カトレアの病害虫の一覧まとめ

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目次

  1. カトレアの病害虫の一覧まとめ
  2. ウィルス病
  3. 病気
  4. 害虫
  5. SNSボタン・関連記事

カトレアの病害虫の一覧まとめ

カトレアの病害虫の一覧まとめ
文章の修正ここではカトレアの病害虫をまとめています。カトレアの病害虫の中でも問題になるのはやっぱりウィルス病で、感染すると治療ができません。カトレア栽培の詳細は以下のページを参考にしてください。
カトレア
ラン科Cattleya
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ウィルス病

文章の修正ウィルスが原因の病気でカトレア栽培では第一に考え、普段から予防をする必要がある。感染すると確実に発症してしまいます。ウィルスの種類によって症状が違いますが、葉っぱには不規則な斑点が出たり、筋が出たりして、徐々に株が弱り、最後には枯死します。花には斑点が出ます。花の終わり頃になるとペタル(花弁)やセパル(萼片)の脈に沿って茶色の斑点が並びます。

感染すると治療法はありません。薬剤も対処法もありませんので、症状が確認でき次第「破棄」します。簡単に他の健康な株に感染するので破棄しないとどんどん広がります。

シンビジューム・モザイク・ウイルスは壊疽病とも呼ばれるウィルス病です。葉っぱに線状の模様(条班)が出たり、輪っか状の模様(輪紋)が出て、株が弱ります。
オドントグロッサム・リングスポット・ウイルスは花が傷むことが特徴的なウィルス病。葉っぱに線状の模様(条班)が出たり、輪っか状の模様(輪紋)が出て、株が弱ります。
ウィルス病
病害虫植物への感染経路と種類と予防法のまとめ

予防(道具の消毒)

文章の修正治療は不可能なので予防するしかない。

予防の第一は作業するときの「ハサミ」や「カッター」を使用前にしっかりと消毒すること。感染した株を剪定などした道具を消毒せずに流用すると簡単に感染が広がります。カッター・ハサミ・ピンセットなどの消毒は、ガスで炙る方法か、リン酸三ナトリウム飽和水溶液(3%溶液)につける。

ガスで炙るとハサミは刃を傷めるが、手軽。家のガスコンロでもいいですし、ガスバーナーはホームセンターなどで売っています。

リン酸三ナトリウム飽和水溶液は数分以上浸す必要がある。リン酸三ナトリウム飽和水溶液は作業が多い人向け。一般家庭ではガスバーナーでいい。
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予防(害虫の駆除)

文章の修正ウィルスは別の植物が持っていて、それをアブラムシなどの虫が運んで感染するというケースもあるので、どれだけ予防しても感染するときは感染する。

害虫が発生するとウィルス病にも感染しやすいので、害虫を見つけ次第、捕殺薬殺をすることで予防ができます。カトレアは狭い温室で複数株を栽培することが多いので、虫が発生するとババっと全てに感染することが多いので、普段から虫を駆除するだけでなく、株の選別をしておいた方がいいです。

予防(感染経路)

文章の修正根からも感染する。同じバケツの同じ水で腰水をするなどすると、株が感染する。水やりをして、鉢の底から流れ出た水が、根に当たっただけでも感染する。

また、感染した株の葉っぱが触れるだけで感染しますし、感染した株に触れたあなたの手で消毒せずに、別の株に触れると感染します。これは作業ごとに清潔な手袋を付け替えて清潔に保ちます。
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判断と廃棄

文章の修正感染したら廃棄しなくといけません。でないと他の株にまで感染が広がります。では、どんな症状が出たら「感染した」と判断するべきなんでしょうか?

