葉っぱは分厚いものがほとんどです。分厚いのは葉っぱに水をためているためです。葉っぱで光合成をしますので、葉っぱ病気になったり、葉焼けするなどして傷んでしまうと、光合成できなくなり株が弱ります。葉っぱは大事な器官です。
シース花鞘
カトレアの蕾を包んでいるもの。シースが見られて、その中か蕾が出てくる。シースは種類によっては無くて、蕾がいきなり出てくるものもある。
バルブ偽鱗茎
新芽が伸びて、その伸びた後にできるのがバルブです。バルブは種類によって形状は多少違っていても膨らんでいます。バルブには水と栄養が蓄えられていて、元気な株はバルブが元気に張っています。バルブがしぼんでシワシワになっていると、水分不足です。
●リードバルブは、一番新しいバルブのこと。
●リードバルブ以外のバルブは「バックバルブ」と言います。
●リードバルブ以外のバルブは「バックバルブ」と言います。
ほふく茎
バルブとバルブをつなぐ茎のことです。ここから根が出ています。
根
水と肥料を吸い上げる部分。水が多いと黒く変色して腐ってしまいます。古い根は白いですが、新しい根は赤か緑で透明感のある色をしています。このときに触れると根の生育が止まります。指で触らないようにしてください。