ウィルス病の症状についてネットで検索して出てきた画像が「答え」ということはなく、症状は種類によって違い、同じ種類のウィルスでも変異が多くて早いため、判断は難しく、株の個体によって症状が違い、環境にも左右されます。なので「感染したかどうか?」は素人には判断しにくいです。不可能と言ってもいいです。感染した!と思っていたけど違うということもあります。

もしも同じ品種の株がたくさんあって、廃棄が惜しくないなら、さっさと廃棄しましょう。どうしても簡単には廃棄できない株が残ります。

その上でまずは、疑わしい株を感染したと仮定して他の場所に「隔離」します。隔離して他の株に広がるのを防ぎます。その上で栽培を継続して様子を見ます。ラン類のウィルス病の検査キットというのもありますが、結構お金がかかります。

隔離してで徐々に弱るようなら、あきらめて廃棄します。感染していないようなら復帰させます。厄介なのはウィルス病は感染してもなかなか枯れないのですよ。なんなら栽培の継続もできなくもないくらいの感じで生育ができる。これはウィルスにとっても感染した株がすぐに枯れると自分達(ウィルスのこと)も生きていけないために、弱毒化する性質があるからです。でも、他の株に感染するのでダメですよ。

それもどこかで心の整理をつけて廃棄します。廃棄するときも感染した株に触れた後に別の健康な株に触れないように気をつけます。
以上です。

病気

炭そ病

文章の修正コレトトリカムというカビが原因。最初は褐色の斑点が出て、それが黒いポツポツに大きくなって黒く変色して枯れ込んできます。早めに病気の部分を消毒したナイフなどで切除し、ベンレート水和剤 2000 倍液を10日おきに2回散布します。

灰色かび病

文章の修正花に斑点が出来、病状が進むと灰色のカビが見られます。原因はボトリチスというカビ。20度前後で湿度が90%以上の状態で風通しが悪いと発生する。除湿機で湿度を下げれば予防できます。症状部分は切除。ベンレート水和剤2000 倍液などを散布します。

疫病

文章の修正フィトフトラというカビが原因。長雨にさらされることで発症する。室内で管理している限りはならない。雨に当てないことで予防できます。消毒したナイフなどで病気部分を切除します。バルブの根元まで病気になっていたらもう廃棄するしかありません。

腐敗病(萎ちょう病)

文章の修正フザリウムというカビが原因。根から侵入し、しなびます。水苔に菌が住んでいるので、水苔を別の株に利用しないようにしてください。ベンレート水和剤1000倍液に10 分間ほど浸して、清潔な新しい鉢と清潔な新しい水苔で植え替えます。

軟腐病

文章の修正細菌が入り込み、腐ります。黒く変色して枯れます。臭い匂いがすることと、病気の進行が非常に早いのが特徴。放置していると病気がバルブや根まで進行して枯れます。病気部分はヌルヌルしてきます。新芽が黒く変色します。病気が発生したら、消毒したナイフなどで病気部分を切除してください。
予防法としては定期的に植え替えをして清潔な植え込み材(水苔など)にすること、Zボルドーなどの銅水和剤もしくはキノンドー水和剤の 500 倍液を月に2回ほど散布します。
●蕾の一つが発症したら、早めに病気部分を切除。早くしないと広がります。

害虫

カイガラムシ

文章の修正株の根元などや葉っぱの裏に白い小さな虫が見られたらカイガラムシです。カイガラムシは動きません。バルブの薄皮の内側に隠れていることもありますので、よく観察してください。カイガラムシはカトレアの汁を吸って株を弱らせます。見つけたら布でこすって落とし、薬剤を散布します。カイガラムシの成虫は薬剤が効きませんが、幼虫には効きますので、何度も散布してください。

発生したらジメトエート、スミチオン乳剤か水和剤、スプラサイド乳剤、カルホス乳剤などの 1000 倍液を1週間おきに2、3回散布します。
●風通しを良くして、霧吹きで水をやることである程度予防できます。
●糞がスス病を起こす。

カイガラムシ
病害虫生態・防除・対応の薬剤のまとめ

アブラムシ

文章の修正アブラムシはメス一匹で子供が産めるので、一気に数が増えます。見つけ次第、スミチオン乳剤などの殺虫剤を散布します。広めに散布してください。アブラムシはウィルス病を媒介したり、糞がスス病を起こします。とにかく悪いやつなのですぐに駆除しましょう。
アブラムシ
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ナメクジ

文章の修正葉っぱを食べます。移動後にヌラヌラとした後を残すので、犯人がすぐわかります。湿度が高いと寄って来やすいので、風通しを良くすることで予防ができます。見つけ次第捕殺しますが、活動は「夜」なので、なかなか出会えません。そこでビールトラップや誘引剤で殺します。
ナメクジ
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